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プロジェクトマネジメントの本|プロジェクト管理おすすめ書籍6冊

マネジメントの本|マネジメント目的別おすすめ書籍24冊|あなたをブランドにする読書法

このページに辿り着いたあなたなら、プロジェクトマネージャーあるいはプロジェクトリーダーとして「プロジェクトマネジメントの本」を探していることだろう。

筆者はこれまで、外資系コンサルティングファームと広告代理店でキャリアを積んできたが、その大半がプロジェクワークだったといっても過言ではない。

外資系コンサルティングファームの場合、課題解決の幅が広いためどれ一つとして同じ課題のプロジェクトはなく、その都度、アプローチやタスク、役割分担などをゼロベースで考え、遂行していかなければならない。

一方で広告代理店の場合は、似たような課題のプロジェクトを扱うことは多いが、参画メンバーが営業担当者・戦略プランナー・クリエイター・デジタル担当者など多岐にわたるため、いわば「違う宗教の人たち」をいかに一つの方向にまとめるか?がプロジェクトの成否をわけることになる。

今回はそんな環境で働いてきた筆者がおすすめできる「プロジェクトマネジメントの本」を紹介しよう。どれも本ブログの筆者であるk_birdが、日々「プロジェクトマネジメント」と格闘するなかで「ぜひ読むべき」という結論に至ったプロジェクトマネジメントの書籍だ。

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

プロジェクトマネジメントの本を紹介する前に、拙著「推論の技術」を紹介させていただこう。

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴している。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

それでは、ここからはおすすめマネジメント本を紹介していこう。1年で発刊されるビジネス書は、5,000冊を越えると言われる。しかし、その中で時代を越えて通用する書籍は、そう多くはない。そのような中で選定したマネジメント本は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるプロジェクトマネジメントの良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考能力を鍛える」ことに役立っているプロジェクトマネジメント関連書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せるプロジェクトマネジメント本。
  4. 主に管理職向けに書かれた、実践的なおすすめプロジェクトマネジメント本

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-1:
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座

ビジネスで成果を生むには、多くの関係者の協力が必要不可欠だ。あなたの企業でも、様々な部門を横断するプロジェクト型の業務は多いはずだ。

本書は、プロジェクトマネジメントの初心者向けに、基本となる知識と技術を紹介した書籍だ。

本書の著者は、多数のプロジェクト現場の実行支援を経験しており「プロジェクト憲章」や「WBS」など、普段なら聞きなれないプロジェクトマネジメント用語なども丁寧に解説してくれている。

もし、初めてプロジェクトマネージャーを経験することになったのなら、本書はプロジェクトのイロハを理解する上で、おすすめ書籍となるはずだ。

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-2:
外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

本書は、リーダーシップ開発で世界をリードするのヘイグループに所属するコンサルタントが、プロジェクトを成功させる「勘所」を解説した書籍だ。

「チームメンバーのやる気が低いときは?」「関係者の利害調整は?」など、プロジェクト「あるある」に関して、著者なりの勘所を紹介してくれている。

変化が求められている今、ルーティン業務を滞りなく進めるだけでなく、部門横断型プロジェクトを推進するスキルの重要性は高まっている。

ぜひ、マーカーを片手に読み込んでほしいビジネス書だ。

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-3:
「ゴール仮説」から始める問題解決アプローチ

ゴール仮説がないプロジェクトは、次第にプロジェクトメンバーの足並みが乱れ、プロセスの品質が下がり、進捗遅れが生じてしまうのはプロジェクトの「あるある」だ。

本書は、仮説思考をプロジェクトや業務に活かす方法を解説した書籍だ。いざ、プロジェクトや業務で仮説思考を活かそうとしても、

  • 実際に仮説思考をプロジェクトの流れの中でどう生かしていくか?
  • どこにポイントがあり、何が大切なのか?

