Mission Driven Brand

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ブランディングの戦略家が【ブランド戦略の全て】を解説するブログ

マネジメントの本|目的別おすすめ書籍19冊

マネジメントの本|マネジメント目的別おすすめ書籍24冊|あなたをブランドにする読書法

このページに辿り着いたあなたなら、なんらかの理由で「マネジメントの本」や「マネージャーの本」を探していることだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング、ビジネスにおける「できない、わからない」の解決を目指しているブログだ。

筆者は外資コンサル時代及び広告会社時代を含め数百人越える管理職の方と仕事をしてきたが、人材育成やプロジェクトマネジメントに悩みをお持ちの方は非常に多い。

また筆者自身も、現在は広告会社の管理職として、日々試行錯誤を繰り返している。コンサルティングファームも広告会社も、極めて個性が強く多様な人材がチームを組んで仕事に当たる。そのため「チームマネジメントのスキル」は常に重要な関心ごととなる。

今回はそんな環境で働いてきた筆者がおすすめできる「マネジメント本」を分野別に24冊紹介しよう。どれも本ブログの筆者であるk_birdが、日々「マネジメント」と格闘するなかで「ぜひ読むべき」という結論に至ったマネジメント本だ。

しかし、もしあなたに時間の余裕があるなら、この記事を読む前に、まずは以下の解説記事をお読みいただきたい。

 この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「マネジメント」に関する「知識」を得たいと考えているはずだ。

「知識」は、過去の先人達が生み出した「知恵」であり、有用であることは否定しない。しかしあなたにとってみれば「単なる先人からの借り物」に過ぎず、あなたオリジナルの「知恵」ではない。

近年、知識が陳腐化するスピードが速まっている。だとすれば「知識を学ぶスピード」よりも「知識が陳腐化するスピード」が上回る臨界点に達すれば、あなたの成長はそこで限界を迎えてしまうことになる。

しかし、すぐに陳腐化してしまう「知識」を得るのではなく、時代を越えて通用する再現性の高い「原理」や「本質」をストックしていければ、あなたの成長に限界はなくなるはずだ。

どんなに優れたマネジメント本も、その知識を「消費」するだけでは、結局は何も残らない。なぜなら「読書」から得る成果とは、

  • その書籍自体の質
  • あなた自信の読書姿勢

の掛け算で決まるからだ。

もしあなたがマネジメント本を「消費」ではなく「投資」と捉え、あなた自身の「思考能力」に結び付けることができれば、あなたの書籍代は「消費」から「投資」へと変わる。

上記の解説記事では、ビジネス本を「投資」と捉え、あなた自身の「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出す思考能力」を身につけるための「読書法」を解説している。お読みいただいた方からは「良記事に出会えて感謝」というお褒めの言葉も頂戴している解説記事だ。

もし「マネジメント本」を手に取る前に上記の解説記事をお読みいただければ、あなたの読書は「消費の読書」から「投資の読書」へ変わり、あなた自身も変えていくことができるはずだ。

仕事の質と生産性を上げたい方に。このブログから書籍化した「超効率ハック」。

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まずは僭越ながら、拙著「超効率ハック」を紹介させて頂こう。

もしあなたがマネジメントのポジションにいるなら、チームの生産性向上は切っても切れない重要な課題であるはずだ。

本書「超効率ハック」は、仕事の生産性向上を目的に「時間・段取り・コミュニケーション・資料作成・会議・学び・思考・発想」という8つのジャンルのライフハック術を網羅的にカバーしている書籍だ。

ただし、類書の「ライフハック本」と大きく異なる点は「EXCELの関数を覚える」「ショートカットキーを使い倒す」などの小手先のテクニックではなく、その大元にある「頭のスイッチの切り替え方」を解説している点だ。

どんなに時短テクニックを駆使して処理スピードを上げたとしても、その作業自体が必要のない作業だったとしたら意味がない。しなくてもいいことを効率的に行うことほど、無駄なことはない。

