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【視野を広げる】狭い視野を広げる12個の思考習慣を徹底解説

視野・視座・視点を広げる|新たな側面に気づく二項対立思考術

この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「自分の視野を広げたい」「視野の狭さを直したい」と考えていることだろう。あるいは「視野が狭い部下を指導したい」と考えているのかもしれない。

巷には「ロジカルシンキング」の本が溢れ、ロジカルシンキング研修も活況を呈している。

しかし「視野の広さ」は「ロジカルシンキング」とは全く別の能力だ。

一般に、ロジカルシンキングは「前提を置き」→「推論を働かせ」→「結論に至る」という筋道を辿る。しかしロジカルシンキングは「推論の働かせ方」は教えてくれても「前提の置き方」は教えてくれない。

逆を言えば「前提の置き方」次第で「推論の働かせ方」が変わり、結果「結論」も変わってしまうのがロジカルシンキングだ。

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ロジカルシンキングは、前提の置き方次第では、いかようにでも結論が変わる。しかしこれを逆手に取れば「前提の置き方次第で、ロジカルシンキングでは辿り着けない新たな可能性を切り拓くことができる」ともいえる。

そして「新たな可能性を切り拓く」上で欠かすことができないのが「視野を広げる」能力だ。

よく「イノベーションとは、常識を覆し、新たな常識を創り出すことである」といわれるが「視野を広げる力」はあなたの「常識(=置いている前提)」を覆し、新たなアイデアやイノベーションを生む源となる。

今回は、新たなアイデアやイノベーションを生む源泉である「視野の広さ」について解説する。また、合わせて「視野」を広げる上で有効な12個の「思考習慣」を紹介する。

「視野の広さ」は、あなたが見ている世界の広さとイコールだ。そして人は、自分が見えている範囲でしか、考え、行動することができない。

もしあなたが「視野を広げたい」と考えているのなら、今回の記事を「視野を広げるためのチェックリスト」として活用いただきたい。そうすれば「あなたが見る景色」は格段に広がるはずだ。

 

視野とは?視野の意味を定義する

あなたは、周囲や上司から、

  • 長期的な観点で物事を考えろ
  • 全体を押さえてから物事を考えろ

と諭されたことはないだろうか?もしあるとすれば、それは物事を見る「視野の広さ」に起因する問題だ。

「視野」とは、物事を見たり考えたりする「範囲」のことを指す。

「視野」とは何か

物事を見たり考えたりする「範囲」

重要なので繰り返すが「視野の広さ」は、あなたが見ている世界の広さとイコールだ。だとすれば、視野の広さはあなたが物事を考える上での前提となる。

下の図でいえば「赤い円の大きさ」が「視野の広さ」であり「前提」だ。

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例えあなたがどんなにロジカルシンキングに長けていたとしても、ロジカルシンキングの前提となる「視野」が狭ければ、あなたの論理的思考能力は幅が狭いものとなり、宝の持ち腐れとなることがおわかりいただけるはずだ。

視野が狭いとは?:視野が狭いことのデメリット

視野が狭いことのデメリットは、社会人として、ひいては人間としての幅が大きく狭まってしまうことだ。

「井の中の蛙大海を知らず」という諺にもある通り、狭い視野に囚われたままでは論理や発想の幅が狭くなり「前提の違い」に起因する「新たな可能性」に気づくことは難しくなる。

また狭い世界の個別の事象に振り回され「全体の傾向」や「長期的な傾向」に基づいた大局的な物の見方ができなくなり、目先の「枝葉の変化」に一喜一憂し疲弊してしまうことにもなる。

また、視野が狭いと「自分に見えている範囲」「自分が考えられる範囲」でしか物事を考えられないため「自分が見えている範囲外」「自分が考えられる範囲外」に想像が至らず、思い込みや偏見の温床となる。

よく人間の度量に対して「器が大きい」「器が小さい」などと表現することがあるが、視野が狭いと「器が小さい」人間になりがちだ。これは、あなたがリーダーや管理職を目指す上で、大きなデメリットになる。

視野が広いとは?:視野が広いことのメリット

一方で、視野を広げるコツを身につけ、視野を広げる習慣を身につけるができれば、今までにない物事への気付きや「枝葉の変化」の奥底に流れる「本質的な変化」を見抜くことも可能になる。

ビジネスは、常に有限なリソースの中で選択と集中を繰り返す。その際には、何を選択し、何に集中するかの決断を迫られる。その際には、

  • 全体像を把握し
  • 全体と部分の関係を理解し
  • 中長期的な競争力強化のために何を優先すべきか

を考えなければならない。もし、あなたが視野を広げることができれば、些末な事情を脇に置き、全体の傾向を見抜いた上でビジョンや戦略、あるいは方針を決定することができるようになるはずだ。