にとまどうことが多い。そのような状況の中、本書は筆者の実践経験からまとめ上げたアプローチやポイント、あるいは陥りがちな罠を体系立てて解説してくれている。

もしあなたが「仮説思考」を身につけるだけでなく「プロジェクトで活かしたい」と考えるなら、本書は必読の書籍だ。

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-4:
プロジェクトリーダーの教科書

本書は、アクセンチュア・PwC・IBMで13年間に渡りプロジェクトのトラブルリカバリーに従事してきたコンサルタントが執筆した書籍だ。

本書が秀逸な点は「プロジェクト=必ず問題が起こるもの」と捉え、プロジェクトの12のステップごとに、プロジェクトリーダーに必要なマインドセットやスキルセット、アクションを解説してくれている点だ。

プロジェクトとは、極論すれば人と人との営みである以上、極めて泥臭い取り組みだ。しかし本書はそこから逃げず、具体的かつ実践的なノウハウがまとめられている。

もしあなたが本書を一読すれば「プロジェクトのどこに落とし穴があって」「どのような心構えで対峙すればスムースに進むのか?」が手に取るようにわかるはずだ。

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-5:
抵抗勢力との向き合い方

プロジェクトといえば、つい目的やゴール、あるいはタスクなど「プロジェクトの中身」に目が向きがちだ。

しかし、プロジェクトを成功に導くためには、もう一つ重要な要素が存在する。それは「プロジェクトの機運」だ。

プロジェクトに関わった人のモチベーションが高く、かつ組織が一体となって使命感に燃えているようであればプロジェクトの成功確率は高くなるが、一方で「他人事」「様子見」あるいは「抵抗」が生じると、プロジェクトの機運は急速に失速する。

本書は、プロジェクト失速の原因となる「抵抗勢力」に焦点をあて「いかに抵抗勢力と向き合うか?」を解説した書籍だ。

本書は「プロジェクトの局面ごとによく現れる抵抗の例」「まずい対処の仕方」「良い対処の仕方」などを、体系的に、かつ実例を交えて解説している。

実は、抵抗する側にも、理屈はある。

そんな理屈をあらかじめ知っておけば、あなたはプロジェクトの機運を失速させるリスクを事前につむことができるはずだ。

もしあなたがプロジェクトマネジメントに対して「中身のマネジメント」だけでなく「機運のマネジメント」も適切に行いたいなら、本書は必読だ。

プロジェクトマネジメント本おすすめ書籍-6:
“プロジェクト会議"成功の技法 チームづくりから意思疎通・ファシリテーション・トラブル解決まで

プロジェクトがうまく進んでいないとき、最も発生確率が高いのが「停滞会議」だ。

「停滞会議」では「プロジェクトが上手く進んでいない」「停滞している」という情報が会議の出発点となり、喧々諤々の議論が交わされる。

しかし、ややもすれば状況が改善するどころかさらに悪化してしまい、また新たな会議が必要になる…という負の無限ループに陥ってしまう。

本書は、そんな「停滞会議」から抜け出し「プロジェクト関係者を前向きにさせる会議」を解説した書籍だ。

本書の秀逸な点は、プロジェクトで起きがちな「生々しい人間模様」を丁寧にひも解きながら、あるべきプロジェクト会議の手法やフレームワークを惜しみなく提供してくれる点だ。

もしあなたが「プロジェクト」という人間同士の共同作業を意味あるものにしていきたいなら、その核となる「会議」に着目した本書は、一読に値するはずだ。

このブログから書籍化した本4冊

8ジャンル57個の仕事術を1冊に凝縮

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プロジェクトマネジメントはもちろん、あらゆる仕事は効率化や生産性が求められる時代だ。しかし、いざ「生産性の高い仕事の仕方」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術
など多分野に渡り、全てをマスターしようとすると最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggi、リクナビNEXTジャーナルなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「部下の仕事の生産性を上げたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

「知識の”運用能力"」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうはずだ。

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

この記事の冒頭でも紹介したが、再度こちらでも紹介させていただこう。

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴している。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」

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本書は、筆者の専門である「ブランディング」について解説した書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。

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終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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