この場合、必要なのは「作業の処理スピードを速める力」ではなく「不必要な作業を見極め、周囲を納得させる力」だ。

本書は、このような「頭のスイッチの切り替え方」を8ジャンル57項目に分けて、具体的な処方箋を交えながら紹介している。

おかげさまで、本書の内容を解説したSchooのオンライン授業は「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いている(139講座中)。また、Amazon Kindleでも「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得し、増刷も決定した。

Amazonレビューでも、

  • 「どのライフハック本と比べても異色であり、学べることが多かった」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂いている。

実は、生産性のボトルネックは、マネージャーに起因していることも少なくない。

もしあなたが「自分の仕事の仕方を点検したい」「チームの生産性を劇的に高めたい」と感じているのなら、ぜひ一読してみて欲しい。

お知らせ

前回好評につき、Schooにて「超効率ハック」を題材にした授業の第二弾を行うことが決まりました。詳しい内容を知りたい方は→こちらをクリック

それでは、ここからはおすすめマネジメント本を紹介していこう。1年で発刊されるビジネス書は、5,000冊を越えると言われる。しかし、その中で時代を越えて通用する書籍は、そう多くはない。そのような中で選定したマネジメント本は分野別に19冊となる。分類は以下の通りだ。

  1. 管理職として人材育成スキルを身につける本3冊
  2. リーダーシップを身につける本2冊
  3. チームマネジメントのスキルを身につける本4冊
  4. プロジェクトマネジメントスキルを身につける本3冊
  5. チームの生産性向上スキルを身につける本2冊
  6. 会議の生産性向上スキルを身につける本2冊
  7. KPI&PDCAを身につける2冊
  8. ドラッカーのマネジメント本1冊

さらに選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるマネジメントの良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考能力を鍛える」ことに役立っているマネジメント関連書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せるマネジメント本。
  4. 主に管理職向けに書かれた、実践的なおすすめマネジメントスキル本

19冊と分量が多い理由は、本の読み方・活かし方|あなたをブランドにするおすすめ読書法でも解説している通り「分野ごとの固め読み」のメリットを重視しているからだ。

「分野ごとの固め読み」をすれば、同じ分野の書籍が主張する「共通点」と「差異点」が浮き彫りになる。そして「共通点」「差異点」それぞれに対して思考を巡らすことができれば、ビジネス読書は単なる「知識止まり」にならない。「あなたオリジナルの考え」を形創るきっかけとなるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-1:管理職として部下育成スキルを身につける本3冊

マネジメント本おすすめ書籍-1:
自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書

突然の質問で恐縮だが、今あなたの目の前に「おなかをすかせた人」がいたら、あなたはどのような行動をとるだろうか?

  • おなかをすかせているのだから、食料を与える
  • 「食料の得かた」自体を教える

もしおなかをすかせた人が「餓死寸前」なら食料を与えることが先決だ。しかし上記を仕事に当てはめるなら「食料の得かたを教える」が部下育成の正解となる。

管理職の間からは「部下は指示待ちで、自分の頭で考えて動いてくれない」という不満をよく聞く。そして優秀な人であればあるほど率先垂範を行い、的確な指示を出し続ける。

しかし部下の側から見れば、上司が「率先垂範」し「的確に指示」すればするほど「答えは与えられるものだ」と感じるようになり「指示待ち状態」になっていく。

本書はそんな悪循環を断ち切り「答えを教える」のではなく「答えの出し方を考えさせる」方法や「その際の接し方」を解説した書籍だ。

もしあなたが「部下の指示待ち状態」で悩んでいるのなら、一読に値するおすすめの書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-2:
困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント

部下は、成果を出すための道具ではない。

当たり前のことだが、部下は「1人の人間」であり、1人の人間である以上、感情を持った生き物だ。

管理職であるあなたは、そんな部下に対してしっかりと「感謝の気持ち」を伝えているだろうか?部下の「可能性」を信じ、その「可能性」を伝えきれているだろうか?あなたが嬉しい時には嬉しい、悲しい時には悲しいと、率直な感情を伝えているだろうか?

