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洞察力とは?【本質を見抜く力】を鍛える方法と全手順|図解

洞察力とは?|本質を見抜く力を鍛える全手順を図解解説

この記事に辿り着いたあなたなら「洞察力とは何か?」あるいは「本質を見抜く力を身につけたい」と感じていることだろう。

ビジネスの世界には、いち早く変化に気づき、新たなサービスを着想できる「洞察力が鋭い人」が存在する。これらができるかどうかは、物事の本質を見抜く力である「洞察力」の差に負うところが大きい。

現代社会は溢れんばかりの情報が降り注ぎ、広い範囲の情報が、誰でも簡単に手に入る時代だ。しかしその反面、周りの変化に気づき、その裏側にある本質を見抜くことは難しくなる。

今回は物事の本質を見抜き、未来を先読みする上で重要なカギとなる「洞察力」について、事例を交えながら解説する。

もしこの解説を最後までお読みになれば「洞察力とは何か?」はもちろんのこと「洞察力を鍛える手順」もわかるようになるはずだ。

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洞察力とは?

洞察力とは?-1:洞察力の意味

まずは「洞察力とは何か?」について解説しよう。

洞察力とは、目に見えるものを手掛かりに、その裏側にある「目に見えない本質」を見抜く力を指す。

「洞察力」とは

目に見えるものを手掛かりに、その裏側にある「目に見えない本質」を見抜く力。

あなたも、

  • いち早く仮説が立てられる洞察力が鋭い人
  • 将来起こりうる物事を言い当てられる人

などに出くわしたとき「センスがあるなぁ」と感心した経験がお有りのことだろう。この「センス」こそが「洞察力」であり、センスがある人は「物事の本質を見抜く深い洞察眼」を持っている人だ。

洞察力とは?-2:洞察力=本質を見抜く力

深い洞察力を持っている人は「深い」という言葉が象徴するように、目には見えない二段目・三段目の「奥行き」を見抜いている。

そして最後に行き着くのが「目に見えるもの」だけを追いかけている人には決して見通すことができない「隠れた本質」だ。

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洞察力が鋭い人は、物事の奥底にある「隠れた本質」を見抜き、自分の引き出しにしまっている。

「隠れた本質」とは「ああなれば、こうなりやすい」という「法則」を指す。

洞察力が鋭い人は、何かの事象に直面した際に、自分が引き出しにしまっている「ああなれば、こうなりやすい」という法則に当てはめて仮説を導き出したり、精度の高い未来を予測したりしている。

このように、目に見えない世界に存在する「隠れた法則」を発見し、様々な分野に応用していく思考法は「アナロジー」と呼ばれている。

もしあなたが洞察力を鍛え「センス」を磨きたいなら「目に見える現象」だけに囚われずに「その奥底に存在する法則」を見抜き、アナロジーで応用していく習慣が必要不可欠だ。

洞察力とは?-3:洞察力と観察力の違い

洞察力とは「目に見えるものを手掛かりに、その奥底にある目に見えない本質を見抜く力」を指す。一方で、観察力とは「物事の状況を、客観的に注意深く見ること」だ。

もしあなたが優れた観察力を手にいれたいなら、下記の記事も併せてご覧いただきたい。

 

洞察力を身につける方法と全手順:本質を見抜く力を鍛えるには

洞察力を身につける方法と全手順-1:観察力を鍛える

洞察力を身につけるには、まずは「観察力」を鍛える必要がある。

「観察力」は、あなたの「認識」を決定づける。誤解を恐れずに言えば「あなたが見えている世界そのもの」を決定づけてしまうといっても過言ではない。なぜなら、人は誰もが「自分の認識のフィルター」を通してしか、物事を捉えることができないからだ。

人は「自分が認識している物事」だけが「自分の世界のすべて」となる。そして人は、自分が認識している物事の範囲内でしか、考え、判断し、行動することができない。

このように考えれば「観察力」は「あなたの世界そのもの」を決定づける、極めて重要な能力であることがご理解いただけるはずだ。

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人は、誰もが等しく24時間を与えられている。そして今や様々な情報は万人に手が届く。しかし「観察力」を通して何を気づけるかによって、人の知識や思考能力は何倍、何十倍もの差がついてしまう。

