Mission Driven Brand

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ブランディングの戦略家が【ブランド戦略の全て】を解説するブログ

ブランディングコンサルタントが【ブランディングの基本と全て】を解説

ブランディングコンサルタントが【ブランディングの基本と全て】を解説

このブログに辿り着いたあなたは、自社のビジネスに「ブランディング」や「ブランド戦略」を取り入れたいと考えていることだろう。

しかし一方で「ブランディング」は捉えどころがなく、なかなか一歩を踏み出せていないのではないだろうか?

「ブランディング」の重要性が叫ばれて久しいが、未だその方法論はおろか、定義すら曖昧な状況だ。このような状況の中、ある時は広告代理店のストラテジストとして、あるときは、外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、k_birdは幾度となく、クライアントの実務担当者が悪戦苦闘する姿を見てきた。

残念ながら「ブランディング」は高度に抽象的な概念であるため、本質を理解しないまま実行に移そうとすると、的を射ない小手先の手法を延々と繰り出すことになる。結果、やみくもに予算を消化したまま、成果が出ない事態に陥る。

そのような事態を1件でも減らしたい。そう思ったのが、この「ブランドコンサルティングブログ」を立ち上げた理由だ。

様々な市場が成熟化し、デジタル化が進んでいる現在、クライアントのマーケティング担当者は例外なく暗中模索を繰り返している。

しばしば訪れる膠着状態。必ず直面する二律背反。「これだ!」という自信が持てる打ち手が見出せない閉塞状態。例えば、以下のような状況だ。

  • WEBマーケティングでCTRやCVRが頭打ち。CPAは下がるどころか、少しずつ上昇傾向ですらある。
  • PDCAを回し、矢継ぎ早に新商品を繰り出してもすぐに競合に追い付かれ、差別化ができない。商品開発サイクルは更に早まり、自転車操業状態になっている。
  • 差別化が難しくなった結果、価格競争に陥ってしまい、売っても売っても利益が出ない。
  • 「これからはブランディングが必要だ」とわかってはいるが、概念が抽象的過ぎて、どう周囲に説明していいかわからない。結果、チームがまとまらない。具体的な打ち手も見出せない。

上記に当てはまるようなら、ぜひこのブランディング解説ブログの主旨と共に、記事中で紹介する各記事をチェックしてみて欲しい。k_birdが経験してきた「広告代理店」と「外資系コンサルティングファーム」での「生の知見」が、必ずあなたのブランディングの一助にはるはずだ。

ブランディングを学びたい方へ。このブログから書籍化した「ブランディングの教科書」

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ここで僭越ながら、拙著「ブランディングの教科書」を紹介させていただこう。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。

ブランディングにおける広告代理店と外資系コンサルティングファーム

なぜ「広告代理店」と「外資系コンサルティングファーム」のハイブリッドキャリアが、あなたの一助になるのだろうか?

k_birdは「外側からの見た目」を変えようとする広告代理店と「内側からの変革」に軸足を置いて「ブランディング」を支援する外資系コンサルティングファームの両方でキャリアを築いてきた。いわば、ハイブリッドキャリアだ。

このハイブリッドキャリアを通して、k_birdには見えてきたことがある。

「ブランディング」となると、クライアントを支援する代表的なプレイヤーは「広告代理店」か「コンサルティング会社」の2つとなるだろう。しかし残念ながら「双方ともに一長一短である」というのが、両方の内側を経験した上での見解だ。

では、どこが一長一短なのだろうか?

広告代理店の「ブランディング」とは?

広告代理店の得意技は「人のココロを揺さぶる」ことだ。優秀なクリエイティブディレクターが中心となり、時に「あっ」と言わせるキャンペーンを繰り出す。あなたが日々テレビCMや広告に触れる中で、理屈抜きに「面白い!」と感じたものも少なくないはずだ。

しかし一方で「人のココロを動かす演出」に重きを置くあまり、再現性のないキャンペーンとなることもしばしばだ。つまり「瞬間風速の賑やかし」で終わってしまうのだ。

それでモノが売れるならまだいいが、広告キャンペーンだけが「面白い!」と一人歩きし、肝心の「モノが売れない」という状況にも出くわす。

「話題のCMのタレントは覚えているけど、商品名はなんだっけ?」あなたも、一消費者として、そのような経験をしたことがないだろうか?