ビジネスの世界では、ロジックが重要だとよく言われる。しかしあなたの部下は人間である以上、気持ちや感情もまた、業務のパフォーマンスに大きな影響を与えることは自明の理だ。

本書は、このような「部下の感情」に着目し「共感マネジメント」と称して「共感の力」で部下育成・チームマネジメントを実践していく方法論が記されている書籍だ。

リーダーの心がけ次第で、部下やチームは変わる。もしあなたが「指示・命令レベル」を越えて「感情レベル」で志を共有する部下を育成したいなら、本書は一読の価値があるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-3:
対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術

本書は1on1ミーティングの第一人者である筆者が、上司と部下の対話に対して「具体的に何をどうやれば、部下の成長に寄与するのか?」を解説した書籍だ。

1on1ミーティングとは、部下の育成・モチベーションの向上を目的とした、上司と部下の対話の場だ。従来の「面談」と大きく異なるのは、その目的が主に「部下のために時間」に使われることだ。

今や1on1ミーティングは多くの組織に普及した感があるが、一方で「何を」話し「どう」話を深めていけばいいかがわからず、そのまま立ち消えになってしまうことも多い。

このような状況の中、本書はその処方箋として「9ボックス」というフレームワークを紹介し、1つ1つのボックスに対して、部下との対話を広げたり深めたりする実践的な方法が紹介されている。

また、対話例が豊富に紹介されていることから、具体的なイメージが掴みやすいのも秀逸だ。

もしあなたが「これから1on1ミーティングを取り入れてみたい」あるいは「1on1ミーティングを取り入れたものの、最近マンネリ気味になっている」という状態なら、ぜひ本書を手に取ってみて欲しい。

マネジメント本おすすめ書籍-2:リーダーシップを身につける7冊

マネジメント本おすすめ書籍-4:
最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

ビジネスの成功には、チームリーダーや管理職の存在が重要であることは疑いようがない。

リーダーシップやマネジメントについては数多くの書籍が出版され、様々な定義がなされているが、本書はリーダーシップやマネジメントの「本質的な要素は何か?」を追求し、調査と科学の知見を踏まえながら核心部分を提示してくれている書籍だ。

特筆すべき点は、抽象論にとどまらず具体的にどういう行動を起こせばよいかまでを指南している点だ。

心の構え方次第で、見える景色は変わる。もしあなたがリーダーやマネージャーなどの管理職なら、あなたが見える景色を劇的に変えてくれるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-5:
WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う

本書はTEDで4000万回以上再生された講演動画「How great leaders inspire action」から生まれた、リーダーシップのベストセラー書籍だ。

本書では、地位や権限で人を動かす「形式上のリーダー」ではなく、人々を感激させ奮起させる「本物のリーダー(オーセンティックリーダー)」の重要性を繰り返し説いている。

また「本物のリーダー」になるために必要なのは「WHAT(何を)」ではなく「WHY(なぜ)」であり、大義、理想、信条から物事を考える習慣として「ゴールデンサークル」というフレームワークを提示してくれている。

本書を読めば、リーダーシップとは「地位」や「権力」の発揮ではなく、人々が望む素晴らしい目標による「共感」「共鳴」を得て支持者を広げていくことであることがわかる。

チームメンバーは、リーダーが先頭に立つから付いてくるのではない。リーダーが掲げる社会的使命や価値観に共鳴し、チームメンバーが後押ししてくれるから、リーダーは先頭に立つことができる。

もしあなたが「WHYでインスパイアするリーダーシップ」を手に入れたいなら、本書は傍らに置いておきたい書籍だ。

このブログから書籍化!
シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

マネジメント本おすすめ書籍-3:チームマネジメントのスキルを身につける3冊

マネジメント本おすすめ書籍-6:
心理的安全性のつくりかた

あなたは「心理的安全性」という言葉をご存じだろうか?