更には、あなたが視野を広げることができれば、アナロジーを駆使し自分の成長を加速することができるようになる。

アナロジーとは「既存の情報や経験」を「他の情報や経験」に視野を広げて応用することを指すが、もしあなたがアナロジーを駆使することができるようになれば、あらゆる物事を異なる分野に応用して学びの対象にすると同時に、アウトプットの対象にすることができるようになる。

アナロジー思考が弱い人は「法則を導き出す習慣」や「異なる分野に応用する習慣」がないため「これはこれ、あれはあれ」とすべての情報や経験を別々に考えてしまう。そのためまったく応用が利かなくなるが、もしあなたが視野を広げ、アナロジーを駆使することができれば、自身で得た学びを他分野に応用することで、成長の速度を数倍にすることも可能になるはずだ。

視野を広げる:狭い視野を広くする12個の思考習慣

視野を広げることの重要性が理解できたところで、ここからはあなたの視野を広げる思考習慣を二項対立形式で紹介していこう。

あえて二項対立としている理由は以下の2点だ。

  • 二項対立とすることで、あなたが見逃している「もう片方の着眼点」への気づきを促し、あなたの視野を広げるため。
  • 二項対立とすることで、背反する2つの着眼点を高いレベルで両立させる思考を促すため。

冒頭でも触れた通り、物事は「前提の置き方」次第で別の可能性を見出すことができる。ぜひこの思考習慣リストを活用することで、自分が無意識に置いている「視野の広さ・狭さ」に気づき、新しい世界を切り拓くきっかけにしてほしい。

視野を広げる思考習慣-1:「全体」と「部分」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の1つ目は「全体」と「部分」を考える思考習慣だ。

「部分」は組み合わせると「全体」になる。そして「全体」を分解すると「部分」で構成されていることがわかる。

「全体」と「部分」は、あなたの視野を広げる上で習慣にして欲しい着眼点だ。

例えば「エステ業界」で考えてみよう。エステ業界関係者からすれば「エステ業界」が「全体」となる。しかし近年では「家庭用美顔器」「家庭用スチーマー」などの美容家電が普及しており、エステ業界を侵食し始めている。

もし、あるエステ企業が「エステ業界=全体」と捉え、エステ業界の動向だけをモニターしていては「美容家電」というエステ業界を越えたライバルの台頭に気付けないことになる。

一方で、もし全体を「美容業界」として再定義することができれば「エステ業界」は「美容業界」の「部分」として捉えることができるようになる。その結果、美容家電業界の動向も注視できるようになるはずだ。

もしあなたが自分の視野を広げたいなら「自分が捉えている全体は、本当に全体なのか?」「もし部分だと仮定すれば、全体とは何か?」を考える習慣をつけよう。

視野を広げる思考習慣-2:「独立」と「関係」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の2つ目は「独立」と「関係」を考える思考習慣だ。

物事は、独立して存在しえない。物事には、必ず「対象物」と「周辺との関係」という2つの側面が存在する。

人は物事を捉える際に「対象物」のみを捉え「周辺との関係」を見逃しがちだ。しかし物事は「対象物の変化」だけでなく「周辺との関係の変化」によって大きく動いていくことがある。

だとすれば、物事を「対象物」として独立して考えるだけでなく、視野を広げて「周辺との関係」という側面でも捉えてみよう。そうすれば、物事同士には、

  • 相関関係
  • 因果関係
  • 包含関係
  • 補完関係
  • 相乗関係
  • 依存関係
  • 対立関係
  • 矛盾関係
  • 主従関係
  • 代替関係
  • 順序関係
  • 連鎖関係

など、様々な「関係」があることに気が付けるはずだ。

もしあなたが「対象物」だけでなく、視野を広げて「周辺との関係」にも目を向ければ、新たな発見を手に入れ、見える景色を広げてくれるはずだ。

視野を広げる思考習慣-3:「直接」と「間接」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の3つ目は「直接」と「間接」を考える思考習慣だ。

物事には「直接的に作用する事柄」と「間接的に作用する事柄」の2つの側面が存在する。

例えばマーケティングの世界でいえば「販売促進」は値引きや景品をつけることで直接的に販売につなげる取り組みだ。

一方で「ブランディング」は、直接的な販売には寄与しないが、長い時間をかけて知名度や好意度を上げていくことによって、間接的に販売に寄与させていく取り組みといえる。

「直接的な事柄」は目に見えてわかりやすいだけに、ついそこだけに着眼点を置きがちだ。しかし視野を広げて「間接的な事柄」にも目を向けてみよう。「間接的な事柄」は目に見えないだけに真似されにくく、うまくマネジメントすれば強い競争力になりえる。