どのようなビジネスも、再現性を伴って初めてクライアントの競争力になる。

特に「ブランディング」は高度に抽象性が高いため、再現性の背景となるロジックの見極めは、ブランディングの一貫性や統一性を守り、中長期的に発展していくために致命的に重要な要素となる。

残念ながら広告代理店の場合、しばしばこの「再現性の背景となるロジック」がおろそかになるケースが散見されるのだ。

外資系コンサルティングファームの「ブランディング」とは?

 一方で、外資系コンサルティングファームの得意技は「ロジカルシンキング」だ

k_birdも経験したが、ファームにジョインするとすぐに、相当過酷な「ロジカルシンキング」の研修が行われる。来る日も来る日も「ロジカルに考える」ことを訓練させられ、もはや「研修」というより「洗脳」に近い。入社時のこの研修中に早々と退職者が出るくらい過酷なものだ。

さらにプロジェクトにジョインしてからも「ロジカルシンキング漬け」は継続する。
徹夜で作った20数枚の資料も、論理的筋道が通っていなければ「プアーだ。」の一言で片づけられる。ミーティングの時も、つい「感覚」で発言しようものなら、次からミーティングに呼ばれなくなる。

「ビジネスの再現性」という意味では、確かに秀でている。しかし一方で、こと「ブランディング」や「マーケティング」の場合、その対象となるのは、必ずしもロジカルに考えてくれる保証のない「生活者」であり「潜在顧客」だ。

人間は時に、矛盾することを言ったり、嘘もつく。曖昧なイメージで物事をとらえてはいるものの、言語化できないこともある。しかし、当の本人から見れば「曖昧なイメージ」が致命的に大切だったりもする。

「ブランディング」や「マーケティング」は、会計や財務、システム構築とは異なり、必ずしもロジカルに考えてくれない「人間」を相手にする。

人間を相手にする以上、どのようなロジックも、消費者データも、その向こう側には1人1人の「生身の人間」がいて、その「生身の人間」の「想い」や「生活」を見通せなくてはならない。

その時に必要なのは、人間に対する「洞察力」や「共感能力」だ。

k_birdの経験からすると、外資系コンサルティングファームは「ロジカルであること」を重視するがあまり「洞察能力」や「共感能力」をおざなりにする傾向が見られる。

結果、論理を積み上げ、筋道は通っているものの「ココロが揺さぶられない」ブランディングの提言となり、いつしかクライアントの引き出しの中にしまわれて終わることになる。

このブログが目指すもの:WEB上のブランドコンサルティング

このブログは「ブランディング」のできない、わからない、を解決していくブログだ。

冒頭でも触れた通り「ブランディング」は高度に抽象的な概念を扱う。「ブランドアイデンティティ」「ブランドロイヤリティ」「ブランドエクイティ」…。直感的には理解しづらい言葉が居並ぶ。

そこで、このブログでは広告代理店と外資系コンサルティングファームのハイブリッドキャリアを活かしながら、

  • 「直感的な腹落ち感 × 論理的な納得性」

の両方を兼ね備えたブランディングの解説を目指す。いわば「WEB上のブランドコンサルティング」だ。

「直感的な腹落ち感」があれば、抽象的だった「ブランディング」も、ぐっと身近に感じられるはずだ。そして、ブランディングに関する難しい定義や用語を持ち出さなくても、チームや上司、あるいは部下に対して「ブランディング」について容易に共有できるようになる。結果、チームとしてのブランディングの取り組みは加速していくはずだ。

一方で「論理的な納得性」があれば「なぜ、ブランディングはビジネスに貢献するのか?」「どう、ブランディングはビジネスに貢献するのか?」など、ブランディングの背景にある「論理」がチームで共有できるようになる。そうすれば「ブランディング」の必要性や重要性、あるいは解釈がチーム内で共有できるようになり、一貫性が保たれたブランディングが実行できるようになる。

ぜひ、このブログとともに「強いブランド創り」への道を歩んでほしい。

 