「心理的安全性」とは、チーム全体の成果に向けて「率直な意見」「素朴な質問」「違和感の指摘」が、いつでも、誰もが気軽に言える状態を指す。

Googleが4年間の歳月をかけた「プロジェクト・アリストテレス」で、チームパフォーマンスに決め手になる重要な要素として、一躍有名になった考え方でもある。

本書は、この「心理的安全性」に対して、理論と体系に裏付けられた実践方法を指南している書籍だ。

この本が優れている点は、心理的安全性に関係する要素を「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新規歓迎」という4つの要素に分けることで、具体的なマネジメント行動に落としやすくしている点だ。

また、心理的安全性が高いチームを作るには、現状を変える「変革」が必要になるが、本書が「変革の3段階」を解説してくれている点も秀逸だ。

もしあなたが「指示待ち状態のチーム」を、心理的安全性が高い「創造的なチーム」へと変えていきたいなら、本書は必読だ。

マネジメント本おすすめ書籍-7:
本物のリーダーは引っ張らない チームをつくる4つの感情スイッチ

「つい、自分の考えを押し付けてしまう」「つい、答えを言ってしまう」「つい、自分ばかりが話しすぎる」…。もしかしたら、あなたはそんなリーダーになってはいないだろうか?

残念ながら、リーダーが答えを知っている時代は、すでに終わりを告げている。

ビジネスの変化は激しく、現場の最前線にいる部下のほうが、リーダーよりも新しいことに詳しい、などの逆転現象も珍しくない。今や「リーダーの経験値」や「腕力」で成果を上げられる時代ではなく、むしろボトルネックにすらなり得る時代だ。

そんな状況の中で、本書は「引っ張らない」リーダーシップの方法論を解説している書籍だ。

これからは「俺が主役」ではなく「みんなが主役」になって、働いているみんなの力で答えを見つけ、創っていく時代だ。

もし本書をお読みになれば「引っ張らないリーダーシップ」が求められる時代に「どうすれば一人一人の個性を活かせるのか?」「どうすればモチベーションを掻き立てられるのか?」「どうすれば、信頼や手ごたえを作っていけるのか?」について、数多くのヒントが得られるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-8:
できるリーダーは、「これ」しかやらない メンバーが自ら動き出す「任せ方」のコツ

もしかしたらあなたは、適切なマネジメントを行いたくても十分な時間が取れないことに困ってはいないだろうか?

本書は、仕事を部下に任せることで自分の時間を浮かし、適切なマネジメントを実践していくための方法を、7章60項目に分けて解説した書籍だ。

特に本書が秀逸なのは「部下への仕事の任せ方」に留まることなく「部下が自ら動く組織の作り方」が分かりやすく紹介されている点だ。

マネジメントとはいかにうまく仕事を任せられるかであり、それが自分の成長のため、部下の成長ため、そしてチームの成長のためになる。

もしあなたがチームを成長させるためにも、適切な「任せ方」を身につけたいなら、本書は大きな助けになるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-9:
たった1分で相手をやる気にさせる話術ペップトーク

あなたは「ペップトーク」をご存じだろうか?

ペップトークとは、シンプルに定義すれば「人やチームを励ますメソッド」のことだ。もともとはスポーツの世界で使われていたメソッドだが、アメリカではビジネス界でも頻繁に使われている。

本書は、そんな「ペップトーク」の実践法を解説した書籍だ。ペップトークの方法論は、大きく以下の4つで構成されている。

  • 事実を正確に認識し、受け入れていることを示す
  • 事実に対する捉え方をポジティブに変える
  • 行動の先にある未来を示す
  • 必ず実現できることを信じさせ、励ます

本書で描かれているのは、物事は前向きに捉え、心に響く言葉を投げかけ、感情を鼓舞するための方法論だ。
もし、あなたがチームの士気に火をつけたいと思うなら、ぜひ身につけておきたいスキルだ。