視野を広げる思考習慣-4:「単独」と「組み合わせ」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の4つ目は「単独」と「組み合わせ」を考える思考習慣だ。

単独では素晴らしく思えても、組み合わせると大きくパフォーマンスが落ちるのは、よくあることだ。

例えば昔放映していたTV番組に「小学生クラス対抗30人31脚」という番組がある。小学生30人が片足ずつ紐で結び、30人で50メートル走のタイムを競う競技だ。

この競技は、1人の足の速い「スーパー小学生」がいても絶対に勝てない。なぜならこの競技の本質は「30人の組み合わせ」であり、そのタイムは「最も足の遅い小学生」に依存するからだ。

物事は、単独で捉えただけでは問題が解決しないことがある。もしあなたが「単独」ではなく「組み合わせ」まで視野を広げて考えることができれば、これまで光が当たらなかった「見えないボトルネック」が発見できるようになるはずだ。

視野を広げる思考習慣-5:「個別」と「グループ」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の5つ目は「個別」と「グループ」を考える思考習慣だ。

物事は、個別で認識するよりもグループで認識したほうが、新たな概念を発見しやすくなる。

例えば、あなたの配偶者や恋人のことを思い浮かべて欲しい。「あなたの配偶者」や「あなたの恋人」は個別性が高いことから、具体的な特徴に縛られ「限定したものの見方」に留まるはずだ。

しかし、もしあなたが「配偶者」や「恋人」をグループ化・概念化できれば、個別具体的な特徴に縛られることなく、様々な切り口で多面的に考えることができるようになる。

例えばあなたが男性なら、多くの場合「配偶者」や「恋人」は女性だろう。ここで「配偶者や恋人」を「女性」としてグループ化して捉えると「女性は男性と違い子供を産む」「女性は男性と同様に社会進出が進みつつある…」など、個別性に縛られず一般化した形で、様々な切り口を考えることができるようになる。

そうすれば「男性と女性には、生物学的な違いがある」「男性と女性には、ジェンダーとしての見方がある」など、新たな概念・切り口を発見しやすくなるはずだ。

このように、物事は「個別具体的」に見るだけでなく、視野を広げて「グループ」として捉えることで、これまで自覚的でなかった新たな概念に気づくことができる。

視野を広げる思考習慣-6:「前提」と「論理」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の6つ目は「前提」と「論理」を考える思考習慣だ。

ロジカルシンキングが普及してからというもの「論理の筋道が正しいかどうか?」を厳密に考える機運は大いに高まったといえる。

そして冒頭でも触れた通り、ロジカルシンキングは「前提」→「推論」→「結論」で構成されるが、ともすれば「推論」ばかりに焦点があてられ「前提」の部分がおざなりになりがちだ。

もしあなたが「ロジカルシンキング」から一歩抜け出したいなら、論理の筋道だけでなく「そもそもの前提」まで視野を広げて、疑ってかかる習慣をつけよう。もし、その「前提」を覆すことができれば、新たなイノベーションを生み出すきっかけとなるはずだ。

視野を広げる思考習慣-7:「規模」と「範囲」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の7つ目は「規模」と「範囲」を考える思考習慣だ。

製造業の世界では、生産規模が大きくなるほど単位コストが下がり、コスト競争力が増すといわれる。いわゆる「規模の経済」といわれる現象だ。

しかし「規模の経済」の前提は「生産した分だけ売れ続けること」であり、もし売れなければ在庫が溜まり、生産量は落ち、規模の経済は働かなくなる。

日本国内では、すでに人口は減少局面に移っており、企業努力とは無関係に消費人口は減っていく。つまり「規模の経済」は働きにくくなる。

よって、今後多くの企業で求められるのは、より広い視野で世の中を見渡す「範囲」の視点だ。

例えば自動車業界では、単に「たくさん車を売る」のは限界を迎えつつある。よって「リースやレンタル、シェアリングなどのビジネスに範囲を広げる」「都市全体のモビリティサービスに範囲を広げる」などが求められてくるだろう。

物事は、つい「規模」や「量」で捉えがちだが、視野を広げて「範囲」に目を向けてみよう。思わぬ地平が広がっているかもしれない。

視野を広げる思考習慣-8:「絶対」と「相対」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の8つ目は「絶対」と「相対」を考える思考習慣だ。

物事を絶対的に捉えるだけでは、判断を間違うことがある。

例えば、あなたが担当している商品を思い浮かべてみよう。仮に当初の計画通り、ブランドイメージスコアで最も高かった項目が「親しみやすさ」だったとしたら、どのような感想を持つだろうか?

