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情報収集の本|情報収集を学べるおすすめ書籍7冊

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この記事に辿り着いたあなたなら、おすすめの「情報収集の本」をお探しのことだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告代理店の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング、あるいはビジネスに関する「できない、わからない」の解決を目指すブログだ。

このブログを運営していると「おすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。各解説記事でもおすすめのビジネス本を紹介しているが、今回はおすすめの「情報収集の本」を紹介しよう。

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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情報収集の本を紹介する前に、僭越ながら拙著「超効率ハック」を紹介しよう。

どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術

など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。もちろん、情報収集に関しても重要ポイントを解説している。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

それでは、ここからはおすすめの情報収集の本を紹介していこう。選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える情報収集の良書。
  2. 実際にビジネス実務に活かせる情報収集の本。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれている情報収集の名著。

情報収集の本おすすめ書籍-1:社会人1年目からの 「これ調べといて」に困らない情報収集術

仕事の時間の多くは「何かを調べる」という情報収集に費やされることが多い。なぜならどのような仕事も「まずは現状を正確に把握する」ことから始まるからだ。

しかし、情報収集の目的は、情報収集ではない。

一般に情報収集は「情報収集」→「情報の整理」→「情報の解釈」→「物事の判断」という筋道を辿る。つまり「情報収集」は「判断」の役に立って初めて価値を持つものだ。

本書はそんな情報収集に対して、若手社会人が上司から資料作りを頼まれた際に、どうやって情報収集すれば良いかをわかりやすく解説した初心者向けの書籍だ。

また「決算書」「物価調査」「家計調査」など、具体的な情報ソースを例に「情報の扱い方」を解説してくれているのもありがたい。

もしあなたが、ネットの情報だけを羅列した「つぎはぎ資料」から卒業し、生産性の高い情報収集を実践したいなら、ぜひ一読して欲しい書籍だ。

情報収集の本おすすめ書籍-2:課題解決のための情報収集術

几帳面な人であればあるほど「情報は、多ければ多いほどよい」「情報は、抜け漏れがないほうがいい」など「情報を完璧に集めること」が目的になってしまい「情報収集は判断に役立ってナンボ」という本来の目的を見失ってしまいがちだ。

その結果、情報収集に多くの時間を使った挙句「分析や資料収集の時間が足りなくなる」という事態に陥りやすい。

限られた時間の中で「戦略的な情報収集」を行うためには「意思決定に役立つ必要最小限の情報は何か?」を見極めた上で、優先順位の高い情報から順番に集めていく必要がある。

本書は、BCG出身の河村有希絵が「戦略的な情報収集の方法論」を解説しつつ「ビジネスで求められる情報収集能力を飛躍的に高めるスキル」の身につけ方を指南している書籍だ。

どのような資料作成も、まずは「情報収集」から始まる。もしあなたが高度な情報収集スキルを身につけたいなら、本書はその登竜門となる書籍だ。

情報収集の本おすすめ書籍-3:ヒットをつくる「調べ方」の教科書

「どうすれば、ヒットする商品をつくれるのか?」

もしあなたがマーケッターなら、常に上記を問い続け、試行錯誤をしているはずだ。

本書は、電通マーケティング部門の新人が教わる「ヒットをつくるための調べ方」を解説した書籍だ。

本書の秀逸な点は「仮説の出し方」「定量・定性調査の方法」「3C分析の方法」などを「実際の事例を通して」学べる点だ。

また、語り口は軽快ながらも、実務上重要となる「母集団」「標本」「分析軸」など、主要な専門知識をカバーしているのもありがたい。

更には、リサーチ実務で使える40種類ものテンプレートや計算ツールが付録として用意されており「実践支援」が充実しているのも特徴だ。

もしあなたが本書を手に取れば、ヒットを作るために必要な「調べ方」を身につけ、適切な「ターゲットと「セールポイント」を絞り込めるようになるはずだ。

情報収集の本おすすめ書籍-4:マーケティングリサーチとデータ分析の基本

ビジネスの情報収集で欠かせないのが、マーケティングリサーチだ。

巷に存在するマーケティングリサーチの書籍は、統計やリサーチの専門家の立場から描かれていることが多く、初学者から見ればややアカデミックな印象だ。

そのような中、本書はインターネットリサーチ企業に所属する著者が、極めて実務的な視点でマーケティングリサーチのプロセスと手法を解説している書籍だ。

本書の特筆すべき点は、難しい専門用語を避け、初心者にわかりやすく、それでいてマーケティングリサーチをアクションに結びつけるポイントが解説されている点だ。

もしあなたがこれからマーケティングリサーチを始めたいなら「何が大事で、何をすべきなのか」が丁寧に解説されている本書は、良き教科書となってくれるはずだ。

情報収集の本おすすめ書籍-5:外資系コンサルのリサーチ技法: 事象を観察し本質を見抜くスキル

本書は、アクセンチュアの製造流通本部一般消費財業界グループが著した「リサーチの技法」に関する書籍だ。

本書の趣旨は、いきなりやみくもに詳細なリサーチはせずに、まずはゴールから逆算した上でリサーチプランを設計し、仮説検証型のリサーチをすべきという主張だ。

本書の秀逸な点は、具体的なケーススタディとともに9つのリサーチ手法が紹介されている点だ。そのため、実際にどのようにリサーチを行うのかがイメージしやすく、極めて実践的だ。

もしあなたがコンサルティングファームのリサーチ業務を具体的にイメージしたいなら、本書は最適な書籍だ。

情報収集の本おすすめ書籍-6:思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

分析とは「複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること」だ。だとすれば、優れた分析を行うには「全体」を漠然と捉えるのではなく「個々の情報やデータを吟味し」さらに「それぞれの関係性がどうなっているのか?」まで深掘りしていく必要がある。

本書は、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身の波頭亮氏が、分析に必要不可欠となる「思考(頭の使い方)」「論理」そして「分析に必要な視点・手順」を解説している書籍だ。

分析作業を進めていくと「分析すること」自体が目的となってしまいがちになるのは分析作業の「あるある」だが「正しい思考過程」「正しい論理」「正しい分析手順」を踏めば、意思決定やアクションに結びつく「優れた分析」を行えるようになる。

残念ながら「意思決定」や「アクション」につながらない作業は「分析」とは言わない。もしあなたが高い分析力や分析スキルを身につけたいなら、欠かしてはいけない一冊だ。

情報収集の本おすすめ書籍-7:意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法

「情報」は「分析」を経てこそ価値が生まれる。

しかし「分析」は、ともすると「数値の集計」や「グラフ作成のこと」と勘違いしてしまうことも多い。

しかし、分析は問題解決と意思決定のためにある。そして問題解決や意思決定に資する分析を行うため重要となるのが、分析の「切り口」を見出す力だ。

本書は、元マッキンゼー&カンパニー出身の後正武氏が「分析のハウツー」はもちろん、分析を行う上で必要となる「切り口」の重要性を解説している名著だ。

本書の発刊は1998年に遡る。

変化の激しい時代を経て今なお読み継がれているのは、時代を越えて揺るがない本質が描かれているからだ。

分析の視点には、「大きさを考える」「比較して考える」「時系列で考える」「分解して考える」など、様々な切り口が存在する。

もし、あなたの分析が単なる「集計」や「グラフ作成」に留まっているのなら、目からウロコが落ちる一冊となるはずだ。

このブログから書籍化した本4冊

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴している。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうはずだ。

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、いったい何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術
など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。もちろん、情報収集に関しても重要ポイントを解説している。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」

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本書は、著者の専門である「ブランディング」に関する書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー入りを果たし、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉をちょうだいしている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

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終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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