「観察力」は、あなたと世界をつなぐ極めて重要な接点だ。そして「観察力があるか、ないか」で、あなたの成長はおろか、あなたに見えている「世界」すら大きく変えてしまうことを肝に銘じておこう。

洞察力を身につける方法と全手順-2:「なぜ?」という質問で洞察するきっかけをつくる

観察を通して物事の「変化」や「差」などに気づいたら、次は「なぜ?」という質問を自分に問いかけよう。

なぜなら「なぜ?」という質問は、あなたの世界を「目に見える世界」から「目に見えない奥底の世界」へと導き、本質に一歩近づけてくれるからだ。

一般に、質問には5W1Hがあるといわれる。

  1. いつ(When)
  2. どこで(Where)
  3. だれが(Who)
  4. なにを(What)
  5. なぜ(Why)
  6. どのように(How)

鋭いあなたならお気づきと思うが、5W1Hのうち「なぜ(Why)」以外の質問は、すべて「物事を具体化していく」タイプの質問だ。一方で「なぜ(Why)」は、理由や背景といった「目に見えない本質」を見抜くきっかけを創る。

洞察力を鍛える方法と全手順-2:「なぜ?」を考える

もしあなたが洞察力を身につけたいなら、観察力を通して物事の「変化」や「差」に気づいた後に「なぜ変化しているのか」「なぜ差が生じているのか」など「なぜ」を自分に問う習慣をつけよう。

洞察力を身につける方法と全手順-3:「どうなってる?」で洞察を深める

変化や差に対して「なぜ」と問うことができれば、あなたは「目に見えない奥行きの世界」へ一段下ったことになる。

その際に、続いて自分に問いかけたい質問が「どうなってる?」だ。

「どうなってる?」は、 実態を明らかにする問いだ。つまり「なぜ」という質問の後に「どうなってる?」という質問を組み合わせることで「目に見える物事の裏側に、こんな法則が働いているのではないか?」など、本質に対する洞察を深めることができる。

特に意識しておきたい「どうなってる?」は以下の3つだ。

洞察を深める-1:背後にある「理由」や「意図」を見抜く

物事には、必ず背景に「その物事を成り立たせている理由」や「誰かの意図」が存在する。もしそれらに変化が生じれば、それらはいずれ「目に見える世界」に表れてくる。

例えば、現在自動車に対する消費者意識は「持つ」から「借りる」へ変化しているといわれる。これは「目に見えない世界」のできことだ。

その結果「目に見える世界」ではカーシェアリングやレンタカーなど「借りる」市場が急拡大し、各自動車メーカーはその対応に迫られている。

一般に「持つから借りる」という変化は「シェアリングエコノミー」といわれるが、この「目に見えない世界の変化」は、

  • ファッションレンタル
  • レンタルサイクル
  • レンタル彼女

など、様々な分野で「目に見える世界の変化」となって表れている。

このように、もしあなたが「目に見えない世界」に存在する「理由」や「意図」を洞察することができれば「目に見える世界」に現れる未来を予測できるようになる。

洞察を深める-1:背後にある「理由」や「意図」はどうなっているか?

洞察を深める-2:背後にある「関係」を見抜く

世の中は「物事」と「物事の関係」で成り立っている。

「物事」は「観察力」によって気づくことができるが「物事の関係」は「目に見えない世界」であることから、洞察力でしか見抜くことができない。

洞察を深める-2:背後にある「関係」はどうなっているか?①

例えば、もしあなたがある雑貨店チェーンのマーケティング担当者だったと仮定しよう。あなたは売上低迷という問題に悩んでおり、詳細に分析したところ以下の事実がわかったとする。

  1. 郊外ショッピングセンターにテナントとして出店している店の売上は伸びている
  2. しかしECサイトでの売上が落ちている

このような事実に対して、あなたはどのような問題解決策を考えるだろうか?上記の事実(=目に見える世界)だけを見れば、あなたは売上が落ちている「ECサイトのてこ入れ策」を考えることになるだろう。

しかし、あなたが「なぜ?」「どうなってる?」を繰り返したところ、新たに以下のような事実がわかったとしよう。

  1. ショッピングセンターの客層は30-40代のファミリー層が多い
  2. ECサイトの客層は20代の若者層が多い

そして、上記2つの「関係性」という「目に見えない世界」に着目すると、どのような本質が見抜けるだろうか?