このブランドコンサルティングブログが提供する内容

 このブログが予定しているコンテンツは以下の通りだ。

ブランディングの解体新書

ブランディング解体新書

何度か述べている通り「ブランディング」の最大の壁は、その高度な「抽象性」だ。人は、具体的にイメージできないものは、作り上げることができない。抽象的な概念は、そのまま放置していても、実行に移せないのだ。

「ブランディングの解体新書」では「直感的な腹落ち感 × 論理的な納得性」を目指しながら、様々な角度から「ブランディング」を解説する。

「ブランディングの解体新書」を一通り読めば、あなたはブランディングについて理解できているだけでなく、周囲に説明できるレベルの理解度になっているはずだ。

ブランド戦略関連の解説記事
  1. ブランドとは|ブランドの意味をわかりやすく解説
  2. ブランディングとは|種類・構成要素・メカニズムと効果を解説
  3. ブランディング事例|11の成功事例から学ぶブランド戦略の成功要因
  4. ブランド構築とは|ブランド価値の構成要素とブランド構築方法
  5. ブランド戦略とは何か|ブランド戦略の10個のメリットと効果
  6. ブランド提供価値とは【ブランド力を高める】10個の提供価値と成功事例
  7. ブランドマーケティングとは|マーケティングとの7つの違いを解説
  8. ブランドアイデンティティとは|強いブランドを創るBI構築法
  9. ブランドパーソナリティとは|ブランドの個性がもたらす5つの効果
  10. ブランドエクイティの意味とは|ブランドエクイティの構成要素と成功事例
  11. 知覚品質とは|知覚品質と知覚価値を高める21の具体手法
  12. ブランド連想とは|ブランド連想の意味と重要性を【データ】で解説
  13. ブランドロイヤリティとは|8つのロイヤルティ向上手法と評価指標
  14. VI(ビジュアルアイデンティティ)|ブランドデザインの効果と事例
  15. ブランドエクスペリエンスとは|ブランド体験デザインに必須の8要素
  16. リブランディングとは|戦略的なリブランディング手法と事例を解説
  17. ブランドマネージャーとは|ブランドマネージャー制度の利点と欠点
  18. ブランド戦略の失敗例|ブランディングが失敗しやすい落とし穴
 ブランドマネジメント関連の記事
  1. ブランドマネジメントとは|ブランドマネジメントに必須の9要素
  2. ブランドポートフォリオとは|ブランド体系とポートフォリオ戦略
  3. コーポレートブランディングとは|企業ブランディングの進め方と全手順
  4. BtoBブランディングとは|B2B企業のブランディング手法と成功事例
  5. ブランド拡張とは|ブランド拡張の方法と成功要因
外部環境分析関連の解説記事
  1. PEST分析とは|PESTの意味と戦略に活かす全手順
  2. ファイブフォース分析とは|5フォース分析の事例と分析手順
  3. 3C分析とは|市場分析・競合分析・自社分析の例と戦略手順
ブランドマーケティング関連の解説記事
  1. ブランドマーケティングとは|マーケティングとの7つの違いで全て解説 
  2. セグメンテーション|セグメンテーションの例と市場細分化手法
  3. ターゲティングとは|戦略的なターゲット設定の方法と成功事例
  4. ペルソナ設定とは|ブランド戦略を成果に導くペルソナ設定方法
  5. インサイトとは|消費者インサイトの意味と見抜く方法
  6. ポジショニング戦略とは|ブランドポジショニングの手法と例
  7. マーケティングミックスとは|4P・7P・4Cの意味と構成要素
  8. 価格戦略とは|価格設定の方法と価格マネジメントのやり方
  9. プロダクトライフサイクル|製品ライフサイクルの例と戦略に活かす方法

ブランド戦略を学びたい方へ。このブログから書籍化した「ブランディングの教科書」

あなたをブランドにする思考法

あなたをブランドにする思考法

例えビジネスの知識が理解できたとしても、それらの知識を「知恵」に変える思考能力がなければ、その成果はおぼつかない。

もしあなたが「ブランディング」の知識を理解できたら、次は「思考能力」を高めるステップだ。特にこれまでWEBマーケティングでCPAを追いかけていた人や、広告で瞬間的な販促を目指してきた人など「戦術」に偏った物の見方や考え方をしがちな方に、よく読み込んでほしいコンテンツだ。