マネジメント本おすすめ書籍-4:プロジェクトマネージャーとしてプロジェクトマネジメントスキルを身につける4冊

マネジメント本おすすめ書籍-10:
担当になったら知っておきたい「プロジェクトマネジメント」実践講座

ビジネスで成果を生むには、多くの関係者の協力が必要不可欠だ。

あなたの企業でも、様々な部門を横断するプロジェクト型の業務は多いはずだ。

本書は、プロジェクトマネジメントの初心者向けに、基本となる知識と技術を紹介した書籍だ。

本書の著者は、多数のプロジェクト現場の実行支援を経験しており「プロジェクト憲章」や「WBS」など、普段なら聞きなれないプロジェクトマネジメント用語なども丁寧に解説してくれている。

もし、あなたが初めてプロジェクトマネージャーを経験することになったのなら、本書はプロジェクトのイロハを理解する上で、おすすめ書籍となる。

マネジメント本おすすめ書籍-11:
プロジェクトリーダーの教科書

本書は、アクセンチュア・PwC・IBMで13年間に渡りプロジェクトのトラブルリカバリーに従事してきたコンサルタントが執筆した書籍だ。

本書が秀逸な点は「プロジェクト=必ず問題が起こるもの」と捉え、プロジェクトの12のステップごとに、プロジェクトリーダーに必要なマインドセットやスキルセット、アクションを解説してくれている点だ。

プロジェクトとは、極論すれば人と人との営みである以上、極めて泥臭い取り組みだ。しかし本書はそこから逃げず、具体的かつ実践的なノウハウがまとめられている。

もしあなたが本書を一読すれば「プロジェクトのどこに落とし穴があって」「どのような心構えで対峙すればスムースに進むのか?」が手に取るようにわかるはずだ。

マネジメント本おすすめ書籍-12:
抵抗勢力との向き合い方

プロジェクトといえば、つい目的やゴール、あるいはタスクなど「プロジェクトの中身」に目が向きがちだ。

しかし、プロジェクトを成功に導くためには、もう一つ重要な要素が存在する。それは「プロジェクトの機運」だ。

プロジェクトに関わった人のモチベーションが高く、かつ組織が一体となって使命感に燃えているようであればプロジェクトの成功確率は高くなるが、一方で「他人事」「様子見」あるいは「抵抗」が生じると、プロジェクトの機運は急速に失速する。

本書は、プロジェクト失速の原因となる「抵抗勢力」に焦点をあて「いかに抵抗勢力と向き合うか?」を解説した書籍だ。

本書は「プロジェクトの局面ごとによく現れる抵抗の例」「まずい対処の仕方」「良い対処の仕方」などを、体系的に、かつ実例を交えて解説している。

実は、抵抗する側にも、理屈はある。

そんな理屈をあらかじめ知っておけば、あなたはプロジェクトの機運を失速させるリスクを事前につむことができるはずだ。

もしあなたがプロジェクトマネジメントに対して「中身のマネジメント」だけでなく「機運のマネジメント」も適切に行いたいなら、本書は必読だ。

マネジメント本おすすめ書籍-5:チームの生産性向上スキルを身につける5冊

マネジメント本おすすめ書籍-13:
生産性―マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

あなたは「生産性」と聞いて、どのようなことを思い浮かべるだろうか?

「コストの削減」や「会議・作業時間の削減」が思い浮かんだとしたら、ぜひこの本を読んでほしい。間違いなく、あなたにとって「目からウロコ」のはずだ。

こと生産性において、つい日本人は「何かを削減すること」をイメージしがちだ。しかし生産性を上げるためには「時間やコストの削減」だけでなく「価値の向上」という側面も存在する。

本書は、前述した「採用基準」と同様に、マッキンゼーの人材育成・採用マネージャーとして参画した17年間に裏打ちされたモノの見方だ。

筆者は数々の新人コンサルタントと接しており「生産性を下げるポイント」も「生産性を上げるポイント」も熟知している。

日本企業は、押しなべて生産性が低いといわれるが、あなたのチームの生産性はいかがだろうか?