この2つの関係性は、

  • 「若者層」の客が減り
  • 「ファミリー層」の客が増えている

と捉えることもできる。だとすれば「ECサイトでの売上が落ちている」という問題の背景にある本質は「顧客層の高齢化かもしれない」という仮説を立てることができる。

洞察を深める-2:背後にある「関係」はどうなっているか?①

また、この問題は以下のように考えることもできる。

  1. ショッピングセンターは、店の前を通り過ぎる人の「ついで買い」が多い
  2. ECサイトは「指名買い」が多い

だとすれば「ECサイトでの売上が落ちている」という問題の背景にある本質は、

  • ついで買いが増えて
  • 指名買いが減っている

のだから「ブランド力(指名買いされる力)が低下している」という仮説を立てることも可能だ。

洞察を深める-2:背後にある「関係」はどうなっているか?②

このように「背後にある関係はどうなっているか?」を見抜く力を鍛えることができれば、あなたは物事に対して本質的な問題に辿り着くことができるようになる。

「物事の関係性」は、

  1. 因果関係:原因と結果の関係
  2. 相関関係:片方が増減すれば、もう片方も増減する関係
  3. 補完関係:片方がもう片方を補うことで成り立つ関係
  4. 依存関係:片方がもう片方に依存することで成り立つ関係
  5. 対立関係:2つのものが互いに張り合う関係
  6. 矛盾関係:2つのものの整合性が取れない関係
  7. 主従関係:片方がもう片方に従う関係
  8. 代替関係:片方がもう片方の代わりとなりえる関係
  9. 順序関係:先と後の関係
  10. 連鎖関係:物事同士がつながっている関係
  11. 包含関係:全体と部分の関係

など様々な「関係」が存在するが、とりわけ重視したいのが「因果関係:原因と結果の関係」だ。

世の中に存在する物事は、なんらかの因果関係を経て「目に見える世界」に現れている。つまり、

  • Aの原因があるから(=目に見えない世界)
  • Bという変化が起きた(=目に見える世界)

という関係だ。

もしあなたが「目に見える世界」で観察した物事から「それを成り立たせている本質(=目に見えない世界)」を洞察することができれば、因果関係のどこを変えれば「目に見える世界」を変えることができるのか?が見抜けるようになる。

洞察を深める-3:背後にある「コンテキスト」はどうなっているか?

今、あなたの目の前に「ふかふかの重そうなソファ」があったと仮定しよう。

もしあなたが「仕事から疲れ果てて帰ってきた状態」なら、そのソファは「疲れた体を癒してくれる有難い存在」という意味合いを持つだろう。

しかし、もしあなたが「引っ越し作業の真っ最中」だとしたら「運ぶのがめんどくさい厄介な存在」という意味合いを持つはずだ。

「目の前にソファがある」のは「目に見える世界」の事実だ。しかし、その背景(=目に見えない世界)にあるコンテキスト次第で「事実の意味合い」は変わることがある。これが、一般に言われる「空気を読む」の「空気」の正体だ。

もしあなたが「目に見える世界」から「その背景にあるコンテクスト」を洞察することができれば、あなたは洞察力を駆使して的確に「場の空気」を読むことができるようになる。

洞察を深める-3:背後にある「コンテキスト」はどうなっているか?

洞察力を身につける方法と全手順-4:「なぜ?」と「どうなってる?」を繰り返す

物事は「なぜ?」と「どうなってる?」の2つの質問を繰り返すことで「見えない世界」に存在する本質を見抜くことが可能になる。

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よりわかりやすく理解するための、2つほど「なぜ?」「どうなってる?」を繰り返す例を挙げよう。

「なぜ?」「どうなってる?」で洞察を深めていく例:マーケティングの活用例
  • STEP1:物事に気づく(観察力)
    ハーゲンダッツがよく売れていることに気がついた。

  • STEP2:「なぜ?」を考える
    なぜハーゲンダッツは売れているのか?