「思考力」を身につけることができれば、あなたが見ている世界は格段に広がるはずだ。そして「思考力」は「根性論」ではなく「方法論」で身につけることができる。

ぜひ、このコンテンツで「多面的なものの見方」や「論理的なものの見方」を身につけ、あなたのビジネスに役立ててほしい。

  1. 仕事ができる人に変わる16のビジネスマインドセット
  2. 読書の仕方|思考力・考える力を鍛える正しい読書の仕方
  3. 観察力とは|周りを見る力の重要性と観察眼を鍛える全手順
  4. 本質を見抜く力とは|本質を見抜く力を鍛える方法と全手順
  5. 思考法一覧|ビジネスに必須のビジネス思考力【10種類】を解説
  6. 思考力とは|論理的思考力と多面思考力を高める頭の使い方の手順
  7. ロジカルシンキング|論理的な思考法とフレームワークの活用法
  8. 演繹的思考と帰納的思考|演繹法と帰納法の具体例と論理展開
  9. ロジックツリーとは|ロジックツリーの作り方と具体例
  10. ピラミッドストラクチャーとは|ピラミッド構造の作り方を図解解説
  11. 構造化とは|構造化の意味と【5つの構造化思考】を徹底解説
  12. イシューとは|イシューの例とイシュードリブン思考の鍛え方
  13. 仮説の立て方とは|仮説を立てる【仮説構築力】を身につける方法
  14. クリティカルシンキング|ロジカルシンキングとの違いと思考法
  15. ラテラルシンキングとは|ラテラル思考の思考法と成功事例
  16. コンテクストとは|コンテクストの例とビジネスに活かす思考法
  17. 多角的な視点とは|多角的に考える力を養う22個の習慣
  18. 視野を広げる|視野を広くする12個のコツとトレーニング方法
  19. 視座とは|視座の意味とあなたの視座を養う5つの方法
  20. 創造力とは|「フツーの人」が創造力を養う5つの方法
  21. 概念化とは|概念化の意味と【概念化能力の鍛え方】を解説
  22. アナロジーとは|アナロジーの意味とアナロジー思考のトレーニング法

思考力を身につけたい方へ。このブログから書籍化した「推論の技術」

お知らせ
拙著「推論の技術」を「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」の【ビジネス実務部門】にノミネートいただきました。ぜひ、応援と投票をお願いします→こちら

あなたをブランドにするビジネススキル

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どんなに知識を蓄えたとしても、思考能力がなければ自分オリジナルの知恵に変えることができない。そして、どんなに多くの知恵を生み出せたとしても、行動に落とせなければ成果にはつながらない。

「思考」は自分一人で完結する知的作業だが、あなたが組織人である以上「行動」に落とそうとすると多くの人たちを巻き込むことになる。その時に必要となるのが「ビジネススキル」だ。

「ビジネススキル」を身につけることができれば、あなたは多くの仲間を巻き込み、より大きな成果を出せるようになる。

ぜひ、以下のコンテンツで様々なビジネススキルを身につけ、実践に役立ててほしい。

  1. 目的と目標の違いとは|目的と目標の意味の違いと設定理由
  2. コンセプトとは|コンセプトの例とコンセプトの作り方の手順
  3. 問題解決とは|問題解決手法と【問題解決の全プロセス】を解説
  4. PDCAとは|PDCAサイクルを効果的に回す方法と手順
  5. KPIとは|KPIの設定方法とKPI・KGIの指標例を図解で解説
  6. リーダーシップとは|リーダーシップの種類とフレームワーク
  7. 分析とは?|分析の意味と【分析力を鍛える】9個の方法を解説
  8. ビジネスコミュニケーションに必須の3つの能力と5つのスキル
  9. 段取り力をつける|仕事の段取りの組む8つの手順と進め方
  10. 会議の進め方|無駄が多い会議を効率化する10個の方法

仕事の生産性を高めたい方へ。 このブログから書籍化した超効率ハック」

お知らせ
2021年1月28日(木)に「Schoo」で、拙著「超効率ハック」を解説することになりました。ぜひ、お時間があれば当日無料こちら

あなたをブランドにするビジネス読書法

あなたをブランドにするビジネス読書法

突然の質問で恐縮だが「最もコスパが良い投資とは何か?」と問われたとき、あなたはどう答えるだろうか?

