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戦略の本|戦略を学ぶ目的別おすすめ書籍21冊|あなたをブランドにする読書法

【戦略の本】戦略が学べる分野別おすすめ書籍

戦略の本|戦略を学ぶ目的別おすすめ書籍17冊|入門書から名著まで

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の課題解決を目指しているブログだ。

このブログを運営していると「戦略について学べるおすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。

各解説記事でもおすすめのマーケティング本やブランディング本を紹介しているが、今回はそのベースとなる「戦略が学べる本」を入門書から専門書まで21冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考える戦略関連の名著だ。

しかし、もしあなたに時間の余裕があるなら、この記事を読む前に、まずは以下の解説記事をお読みいただきたい。

 あなたはもしかしたら、様々な本から「知識」を吸収しようとしてはいないだろうか?

「知識」は、過去の先人達が生み出した「知恵」であり、有用であることは否定しない。しかしあなたにとってみれば「単なる先人からの借り物」に過ぎず、あなたオリジナルの「知恵」とはならない。

ただ単に知識を「消費」するだけでは、その時はためになった気になるかもしれないが、結局は何も残らない。これは非常にもったいないことだ。

逆に様々な書籍を「消費」ではなく「投資」と捉え、あなた自身の「思考能力」に結び付けることができれば、あなたの書籍代は「消費」から「投資」へと変わる。

上記の解説記事では、ビジネス本を「投資」と捉え、あなた自身の「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出す力」を身につけるための「読み方」を解説している。お読みいただいた方からは「良記事に出会えて感謝」というお褒めの言葉を頂戴している記事だ。

もし「戦略の本」を手に取る前に上記の解説記事をお読みいただければ、あなたの読書は「消費の読書」から「投資の読書」へ変わり、あなた自身も変えていくことができるはずだ。

それでは、ここからはおすすめの戦略本を紹介していこう。選定した戦略本は分野別に21冊となる。分類は以下の通りだ。

  • 戦略思考が身につくわかりやすい本5冊
  • 戦略論が理解できる名著8冊
  • 事業戦略・ビジネスモデルがわかるおすすめ良書4冊
  • 経営戦略が学べるおすすめ本4冊

さらに選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える戦略の良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考力を鍛える」ことに役立っている戦略関連書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれている戦略関連本。

戦略の本おすすめ書籍-1:戦略思考が身につくわかりやすい本6冊

戦略の本おすすめ書籍-1:
なぜ「戦略」で差がつくのか

あなたは「戦略とは何か?」と聞かれて、明確に答えられるだろうか?

「戦略」は非常に抽象性が高いため、初心者はつい「目に見える具体策」に目が向きがちだ。しかし戦略がしっかりと定義されていなければ、具体策は整合性がない散発的なもので終わり、成功はおぼつかない。

本書は、P&G、ダノン、ユニリーバ、日産自動車、資生堂のマーケティング部門を指揮してきた筆者が「戦略を立てるための根本的な考え方」を解説した書籍だ。

本書の特筆すべき点は、目的の設定の仕方、ビジネス資源の考え方、ビジネス資源の活かし方、戦略の実行部分まで網羅的に解説されてる点だ。

もしあなたが「戦略とは?」と聞かれて明確に答えられないなら、戦略について学ぶ1冊目としておすすめできる名著だ。

戦略の本おすすめ書籍-2:
戦略「脳」を鍛える

ロジカルシンキングの本は何冊も読んだ。数々の戦略論の知識も吸収した。なのに、なかなか優れた戦略を描けるようにならない。あなたはそう悩んではいないだろうか?

残念ながら、いくらロジカルシンキングや戦略論を「勉強」したからといって、それだけでは「勝てる戦略」を描くことはできない。

なぜならロジカルシンキングも戦略論も、突き詰めれば単なる「定石」「基本パターン」でしかなく、優れた戦略には「定石+α」の洞察力が必要だからだ。

そしてその「洞察力あ」の身につけ方は「勉強」というよりは「トレーニング」に近い。

本書は戦略策定における「定石+α」を描くための戦略「脳」の創り方を解説してくれている書籍だ。

もしあなたが「戦略策定の壁」に悩んでいるのなら、ぜひ本書を手に取ってみてほしい。戦略を形創る上での「洞察力の養い方」が身につくはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-3:
戦略思考コンプリートブック