  • STEP3:「どうなってる?」を考える(洞察力の一段目)
    大人向けの高級アイスクリームは消費者ニーズがあるから。
    大人向け高級アイスクリームは強い競合が存在しないから。
  • STEP4:「なぜ?」を考える
    なぜ大人向けの高級アイスクリームは消費者ニーズがあるのか?
    なぜ大人向け高級アイスクリームは強い競合が存在しないのか?

  • STEP5:「どうなってる?」を考える(洞察力の二段目)
    大人は皆忙しく「ちょっと贅沢をする時間」が希少価値になっているから。
    ハーゲンダッツはいち早く「ちょっと贅沢をする時間を満たすデザート」として独自の役割(ポジショニング)を築いたため、競合が入り込めない市場になっているから。

  • STEP6:隠れた本質
    消費者ニーズが存在するにも関わらず強い競合が存在しない市場では、いち早く「生活者から見た独自の役割(ポジショニング)」を築くことで、ビジネスを成功させやすい。

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「なぜ?」「どうなってる?」で洞察を深めていく例:業務効率化の例
  • STEP1:物事に気づく(観察力)
    定型業務の効率化が進んでいるはずなのに、なぜか生産性が落ちている。

  • STEP2:「なぜ?」を考える
    定型業務の効率化が進んでいるのに、なぜ生産性が落ちているのか?

  • STEP3:「どうなってる?」を考える(洞察力の一段目)
    定型業務の効率化は競合他社も推進しており、同質化しているから。

  • STEP4:「なぜ?」を考える
    なぜ定型業務の効率化が同質化すると、自社の生産性が落ちるのか?

  • STEP5:「どうなってる?」を考える(洞察力の二段目)
    定型業務の効率化が「横並び」になると、横並びになりにくい「非定型業務」で競争力を築く必要が生じ、その業務負荷が増えたため生産性が落ちた。

  • STEP6:隠れた本質
    「定型業務の効率化」は同質化しやすいため、競合他社に真似された時点で「競争力」でなくなり、生産性が落ちやすい。
    根本的に業務の生産性を上げるには「真似されない競争力」を築く必要がある。

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洞察力を身につける方法と全手順-5:見抜いた「本質」をストックする

もし「洞察力」を通して、本質的な法則を見抜くことができたら、それを忘れずにストックしておこう。

それらのストックは、必ず将来のあなたを助けてくれる。

なぜなら引き出しにしまった「法則」は、それらを様々な事象に当てはめることで、精度の高い仮説を導き出したり、目に見える未来を予測する際の力となってくれるからだ。

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ここで、僭越ながら拙著を紹介させていただこう。

現在は「VUCAの時代」といわれるように、一寸先の未来すら読みにくい時代だ。

また、インターネットの発達によって情報が氾濫する近年は、情報のスピードに追いすがるのが精いっぱいとなり、情報ひとつひとつの「意味合いの洞察」が難しくなっている時代ともいえる。

しかしそんな時代だからこそ、数ある情報の中からいち早く重要な本質を見抜き、左脳と右脳の両方を駆使して未来の可能性を洞察する「推論力」が求められる。

巷には「論理的思考」や「クリティカルシンキング」など様々な思考法が存在するが、重要なのは「思考法の理解」だけでなく「思考法の頭の使い方」だ。

どんなに優れた思考法も「どのような局面で」「どのような手順で」「どのような頭の使い方をすればいいか?」がわからなければ、実務に落とせず、役に立たない。

本書は、外資系コンサルティングファームと広告代理店のキャリアを持つ筆者が「推論力=見えない原因や見えない未来を適切に見通す洞察力」と捉え、様々な思考法について「頭の使い方の手順」や「トレーニング方法」あるいは「習慣化する方法」を解説している書籍だ。

おかげさまでNewsPicksライフハッカーNIKKEI STYLE等、数多くのメディアで取り上げていただいた。

newspicks.com

www.lifehacker.jp

ddnavi.com

style.nikkei.com

Amazonレビューでも、

  • 事例が多いので、理屈だけでないコツや感覚が身に付いてくる実感がある
  • R25の自分でも、読後すぐにインプットした内容を行動に移せる
  • ここ5年で読んだ本の中で、一番実践的な名著