マネジメント本おすすめ書籍-14:
外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」 

「ロジカルシンキング」「ラテラルシンキング」「デザイン思考」…。あなたがどれだけ多くの「思考法」を手に入れたとしても、それだけではあなたのチームの生産性は上がらない。

なぜなら「生産性」とは「思考」だけでなく「行動」を伴って初めて実現するからだ。

本書が優れている点は「ビジネスパーソンとして圧倒的に質の高いクオリティを素早く出すにはどうすれば良いのか?」について「思考法」だけでなく「意志決定の視点」や「行動」にまで落とし込まれている点だ。

通常の書籍であれば「読んで学ぶ」という姿勢になりがちだが、本書の場合「読みながら使う」という姿勢が適切だ。

チームメンバーに論理思考やフレームワークを学ばせても、なかなか仕事がはかどらない。そうお感じの方にこそ、お勧めしたい書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-6:会議の生産性向上スキルを身につける2冊

マネジメント本おすすめ書籍-15:世界で一番やさしい会議の教科書

もしあなたがマネージャーなら「生産性の低い会議」を「生産性の高い会議」に変えたいと思っていることだろう。

世の中には、数多くの「会議本」が溢れている。

そしてその多くは「会議の目的を明確にしよう」「会議の終了時にはToDoを明確しよう」などと解説されていることが多い。

しかしあなたは実際の会議の現場で、いきなり「会議の目的はなんですか?」「今後のToDoはなんですか?」などと、ズケズケと聞けるだろうか?

本書は「物語+解説」という形式をとり、入社2年目の若手社員が小さなことから改善を積み上げ、少しずつ会議を変えていく様子が「物語」と「解説」の両面で描かれている。そのため、日々の会議の「現場感」を失わない形で「会議を変えていく手法」が理解できるのが特徴だ。

更に本書は「会議の進行役側」の視点でなく「会議の参加者側の視点」に立って「隠れファシリテーター」としてより良い会議に変えていく手法やコツが解説されている点も秀逸だ。

会議は、例えあなたが参加者側だったとしても、変えることができる。

もしあなたが生産性の高い会議を実現するために「実践可能な」方法論を手に入れたいなら、本書は必読に値する書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-16:世界で一番やさしい会議の教科書 実践編

本書は、上記「世界で一番やさしい会議の教科書」の実践編となる書籍だ。

「世界で一番やさしい会議の教科書」は「物語形式による現場感」が重視されているため、会議ファシリテーションの手法ついて網羅的に解説されているわけではない。

一方で本書は「続編」として会議ファシリテーションを体系的に整理し、前著では説明しきれなかった現実的な技法を「8つの基本動作」として解説している。

また、会議ファシリテーションは多くの参加者を巻き込む以上、組織的に定着させていくことが有効となるが「組織に定着させる方法論」についても「定着の4段階サイクルと浸透の6パターン」に整理して解説している。

本書は、数多くある会議ファシリテーションの書籍の中でも、リアルな現実と向き合った「泥臭い」書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-7:KPI&PDCAの本5冊

マネジメント本おすすめ書籍-17:最高の結果を出すKPIマネジメント

本書は、リクルートの出身者である著者が「リクルート流のKPIマネジメントの方法論」をわかりやすく解き明かしている書籍だ。

著者の中尾氏は、リクルート社員として新規事業の立ち上げやKPIマネジメントを実践してきた経験を持つ。さらには、11年間にわたりリクルートグループ内の勉強会で「KPI」や「数字の読み方」の社内教師をしてきた経歴の持ち主でもある。

そんな著者が描いた本書は、いわば「リクルート流KPIマネジメント」の理論と実践の両方が詰め込まれた書籍といえるだろう。

もしあなたが「KPI設定」を学びたいなら一番初めに手に取りたい書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-18:xDrive 質問でPDCAは加速する