k_birdなら、以下のように答えるだろう。

最もコスパが良い投資とは、自分の「思考の範囲」を広げ
「知恵を生み出す思考能力」を身につけるための読書である。

「思考の範囲」とはわかりずらいかもしれないが、人は「自分が考えられる思考の範囲内」が自分の行動の限界になる。

よく「視野が広い」とか「器が大きい」などの表現を見聞きするが、それらも結局は思考の範囲の広さに起因するものだ。

そして、ビジネス読書を通して「思考の範囲」を広げるために、ぜひ意識したいのは以下の5点だ。

  1. 視野の広さ:
    ビジネス本の著者とあなたとでは「視野の広さ」が異なるかもしれない。「視野の広さの違い」を意識しながら読めば、そのビジネス本はあなたの思考の範囲を広げてくれる。
  2. 視座の高さ:
    そのビジネス本の著者は、どのような視座で筆を進めたのだろうか?経営的な視座なのか?現場目線なのか?あるいは広範な社会的な視座なのか?市場内競争の視座なのか?
    よく「鳥の目」「蟻の目」というが、時に同じ物事を見ていても、視座の違いで結論は変わることがある。
    「視座の違い」を意識してビジネス本を読むこともまた、あなたの思考の範囲を広げてくれることになるはずだ。
  3. 視点の角度:
    同じ「マーケティング」や「ブランディング」を語るにしても、その文脈は「経営者の視点」「実務家の視点」「コンサルタントの視点」「クリエイターの視点」で大きく異なるはずだ。
    どんなに抽象的な概念も、視点を多く持てばその輪郭はクリアになっていく。さらに「視点の多さ」はあなたの思考を柔軟にし、時に大きなブレイクスルーやリスク回避の助けとなる。
    「視点の違い」を意識してビジネス本を読むことも、あなたの思考の範囲を広げて、知恵を生み出すための競争力につながるはずだ。
  4. 時の流れ:
    物事には、必ず「過去」「現在」「未来」という時の流れがあり、時の流れを経て変わっていくものと変わらないものが存在する。
    ビジネス本の中で著者が展開している主張は、果たして時を経ても変わらない本質なのか?それとも今の時流に沿ったトレンドなのか?あるいは構造変化の兆候を暗示しているのか?
    「時の流れ」を意識しながらビジネス本を読むことができれば、あなたは「長期的な視点」と「短期的な視点」、そしてその2つの因果関係に気づけるようになる。その結果あなたが手に入れることができるのは「先を読む力」だ。
  5. 思考の深さ:
    そのビジネス本は、どのような思考プロセスを辿って、重要な本質に迫っているのか?
    物事の本質とは、その分野において最も重要な事柄であり、抽象化されている分、応用範囲が広い事柄でもある。そして重要なのは、その著者なりに迫った本質を「パクッて、いただく」ことではなく、その本質に迫るまでの思考プロセスをあなたなりにトレースし、思考を巡らせてみることだ。
    どのような結論も、そこに至るまでにはプロセスが存在する。そしてそのプロセスに対して思考を巡らせ、あなたなりの知恵に変えることができれば、あなたは知恵を生み出す上で再現性の高いプロセスを手に入れたことになる。