など、ありがたいコメントを頂いている。

もし、あなたが日々の仕事の中で「なにをどう考えていいかがわからない」という状態に陥ることが多かったり、あるいは「物事の本質を見抜く力が足りない」と思うなら、ぜひ本書をチェックしてみてほしい。

洞察力を鍛える本|おすすめ書籍3冊

締めくくりに、あなたにおすすめできる「洞察力を鍛える本」を紹介しよう。選定した基準は下記の通りだ。以下のどれかに当てはまるものをピックアップした。

  • k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える洞察力関連本。
  • 実際に戦略立案実務や事例共有に役立っている洞察力関連書籍。
  • 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せる洞察力関連本。

もちろん、すべて「なぜ読むべきなのか?」という解説付きだ。

洞察力を鍛える本おすすめ書籍-1:賢さをつくる

もはや正解が存在しない現在では、ロジカルシンキングを越えて「どのように視座・視野・視点を切り替えて」「物事を洞察するか?」が問われてくる時代だ。

本書は「具体」と「抽象」の往復運動を「頭の良さ」と定義した上で、

  • 個別的(具体)⇔全体的(抽象)
  • 短期的(具体)⇔長期的(抽象)
  • 実用的(具体)⇔本質的(抽象)
  • 五感的(具体)⇔概念的(抽象)
  • 現実的(具体)⇔精神的(抽象)
  • 一面的(具体)⇔多面的(抽象)
  • 手段(具体)⇔目的(抽象)
  • 問題解決力(具体)⇔問題設定力(抽象)

など、具体と抽象を対比させることで「多面的に物事を見抜く」重要性と伸ばし方を解説している書籍だ。

ロジカルシンキングは、物事を論理的に深掘りしてくタイプの思考法だ。しかしそれに加えて本書が提示する「具体と抽象を往復する思考法」を身につけることができれば「自由自在に本質を見抜く」ことが可能になる。

もしあなたが「論理的思考は得意だが、見えないものを洞察するのが苦手」と感じているのなら、ぜひ一読をお薦めする。

洞察力を鍛える本おすすめ書籍-2:メタ思考トレーニング

例え同じ事実でも、視点の置き方によってその事実に対する洞察は変わる。

本書は、物事を「一つ上の視点」から客観的に考えるメタ思考の重要性と実践法を解説した良書だ。

これまで個別に見ていた問題も、一つ上の視点から眺めると実は「全体に対する部分」であったことに気付くことができる。

また、一見、規則性なく散らばった「バラバラの問題」も、一つ上から俯瞰的に眺めることで、その「意味」や「関係性」を見抜き、それらを引き起こす根本課題を特定して解決することができるようになる。

ビジネスの世界では「型の奴隷になるな。型の創造者たれ」という言葉がある。

もしあなたがメタ思考を身に付けることができれば、様々な事象の洞察を深め、問題解決に活かすことが可能になるはずだ。

洞察力を鍛える本おすすめ書籍-3:アナロジー思考

あなたは「イノベーションとは、すでにあるものの組み合わせから生まれる」という話を、どこかで聞いたことがないだろうか?

これはイノベーションの父と呼ばれるヨーゼフ・シュンペーターによるイノベーションの定義だ。日本では、当時「新結合」という訳で輸入されている。

アナロジー思考は、この「すでにあるもの」の本質を見抜いた上で、類推(アナロジー)の力によって問題解決策を生み出す思考法だ。

本書は、このアナロジー思考を体系的に解説した上で、そのベースとなる「抽象化思考力の鍛え方」「身近なビジネスの世界への応用の仕方」「アナロジー思考の頭の使い方」等、洞察力のベースとなるノウハウを解説してくれている名著だ。

本書を手に取りアナロジー思考力を鍛えることができれば、アイデア創出の生産性は飛躍的に高まるはずだ。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

終わりに

今後も、折に触れて「あなたをブランドにする思考法」の解説を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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