「当初の計画通りだから」と言って喜ぶのは時期尚早だ。

なぜなら、あなたの競合ブランドの方が相対的にスコアが高かったら、あなたのブランドは後塵を喫していることになるからだ。

あるいは、あなたのブランドの見込み客が「親しみやすさ」を重視してなかったとすればどうだろうか?

物事は、絶対的な視点だけではその良し悪しを判断できない。もしあなたが正しい判断をしたいなら、視野を広げて相対的に「比べる」視点を取り入れよう。

視野を広げる思考習慣-9:「法則」と「例外」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の9つ目は「法則」と「例外」を考える思考習慣だ。

人は何らかの法則を見つけると、それに従いたくなる生き物だ。

例えば「広告量を増やせば売り上げが上がる」という法則を見つけたら「売り上げを上げるために広告量を増やそう」という結論になり「人口密度が高い地区に出店すれば、多くの来店客数が見込める」という法則を見つけたら「来店客数を確保するために、人口密度が高い地区に出店しよう」という結論になる。

法則は、先々のリスクを低減する上で重要な考え方だが、一方で視野を広げて「例外」に目を向けることで、新たな可能性を見出すことが可能になる。

例えば「広告費ゼロなのに売り上げを上げ続けている企業があるのはなぜか?」「人口密度が低い地区に出店しているのに来店客数が多い店が存在するのはなぜか?」など「例外」を起点にした問いは、これまで常識とされていた「法則」を打ち破るきっかけになる。

視野を広げる思考習慣-10:「コンテンツ」と「コンテキスト」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の10個目は「コンテンツ」と「コンテキスト」を考える思考習慣だ。

物事には「事実(=コンテンツ)」と「事実の裏側にある背景(=コンテキスト)」が存在する。

例えば、今あなたの目の前に椅子が置いてあると仮定しよう。「椅子という存在」そのものは事実であり「コンテンツ」だ。

しかし、もしあなたが「10キロのマラソンを終えて帰ってきたばかりである」という背景(=コンテキスト)が存在したら、あなたにとってその椅子は「疲れた体を癒してくれるありがたい存在」となるはずだ。

一方で、もしあなたが「引っ越し作業の真っ最中である」という背景(=コンテキスト)が存在したら、あなたにとってその椅子は「運び出さなきゃいけない面倒な存在」となる。

このように、例え同じ事実(=コンテンツ)でも「背景(=コンテキスト)」が変わることによって、コンテンツの意味合いが変わることがある。

もしあなたが「コンテンツ」から視野を広げ「コンテキスト」にも目を向けることができれば、事実そのものは変えられなくても「事実の裏側にある背景」を変えることで「事実の意味合い」を変えることができる。

視野を広げる思考習慣-11:「時点」と「推移」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の11個目は「時点」と「推移」を考える思考習慣だ。

物事を「その時点のみ」で捉えると、良し悪しの判断を間違うことがある。

例えば、仮に「今時点でのあなたの商品の市場シェアが40%」だとしたら、一般論として高いシェアといえるだろう。しかし「推移」に視野を広げた結果「ここ10年でシェアが下がり続けている」ことがわかったとしたら、大きな問題として認識するはずだ。

「いまこの時点でのスナップショット」だけでは「そのような状況に至った背景」を伺い知ることはできない。もしあなたが自分の視野を広げたいなら「今時点」だけでなく「そうなった推移」にも目を向けよう。

視野を広げる思考習慣-12:「現在」と「未来」を考える思考習慣

視野を広げる思考習慣の12個目は「現在」と「未来」を考える思考習慣だ。

現在を起点に未来を考えるということは「現状の延長線上に未来がある」と考えるのとイコールだ。

しかし変化が激しい現在においては、必ずしも現状の延長線上に未来があるとは限らない。「イノベーションのジレンマ」にもあるように「現在を起点に考える」こと自体が大きなリスクになりえる時代だ。

もしあなたが視野を広げ「未来から逆算して現在を考える」ことができれば、過去や現在に囚われない大胆な発想ができるようになる。

未来のあるべき姿を考え、その姿を実現する上で必要な条件を洗い出し、一つ一つ条件を満たしていけば「現状の延長線上」とは異なる未来を創り出すことができるはずだ。

 

視野・視座・視点を広げる本|おすすめ書籍5冊

締めくくりに、あなたにおすすめできる「視座・視野・視点を広げる本」を紹介しよう。選定した基準は下記の通りだ。以下のどれかに当てはまるものをピックアップした。

  • k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える本。
  • 実際に戦略立案実務や事例共有に役立っている関連書籍。
  • 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せる書籍。