例え「戦略思考」の理解が深まったとしても、実践の場で使いこなせなせるとは限らない。

戦略に関する「知識」を仕込むことと、それを「自分なりの知恵」に昇華させることには、大きな溝があるからだ。

戦略思考とは、ともすれば「論理的思考」や「データ」など「左脳よりの話」と誤解されがちだ。しかし「戦略思考」は決して左脳のみで完結する話ではない。

例えば「課題の特定」は、問題現象を分解して本質的な課題を特定していく「論理的思考」が重要となるが、特定した課題を解決するための「戦略仮説の立案」には右脳的な創造力が求められる。

本書は「左脳の論理力」と「右脳の創造力」をミックスしながら、優れた戦略を立案するための「頭に動かし方」を解説している。

戦略思考の重要性は理解しているものの、なぜか実践で使いこなせない。そんな悩みをお持ちなら、価値ある一冊だ。

戦略の本おすすめ書籍-4:
戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際

「戦略」は、それぞれの立場によってその定義は変わる。

本書は、戦略の基本的セオリーについて丁寧に紹介している戦略の入門書だ。とはいえ、著者が元マッキンゼーのコンサルタントであることからもわかるように、非常の論理がわかりやすく、かつ丁寧に解説されている。

そもそも「戦略」とは何か?まずはそこから振り返りたい人にはお勧めの一冊だ。

戦略の本おすすめ書籍-5:
戦略フレームワークの思考法

あなたは、様々なビジネスフレームワークを使いこなせているだろうか?

とりあえず情報をフレームワークに当てはめてみたものの、そこから先が使いこなせずにいるビジネスパーソンは多い。

また、ただ単に情報を整理するだけでは、価値ある示唆を導き出すことはできない。

本書の特筆すべき点は、単なるフレームワークの紹介にとどまらず、その使い方の解説が充実している点だ。

もしあなたが「多くのフレームワークを知ってはいるものの使いこなせない」「示唆を導き出せない」という状態なら、本書はあなたにとって価値ある書籍となるだろう。あなたを「フレームワークが使える」状態に導いてくれるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-2:戦略論が理解できる名著8冊

戦略の本おすすめ書籍-6:
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

時代を越えて躍進し続ける「卓越した企業」とは、どのような企業だろうか?

本書では長期間にわたり「卓越した企業とそうでない企業との差は何か」という観点で分析を行い、卓越した企業に共通する要素を抽出している。

一流の企業が一流であり続け、繁栄し続けているのはなぜなのか、そのヒントがふんだんに書かれているのだ。

本ブログのテーマであるブランディングにおいても、一過性の売上ではなく、感情移入を通して愛着が持たれるブランドとして、時代を越えて指名買いされ続ける状態が理想であることは一貫して主張してきた。

本書を読めば、時代を越えて発展し続ける、真に卓越したブランドを形創るヒントが得られるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-7:
〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

本書は、マイケルポーターの「競争の戦略」と「競争優位の戦略」のエッセンスを凝縮したまとめ本だ。

ベースとなってる「競争の戦略」「競争優位の戦略」を一言で表現すれば「競争戦略のグローバルスタンダード」だ。「戦略」を考える者にとって、マイケルポーターは避けて通れない一冊となる。

本書のベースとなっているのは「5Forceアナリシス」や「3つの基本戦略」「バリューチェーン」など、現在当たり前となっている理論やフレームワークを生み出した、世界的なベストセラーだ。

恐らく現在でも、世界中のほとんどのMBAコースで取り入れられ、世界中の経営者の中で、最も読まれている戦略書だ。

「競争の戦略」と「競争優位の戦略」の2冊を買おうとすると14,000円を超えるが、本書ならそのエッセンスをまとめて手に入れることができる。

マイケルポーターが提示している様々な理論とフレームワークは、もはや世界中でスタンダードになっている。ぜひ、一読したい一冊だ。

戦略の本おすすめ書籍-8:
企業戦略論(上)(中)(下)

本書は、マイケルポーターの著書と並んで、国内外のビジネススクールにおいて、経営戦略の教科書として多用されている書籍だ。

「【上】基本編」「【中】事業戦略編」「【下】全社戦略編」の3巻構成となっており、経営戦略における主要な論理が豊富な事例とともに網羅的に紹介されている。

マーケティング担当者にとっても、マーケティングの上位概念である「事業戦略」や「全社戦略」を学ぶ上では、避けて通れない3冊となるはずだ

中でも特に秀逸なのは、上巻である「基本編」で解説されている「リソース・ベースト・ビュー」という考え方だ。

リソース・ベースト・ビューが台頭する前は、先に紹介したマイケルポーターの競争戦略アプローチが主流とされてきたが、そのカウンターとして現れた考え方が、リソースベースドビューという「企業の業績の源泉を企業内にある経営資源に求める」という考え方だ。