これは当たり前のことだが、チームのPDCAは、自分一人だけでは回せない。

あなたがどんなにPDCAの知識やスキルを身につけても、他のチームメンバーに主体性や当事者意識がなければ、チーム全体でのPDCAは回らない。

本書は、そんなチームメンバー達に「質問」を通して思考を促しながら、当事者意識を作ることでPDCAを回す方法を解説した書籍だ。

本書が秀逸なのは、単なる「考え方」にとどまらず、チームメンバーのPDCAを回すための120個もの「質問集」が用意されており、極めて実践的なのもありがたい。

もし、チームメンバーの当事者意識がPDCAのボトルネックになっているなら、本書はその解決策になる書籍だ。

マネジメント本おすすめ書籍-8:ドラッカーのマネジメント本1冊

マネジメント本おすすめ書籍-19:
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

世の中には2種類の異なるタイプの情報が流通している。その2種類とは「フローの情報」と「ストックの情報」だ。

「フローの情報」とは流れ去る情報のことで、いわば「タイムライン」のようなイメージだ。一方で「ストックの情報」とは、あなたが思考を巡らすことで「あなたならでは知恵」に発展可能な情報を指す。

「フローの情報」の価値は「新しいこと」だが「ストックの情報」の価値は「時代を越えて変わらない本質・原理」が潜んでいることだ。

そして自分の中に「変わらない本質・原理」が蓄積されていけば、いざというときに様々な要素を「変わらない本質・原理」に当てはめてみることで、質の高い解が素早く導き出せるようになる。これが「本質」や「原理」の効果だ。

本書は、経営学の神様といわれるピーター・F・ドラッカー が「マネジメントの本質・原理」を体系化した過去の著作のエッセンス版であり、本書を読めば一通り「ドラッカー」が理解できるはずだ。

約60年前の記述が今なおベストセラーで在り続けているのは、時代を越えても変わらない重要な本質・原理が描かれているからだろう。

テクニックは、決して本質や原理を越えることはない。もしあなたがマネジメントに携わるなら、その「本質」や「原理」を理解する上で、読んでおきたい一冊だ。

このブログから書籍化した本3冊

新刊|「仕事の質と生産性を上げる57の方法」を徹底解説

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冒頭でも紹介したが、再度ここでも紹介させていただこう。

拙著「超効率ハック」は、仕事の生産性向上を目的に「時間・段取り・コミュニケーション・資料作成・会議・学び・思考・発想」という8つのジャンルのライフハック術を網羅的にカバーしている書籍だ。

ただし、類書の「ライフハック本」と大きく異なる点は「EXCELの関数を覚える」「ショートカットキーを使い倒す」などの小手先のテクニックではなく、その大元にある「頭のスイッチの切り替え方」を解説している点だ。

どんなに時短テクニックを駆使して処理スピードを上げたとしても、その作業自体が必要のない作業だったとしたら意味がない。しなくてもいいことを効率的に行うことほど、無駄なことはない。

この場合、必要なのは「作業の処理スピードを速める力」ではなく「不必要な作業を見極め、周囲を納得させる力」だ。

本書は、このような「頭のスイッチの切り替え方」を8ジャンル57項目に分けて、具体的な処方箋を交えながら紹介している。

おかげさまで、本書の内容を解説したSchooのオンライン授業は「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いている(139講座中)。また、Amazon Kindleでも「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得し、増刷も決定した。

Amazonレビューでも、

  • 「どのライフハック本と比べても異色であり、学べることが多かった」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており、嬉しい限りだ。

もしあなたが「仕事術をマスターしたい」「仕事の生産性を劇的に高めたい」と感じているのなら、ぜひ一読してみて欲しい。

お知らせ

前回好評につき、Schooにて「超効率ハック」を題材にした授業の第二弾を行うことが決まりました。詳しい内容を知りたい方は→こちらをクリック

既刊|「シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

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このブログをお読みのあなたなら、すでに仮説思考の重要性はご存じのはずだ。

誤解を恐れずに言えば、あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考のメリットは説くものの、肝心の「仮説思考のマスターの仕方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせているものが多い。

一方で本書は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説している。よって、その手順通りに推論を重ねれば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで、本書はflierとグロービスが主催する「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただき、NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただいた。Amazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴しており、5刷を重ねている。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。 

既刊|ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」

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本書は、筆者の専門である「ブランディング」について解説した書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。

その他の解説記事とおすすめ書籍

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また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。
17のビジネス分野別おすすめ書籍の解説

終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

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