もちろん、すべて「なぜ読むべきなのか?」という解説付きだ。

視野・視座・視点を広げる本おすすめ書籍-1:知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ

論理的思考には限界が存在する。それは推論を考える際の「切り口」の限界だ。

ロジカルシンキングを行う際には「ロジックツリー」というツールを多用する。

ロジックツリーは、目の前にある「問題現象」を要素分解することで根本課題を見抜いたり、あるいは「問題解決」の打ち手の選択肢を広げていくときに使われることが多い。

しかし「要素分解」も「選択肢の拡大」も、その「切り口」次第で結論は変わる。そうなると、いかに「筋のよい切り口」を見出せるかが重要なカギとなるが「筋のよい切り口」は論理では導き出せない。

本書は「多面的な視点」を持ち、複眼的に様々な切り口から物事を見る重要性を説いた書籍だ。

もしあなたがロジカルシンキングを越えて「多面的」「複眼的」に考える思考技術を手に入れたいなら、一読をおすすめする。

視野・視座・視点を広げる本おすすめ書籍-2:メタ思考トレーニング

例え同じ事実でも、視点の置き方によってその事実に対する解釈は変わる。

本書は、物事を「一つ上の視点」から客観的に考えるメタ思考の重要性と実践法を解説した良書だ。

これまで個別に見ていた問題も、一つ上の視点から眺めると実は「全体に対する部分」であったことに気付くことができる。

また、一見、規則性なく散らばった「バラバラの問題」も、一つ上から俯瞰的に眺めることで、その「意味」や「関係性」を読み解き、それらを引き起こす根本課題を特定して解決することができるようになる。

ビジネスの世界では「型の奴隷になるな。型の創造者たれ」という言葉がある。

もしあなたがメタ思考を身に付けることができれば、複数の問題に対する根本課題を読み解き、問題解決に活かすことが可能になるはずだ。

視野・視座・視点を広げる本おすすめ書籍-3:3D思考

本書は「視点を立体的に動かす思考法」を解説した書籍だ。

仕事の出発点にあるのは「思考」であり「思考の質」を高めるためには、自分なりの思考パターンから抜け出し、視点を切り替えるクセをつける必要がある。

なぜなら、様々な視点を自由自在に切り替えることができれば「多様な側面の課題に気がつける」「さまざまなアイデアが出せる」などのよい結果を期待できるからだ。

本書は、このような「視点の切り替え」に関して、

  • 視点を置くレベル(視点の高さ・低さ)
  • 視点のポジション(視座:誰の視点から考えるか)
  • 時間

の3つに分け「視点を切り替えて考える方法」を紹介している。

もしあなたが「多様な視点を持ててない」「視野が狭い」と感じているのなら、本書は必読の書籍だ。

視野・視座・視点を広げる本おすすめ書籍-4:答えはいつも、自分の枠の外にある!

「思い込み」は自分の世界を狭くしてしまう。本書は、そんな「自分の思い込み」を打破し、修正していくことを目的とした書籍だ。

本書の特筆すべき点は、楽しみながらドリルをこなしていくことで、自分の「思い込み」に気づき「発想の転換」や「視点の切り替え」で世の中の捉え方が大きく変わることを実感できる点だ。

物事は、ある一面だけで捉えると思わぬ落とし穴に陥ってしまう。

もしあなたが様々な視点に気づき、ストックし、自分の世界を広げたいなら、本書は一読に値する書籍だ。

視野・視座・視点を広げる本おすすめ書籍-5:ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

「ロジカルシンキングはできるのだが、アイデア発想は苦手だ」。あなたはそのような悩みをお持ちでないだろうか?

ロジカルシンキングは「理由や根拠を掘り下げていく思考法」であることから「ビジネス課題の発見」には有効だが「そもそもの問題の定義」や「解決策の立案」の局面では不向きな思考法と言っていい。

本書は、ロジカルシンキングと対極をなす「ラテラルシンキング」を解説した書籍だ

ラテラルシンキングとは、知らず知らずのうちに頭の中で設けてしまっている制約を取り除き、自由に発想を広げる思考法を指す。

本書は、柔軟な思考力として「疑う力」「抽象化する力」「偶然を見逃さない力」などの重要性を説く。

「いざブレストとなると、通り一辺倒のアイデアしか湧いてこない」

もしあなたがそのような悩みをお持ちなら、一読の価値がある書籍だ。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

終わりに

今後も、折に触れて「あなたをブランドにする思考法」の解説を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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