マーケティングやブランディングの世界には、3Cという考え方がある。その中の「Canpany」では自社の強みの評価をすることになるが、この企業戦略論が現れるまでは「バリューチェーン」で自社の強みを評価しようとしても「どのような基準で、自社の強みを評価するのか?」が明確でなかった。

本書では「VRIO」というフレームワークを用いて、企業内にある競争力の源泉を見出す視点や方法論が解説されている。

本書で紹介されているフレームワークを活用すれば、これまであなたが見落としていた「自社の強み」を発見できるはずだ。 

戦略の本おすすめ書籍-9:
イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき

「顧客のニーズを満たし続けることが、実は失敗の原因になりうる」。あなたはこれを聞いて、どう思うだろうか?

本書は「偉大な企業はすべてを正しく行うがゆえに失敗する」というメカニズムを解明した経営書であり、世界中の経営者を驚愕させたベストセラーだ。

なぜ、正しい行動を取った企業が失敗するのか?その背景にあるロジックは本書に譲るが、この本は「積極的にリスクを取りに行くこと」の大切さを教えてくれる。

ブランディングでも「ターゲットを絞る」「ポジショニングをクリアにする」など、短期的に「捨てる」リスクを取ることで、長期的なリターンを狙いにいく局面は多い。

しかし、マーケティング担当者のあなたなら「あえてリスクを取る」という判断を、上司に却下された経験もおありだろう。

なぜ今、リスクを取ってでも変化やイノベーションを創るべきなのか?本書を読めば、その理由を周囲に説明できるようになるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-10:
[新版]ブルー・オーシャン戦略―競争のない世界を創造する

市場が成熟した現在においては、製品やサービスのコモディティ化が進み、価格戦争が激しさを増す。そのことは、あなたも痛感しているはずだ。

「新市場を創造する戦略の体系化」。これまであるようでなかったアプローチで、多くの経営者やビジネスパーソンに一石を投じたのが本書だ。

ブルーオーシャン戦略とはバリュー・イノベーションを成し遂げ、まだ競争相手のいない新市場を創造する方法論だ。競争に勝つのではなく「競争を無意味にする」というアプローチは、ブランディングにおける「ポジショニング」と酷似しており、し烈な競争に悩むマーケティング担当者にも、大いに参考になるはずだ。

経営の理論書であるにもかかわらず、概念だけでなく具体例やアプローチ方法も紹介されている点もユニークだ。

もしあなたが市場競争の激しさや、熾烈な価格競争に悩まされているのなら、ぜひ読んでほしい一冊だ。

戦略の本おすすめ書籍-11:
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件

優れた「戦略」とは、いったいどのような戦略だろうか?

世の中には○○戦略、××戦略など様々な「戦略」が提唱されている。しかし果たして「戦略」は、それらの中から「選択」するものだろうか?

本書は、優れた戦略とは「戦略を構成する要素がかみあって、全体としてゴールに向かっていくストーリー」であると説く。

確かに良くできた戦略には、一見無駄とも思える要素がキラー・パスの役割を果たし、部分的には非合理でも、全体を総合すると筋の通ったストーリーになっている場合が多い。

いつの世も様々な戦略論が世に放たれるが、重要なのはそれらを参考にしながらも、全体として整合性や一貫性が取れた「真似のできないのストーリー」に仕立て上げていくことだ。

そして優れた戦略ストーリーは、それに触発されたメンバーが1つにまとまり、ゴールに向かってベクトルを揃える役割も果たすことになる。

戦略論やフレームワークを、どう「真似のできないストーリー」に仕立てていけるか?
もし、あなたが戦略論の受け売りにはまってしまっているなら、必読の一冊だ。

戦略の本おすすめ書籍-12:
競争しない競争戦略

こちらは、書籍のタイトルの通り「競争しない状態を作ることによって利益を高める」手法を解説した書籍だ。

市場競争において最も賢い「勝ち方」は「競争に勝つ」のではなく「競争しないで勝つ」ためのポジショニングを見つけだすことだ。

本書はその戦略を、50社以上の企業事例をもとに、実践的に解説してくれている。

もしあなたが「優れたポジショニングの軸の取り方」や「選び方」をマスターしておきたいなら、ぜひ一読をおすすめしたい名著だ。

戦略の本おすすめ書籍-13:
CSV経営戦略―本業での高収益と、社会の課題を同時に解決する

リーマンショックや様々な企業不祥事を経て「営利だけを追求する企業=悪」という風潮が広まっているのは、あなたも感じていることだろう。

エンロン事件やリーマンショックを経験した生活者は、行き過ぎた自由の弊害も市場が万能でないことも知っている。

CSVとはCreating Shared Valueの略で、日本語では「共通価値の創造」と訳される。いわば、社会的な問題解決を通して企業の利益を上げていこうとする考え方だ。