以下の記事では「あなたをブランドにする読書法」と題して、各分野ごとにあなたの血肉となりえるビジネス書籍を紹介している。ぜひ、一読してもらえれば幸いだ。

15のビジネス分野別おすすめ書籍100冊
  1. ビジネス本100冊|15のビジネス分野別おすすめビジネス書
ブランディング関連のおすすめ書籍の紹介記事
  1. ブランディング本|分野別おすすめ書籍21冊
  2. 企業ブランディング本|おすすめ書籍4冊
  3. ブランディングデザイン本|おすすめ書籍6冊
マーケティング関連のおすすめ書籍の紹介記事
  1. マーケティング本|分野別おすすめ書籍45冊
  2. BtoBマーケティング本|おすすめ書籍6冊
  3. マーケティングリサーチ本|おすすめ書籍9冊
  4. 消費者インサイトの本|おすすめ書籍7冊
思考力関連のおすすめ書籍の紹介記事
  1. マインドセットの本|マインドセットを変えるおすすめ書籍4冊
  2. 考える力の本|思考力をつける【思考法別】おすすめ書籍19冊
  3. ロジカルシンキング本|論理的思考を学ぶ目的別おすすめ書籍16冊
  4. 仮説思考の本|仮説の立て方を学ぶおすすめ書籍6冊
  5. アイデア・発想力の本|発想力・アイデアを鍛えるおすすめ書籍16冊
ビジネススキル関連のおすすめ書籍の紹介記事
  1. 外資コンサルの本|コンサルタントから学ぶ【分野別】おすすめ書籍30冊
  2. 戦略の本|戦略を学ぶ【目的別】おすすめ書籍21冊
  3. ビジネスモデルの本|ビジネスモデルが学べるおすすめ書籍10冊
  4. 企画の本|企画力を鍛える【分野別】おすすめ書籍9冊
  5. 問題解決の本|問題解決が学べる分野別おすすめ書籍22冊
  6. KPIの本|KPIの設定方法やKPI指標を学ぶおすすめ書籍6冊
  7. リーダーシップの本【分野別】おすすめ書籍13冊
  8. マネジメントの本|マネジメント【目的別】おすすめ書籍19冊
  9. 分析の本|データ分析や統計分析を学ぶ【目的別】おすすめ書籍13冊
  10. ファシリテーションの本【目的別】おすすめ書籍9冊
  11. 仕事術の本|仕事を効率化する【分野別】おすすめ書籍18冊
  12. 段取りの本|段取り力が向上する【目的別】おすすめ書籍14冊
  13. 時間術の本|時間を効率化する【分野別】おすすめ書籍12冊 
  14. 資料作成の本|プレゼン資料の作り方【分野別】おすすめ書籍12冊
  15. 伝え方の本|説明の仕方を学ぶ【分野別】おすすめ書籍7冊

ブランディングのフレームワーク図鑑

ブランディングのフレームワーク図鑑

あなたは日々、業務を通して様々な情報を整理し、資料にまとめているはずだ。「ブランディング」に関しても、やはり情報収集は必要不可欠な業務となる。

しかしありがちなのは、なんの仮説もないまま絨毯爆撃的に情報収集を行った結果、情報収集に大半の時間を使ってしまったり、情報の洪水に溺れてしまったり、単に情報が羅列されただけの、わかりにくい資料をまとめてしまったりすることだ。

情報収集そのものは必要不可欠な業務だが、情報そのものは価値を生まない。情報を「知識」や「知恵」に変換できて初めて、情報収集は価値を持つ。

「ブランディングのフレームワーク図鑑」では、情報収集の労力を最小限に抑えながら、価値ある示唆を生み出すフレームワークと、その利用法を紹介する。

マーケティングリサーチの設計図

マーケティングリサーチの設計図

人間は、見えないものは管理できない。ブランディングを推進し、PDCAを回していく上で、ブランドの状態を見える化するマーケティングリサーチは必須のスキルとなる。

「マーケティングリサーチの設計図」では、マーケティングリサーチの進め方はもちろん「データの読み方」「分析の仕方」についても充実した解説を加える。

単なる数値の羅列も、見る角度や背景の理解度によって、読み取れる意味合いは劇的に変わる。マーケティングリサーチスキルを身に付けることによって、リサーチデータに対して、単なる「数値が高い」「数値が低い」以上の示唆を発見できるようになるはずだ。

ブランドコミュニケーションの道具箱

ブランドコミュニケーションの道具箱

「自信のある優れた商品なのに、知名度が低くて売れない」。あなたはそんな悩みを持っていないだろうか?

生活者にとってみれば、知らないブランドはこの世に存在しないのと等しい。そして当然のことながら、知らないブランドは欲しがれない。

「ブランドコミュニケーションの道具箱」では、知名度向上はもちろん、ブランドイメージの向上やセールスに貢献する、様々なブランドコミュニケーションの方法論を紹介する。数多くの方法論を知ることで、あなたは目的に応じたベストなブランディングを実現できるようになるはずだ。