特筆すべきは、このCSVという考え方を提供しているのが、資本主義の権化とすらいわれるハーバード大学のマイケルポーター教授であることだ。

また、日本における第一人者も、元はマッキンゼー&カンパニーでディレクターを務めた一橋大学ビジネススクールの名和教授だ。

イギリスのEU離脱やトランプ現象などに見られるように、時代は徐々に「資本主義一辺倒」への反省から「社会的幸福重視」へと揺れ動いている。

その先の時代に向けて、あなたの企業やブランドはどうあるべきか?を考える、良いきっかけとなるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-3:事業戦略・ビジネスモデルがわかるおすすめ良書4冊

戦略の本おすすめ書籍-14:
ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む「儲ける仕組み」のつくり方

「戦略」と「ビジネスモデル」の違いを、あなたは説明できるだろうか?

「ビジネスモデル」は大きく「顧客ニーズの満たし方」と「課金の仕方」の2つに分解できる。

世の中にある「戦略本」は主に「顧客ニーズの満たし方」を中心に解説しているものが多く「課金の仕方」までカバーして解説されている書籍は多くない。その結果、ビジネスモデルを考える際には、つい「顧客ニーズの満たし方」のみに発想が偏りがちだ。

本書は「顧客ニーズの満たし方」と「課金の仕方」を統合して解説してくれている「ビジネスモデル本」だ。

「ストーリー仕立て+解説」という構成となっているため、ビジネスの臨場感と理論の双方で腹落ちできる内容となっている。

ともすると、企業は「モノを売る」ことが最終ゴールになりがちだが、生活者から見れば「モノを買う」ことは新たなライフスタイルのスタートとなる。

近年、マーケティングやブランディングは「サービス化」「顧客経験価値の創造」へと軸足が移りつつあることからもわかるように、モノを売った後(=生活者にとっては新たなスタート)に、重要な顧客経験と収益チャンスが潜んでいることは十分にあり得る。

もし、あなたがマーケティングやブランディングに留まらず、広く俯瞰してビジネスモデルを考えたいなら、ぜひ本書を手に取ってみて欲しい。あなたの視野は、各段に広がるはずだ。 

戦略の本おすすめ書籍-15:
ビジネスモデルナビゲーター

新たなビジネスモデルを構想するにあたっては、暗中模索を繰り返すより、様々なビジネスモデルの「型」を知っておけば、それを手掛かりにすることができる。

本書は、世の中にある様々なビジネスモデルを「55個の型」に整理し、紹介してくれている書籍だ。

「アイデアは、既にあるものの組み合わせから生まれる」といわれるように、本書でも「ビジネスモデルの55の型」と既存ビジネスを組み合わせることで、ビジネスモデルのアイデアを広げることを推奨している。

本書の特筆すべき点は、単なるビジネスモデルの紹介にとどまらず、新たなビジネスモデルへ変革する上での要諦やステップを解説してくれている点だ。

ことビジネスモデルとなると「描くこと」のみに意識が向きがちだが「実行」を伴って初めてビジネスモデルは成果を生む。

もしあなたが、新たなビジネスモデルを構想し、実行に向けた要諦を押さえておきたいなら、本書は座右の書となるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-16:
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

具体的にビジネスモデルを描こうと思ったら、あなたは「どのような検討項目を」「どのような視点で」検討すべきか悩むことになる。

本書はビジネスモデルを9つの要素に分解することで、より深いレベルで顧客、販売チャネル、パートナー、収入の流れ、原価構造などを検討できる「ビジネスモデル開発の手順書」だ。

本書の中で紹介されている「ビジネスモデルキャンバス」は、世界中のスタートアップ企業やベンチャーで活用されている「ビジネスモデルーフレームワークの業界標準」と言ってもいい。

もし、あなたやあなたのチームが新しいビジネスモデルの必要に迫られているのなら、本書の内容は有用なツールキットとなるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-17:
はじめての社内起業 「考え方・動き方・通し方」実践ノウハウ

当たり前のことだが、ビジネスモデルは実現して初めて社会に価値をもたらすことができる。

本書は「社内起業」という手段を通して、事業創出の「考え方」から社内での「動き方」、企画案の「通し方」まで、必須となるステップと基本ポイントを解説してくれている書籍だ。

社内起業は、独立起業と異なり必要なリソースが揃っている反面、社内起業ならではの多くの困難も伴う。

本書の著者はリクルートの新規事業提案制度「NewRing」の事務局マネージャーとして長年勤務し、さらに自身も「All About」を社内起業した経験を持つ。そのため、当事者としての臨場感ある社内起業のノウハウ・勘所が満載だ。

新事業の立ち上げ機会はそう頻繁にあるものではないだけに、そのノウハウは社内に残りずらいナレッジの一つだ。

もしあなたが新規事業立ち上げを担当しているものの暗中模索を繰り返しているのなら、本書はそんな「暗闇」から抜け出す有益な手引書となるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-4:経営戦略がわかるおすすめ本5冊

戦略の本おすすめ書籍-18:
この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

「経営戦略とは何か?」と聞かれて、簡潔かつ明確に答えられる人は、そう多くはないはずだ。

「企業経営」は、様々な要素が融合して混然一体となっているため、ともすれば概念的な理解にとどまりがちだ。しかし本書は「企業経営」という概念を極めてわかりやすく、かつ丁寧に解説してくれている。

また本書は、

  • 経営戦略・事業戦略を立案するステップ
  • ステップごとに必要なフレームワークや事例
  • 経営戦略の実行手順

など、経営戦略の策定から実行まで、適度な粒度で網羅的に解説されているのも特筆すべき点だ。

もしあなたが「1から経営戦略を学びたい」と考えているのなら、その入り口となる入門書だ。

戦略の本おすすめ書籍-19:
経営戦略ワークブック

本書は「経営戦略を策定するための実践的な方法」が網羅されている書籍だ。

本書の内容は100社以上で導入された人気研修コンテンツがベースとなっているため、きわめてわかりやすいのが特徴だ。

また、タイトルに「ワークブック」と記載されている通り、経営戦略策定のワークフローに沿って、SWOT・4P・BSCなどのビジネスフレームワークを解説してくれている、極めて実践的な書籍でもある。

もしあなたが経営戦略に対して「概念では理解できても、実務に落とせない」と悩んでいるのなら、ぜひ本書を手に取っていただきたい。

戦略の本おすすめ書籍-20:
経営戦略概論―戦略理論の潮流と体系

本書は「時代の変遷」と「経営戦略」の関係を読み解き、これからの企業経営は何に着眼し、軸足を置くべきかを解説している書籍だ。

経営戦略は、経営戦略理論のフレームワークを当てはめたからといって、うまく行くとは限らない。むしろ、外部環境や自社の事情に応じて、幾つか理論を重層化したり相互補完的的に組み合わせたりしながら、独自の視座を加えて持続的な成長を追求していくのが経営者の仕事となる。

本書は、経営戦略理論の全体像を明確に描き出した上で個々の理論の特徴を吟味し「実際の企業経営にどう適用すべきか?」までを解説している。

重要なことなので繰り返すが、経営戦略はフレームワークに当てはめれば正解が得られる「方程式」ではなく、解そのものを創りにいく「総合芸術」だ。

もしあなたが「経営戦略のフレームワーク」を越えた頭の使い方を手に入れたいなら、本書は必読の経営戦略本となるはずだ。

戦略の本おすすめ書籍-21:
成長企業の法則――世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー

本書は、世界の最先端の経営モデルを解説しながら、トップ100社の強さの共通項を解き明かしていく書籍だ。

近年「成熟国である日本はもう成長しない」という風潮も見られるが、本書を読めば、それが単なる思い込みに過ぎないことが理解できる。本書独自の考え方である「スマート&リーン」「LEAP」は、新しい時代の経営戦略を見通す上で、大きなヒントとなるはずだ。

また、本書の著者はマッキンゼーのシニアパートナーまで昇りつめた方だが「ベストプラクティス」を重視するマッキンゼーの考え方に疑問を示し、それがマッキンゼーと袂を分かつ原因となったことを率直に告白している。あとがきにも、本書は筆者の懺悔の気持ちを込めた書であると告白しているのも興味深い。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

ブランディング・マーケティング関連のおすすめ書籍紹介

終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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