販売促進の手法カタログ

販売促進の手法カタログ

モノやサービスをセールスしていく上で、販促はブランディングと並んで重要なテーマとなる。

ブランディングが長期的に「指名買い」を創りあげていくための戦略だとしたら、「販促」はその場での衝動買い最大化を促すための「戦術」だ。

「販促」というと、メーカーが行う店頭での販促キャンペーンを思い浮かべがちだが「衝動買いを促す」という目的に照らせば、「ダイレクトマーケティング」や、WEBマーケティング業界で言われる「獲得型広告」もここに含まれる。

「販売促進の全カタログ」では、目的に応じた販促手法を紹介する。様々な手法を知っておけば、あなたが販促プランを立案する際の選択肢は、飛躍的に増えるはずだ。

 

このブログから書籍化した本3冊

既刊|ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」

ここで僭越ながら、拙著「ブランディングの教科書」を紹介させていただこう。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。

新刊|「仕事の質と生産性を上げる57の方法」を徹底解説

拙著「超効率ハック」は、仕事の生産性向上を目的に「時間・段取り・コミュニケーション・資料作成・会議・学び・思考・発想」という8つのジャンルのライフハック術を網羅的にカバーしている書籍だ。

ただし、類書の「ライフハック本」と大きく異なる点は「EXCELの関数を覚える」「ショートカットキーを使い倒す」などの小手先のテクニックではなく、その大元にある「頭のスイッチの切り替え方」を解説している点だ。

どんなに時短テクニックを駆使して処理スピードを上げたとしても、その作業自体が必要のない作業だったとしたら意味がない。しなくてもいいことを効率的に行うことほど、無駄なことはない。

この場合、必要なのは「作業の処理スピードを速める力」ではなく「不必要な作業を見極め、周囲を納得させる力」だ。

本書は、このような「頭のスイッチの切り替え方」を8ジャンル57項目に分けて、具体的な処方箋を交えながら紹介している。

おかげさまでSchooやlifehacker等で紹介いただき、Amazon Kindleの「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を頂いている。Amazonレビューでも、

  • 「どのライフハック本と比べても異色であり、学べることが多かった」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もしあなたが「仕事術をマスターしたい」「仕事の生産性を劇的に高めたい」と感じているのなら、ぜひ一読してみて欲しい。

既刊|「シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

このブログをお読みのあなたなら、すでに仮説思考の重要性はご存じのはずだ。しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考のメリットは説くものの、肝心の「仮説思考のマスターの仕方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせているものが多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説している。よって、その手順通りに推論を重ねれば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

誤解を恐れずに言えば、あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

おかげさまで、本書は「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただき、NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただいた。Amazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴しており、増刷(四刷)を重ねている。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

最後に:k_birdの想い

冒頭で触れた通り、広告代理店時代も、外資系コンサルティングファーム時代も、なかなか「ブランディング」に踏み出せていないクライアントを多く見てきた。

踏み出せていたとしても、「ブランディング」が抽象的な概念であるため、本質を理解しないまま的を得ない小手先の手法を繰り出してしまい、結果、思うような成果を出せていないクライアントにも、多く出会ってきた。

日本の企業は、ブランディングが下手だ、とよく言われる。モノ創りは得意だが、コト創りが下手なため、結果、思うように売れず、モノ創り自体も停滞してしまう。家電業界やスマートフォン業界などが、その典型だ。

この状況を、何とか変えられないか?そう思ったのが、このブログを立ち上げた理由だ。

k-birdは、広告業界の片隅で働くブランディングコンサルタントだ。個人でできることの限界も、理解している。

しかし「ブランディング」は、始めは単なる商品にすぎなかったものを、ユーザーから愛される「ブランド」に変えていく取り組みだ。そして、ユーザーから愛されるブランドを生み出した企業の従業員は、そんな自社や、自分達に対して誇りを持てるようになるだろう。

ビジネス的に言えば、ブランディングに成功した商品はロングセラーとなり、安定的なキャッシュフローを生み出す。安定的なキャッシュフローは、投資家や借入金融機関にも、満足をもたらすはずだ。

ブランディングは、多くのステークホルダーの間にWin-Winを生み出す。それはすなわち、私たちが暮らしている社会にWinを広げていくこととイコールだ。

これが、k_birdがブランディングという考え方を気に入っている理由であり、ブログのタイトルをMission Driven Brandとした理由だ。

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかるブランディングの解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

k_birdがブログを更新した際には、あなたに通知が届くはずだ。