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仕事術の本|仕事の生産性を上げる【分野別】おすすめ書籍18冊

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この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「仕事術の本」や「仕事の生産性を上げる本」をお探しのことだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の解決を目指しているブログだ。

このブログを運営していると「おすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。

各解説記事でもおすすめのマーケティング本やブランディング本を紹介しているが、今回は、仕事の生産性を上げる「仕事術の本」について、入門書から名著まで18冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考える書籍だ。

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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仕事術の本を紹介する前に、まずは拙著「超効率ハック」を紹介させていただこう。

どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術

など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

それでは、ここからは仕事を効率化する「仕事術の本」を紹介していこう。選定した本は分野別に18冊となる。分類は以下の通りだ。

  • 仕事を効率化する「思考法」を学べる本3冊
  • 仕事を効率化する「段取り術」を学べる本2冊
  • 仕事を効率化する「情報収集術」を学べる本2冊
  • 仕事を効率化する「資料作成術」を学べる本4冊
  • 仕事を効率化する「伝え方」を学べる本5冊
  • 仕事を効率化する「会議術」を学べる本2冊

選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える仕事術の良書。
  2. 実際の実務に役立っている仕事術の書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれている仕事術の名著。

仕事術の本おすすめ書籍-1:生産性を上げる「思考法」を学べる本3冊

仕事術の本おすすめ書籍-1:
エッセンシャル思考

仕事の効率化を考える上で、最も重視しなければならないのは「時間」だ。なぜなら「時間」は「お金」よりも貴重な財産と言えるからだ。

「お金」は、例え失ったとしても後から取り戻すことができる。しかし「時間」は誰もが平等に一方的に減っていくだけであり、後から取り戻すことはできない。また、お金は時間さえあれば工夫次第で増やすことができるが、人は時間を創造することはできない。

「時間」とは砂時計のように一方的に減っていき、いつか尽きてしまうものだ。このように考えると「時間」はあなたの人生にとって最も貴重な資源であり「時間に追われている状態」や「他人に振り回されている状態」とは、人生の残り時間を削り取られている状態とイコールと言える。

本書が説く「エッセンシャル思考」とは、自分が一番大事なものを見極め、それ以外の選択肢をうまく捨て、本質的なものに最高の力を発揮できるようにする技術を指す。

本書の秀逸な点は「本当に大事な選択肢を見極める技術」「不要なものをうまく捨てる技術」がわかりやすく紹介されている点だ。

もしあなたが「自分にとって一番大事なものを見極められない」「それ以外の選択肢をうまく捨てられない」と悩んでいるなら、本書は良きバイブルになるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-2:
生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

あなたは「生産性」と聞いて、どのようなことを思い浮かべるだろうか?

「コストの削減」や「会議・作業時間の削減」が思い浮かんだとしたら、ぜひこの本を読んでほしい。間違いなく、あなたにとって「目からウロコ」のはずだ。

こと生産性において、つい日本人は「何かを削減すること」をイメージしがちだ。しかし生産性を上げるためには「時間やコストの削減」だけでなく「価値の向上」という側面も存在する。

本書は、マッキンゼーの人材育成・採用マネージャーとして参画した17年間に裏打ちされたモノの見方が満載だ。

筆者は数々の新人コンサルタントと接しており「生産性を下げるポイント」も「生産性を上げるポイント」も熟知している。

もしあなたが世界一流の「生産性の思考法」を手に入れたいなら、本書は一読に値する書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-3:
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

間違った問題設定は間違った結論を生み、仕事の生産性を大きく落としてしまう。

本書が主張しているのは、問題を解く前に、そもそも「何が問題なのか?」を見極めることが、生産性の向上につながることだ。

このブログをお読みのあなたなら、ロジカルシンキングの重要性は理解しているはずだ。しかしどんなに優れた「論理」も、そもそもの「何を考えるべきか?」という論点がズレていれば間違った答えを生み、生産性を落としてしまう。

ロジカルシンキングの本は、どれも「既に正しい論点は見極められている」ことを想定してロジックツリーやピラミッドストラクチャーを解説しているものも多い。しかし重要なので繰り返すが、間違った論点は間違った答えしか生まない。

本書を読めば、正しい論点を見極めることで、あなたの仕事の生産性を高めることができるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-2:生産性を上げる「段取り術」を学べる本2冊

仕事術の本おすすめ書籍-4:
会社では教えてもらえない 残業ゼロの人の段取りのキホン

「段取りがうまい人」とは「仕事をさばくスピードが速い人」のことではない。「先を読んだ行動ができる人」のことだ。

本書は、あなたが「先を読んだ行動ができる人」になるために「段取り作り」と「実行」のイロハを解説している書籍だ。網羅的であるにもかかわらず要点が簡潔にまとめられているので、本書の内容を一つずつ実践していくだけで、あなたの仕事の生産性は劇的に上がるはずだ。

もしあなたが「段取りの組み方がわからない」「仕事が自転車操業で忙しくなりがち」なら、その改善に向けて教科書となる書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-5:
「すぐやる人」と「やれない人」の習慣

生産性が高い人の特徴は、例外なく行動が早いことだ。

しかし生産性が高い人は意志力だけで自分を動かしているのではない。「仕組みと習慣」で自分を動かしているのだ。

本書は、生産性の高い人を「すぐやる人」生産性が低い人を「やれない人」に分け「すぐやる人」の特徴を炙り出している書籍だ。

人はつい、段取りを先延ばしにしてしまいがちだ。しかし本書を読めば「すぐやる人」とはどのような習慣を持つ人なのかがわかるので、その習慣を参考にすることで自分を変えるきっかけがつかめるはずだ。

もしあなたが「すぐに行動に移せない」タイプなら、本書を参考書兼チェックリストとして活用することで、仕事の生産性を劇的に上げることができるはずだ。

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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ここで、拙著「読書の方程式」を紹介させていただこう。

例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうことになる、

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、いったい何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

仕事術の本おすすめ書籍-3:生産性を上げる「情報収集術」を学べる本2冊

仕事術の本おすすめ書籍-6:
社会人1年目からの 「これ調べといて」に困らない情報収集術

仕事の時間の多くは「何かを調べる」という情報収集に費やされることが多い。なぜならどのような仕事も「まずは現状を正確に把握する」ことから始まるからだ。

しかし、情報収集の目的は、情報収集ではない。

一般に情報収集は「情報収集」→「情報の整理」→「情報の解釈」→「物事の判断」という筋道を辿る。つまり「情報収集」は「判断」の役に立って初めて価値を持つものだ。

本書はそんな情報収集に対して、若手社会人が上司から資料作りを頼まれた際に、どうやって情報収集すれば良いかをわかりやすく解説した初心者向けの書籍だ。

また「決算書」「物価調査」「家計調査」など、具体的な情報ソースを例に「情報の扱い方」を解説してくれているのもありがたい。

もしあなたが、ネットの情報だけを羅列した「つぎはぎ資料」から卒業し、生産性の高い情報収集を実践したいなら、ぜひ一読して欲しい書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-7:
課題解決のための情報収集術

真面目で几帳面な人であればあるほど「情報は、多ければ多いほどよい」「情報は、抜け漏れがないほうがいい」など「情報を完璧に集めること」自体が目的になってしまい「情報収集は判断に役立ってナンボ」という本来の目的を忘れてしまいがちだ。

しかし、限られた時間の中で「生産性の高い情報収集」を行うためには「意思決定に役立つ必要最小限の情報は何か?」を見極めた上で、優先順位の高い情報から順番に集めていく必要がある。

本書は、元外資系コンサルティングファームのコンサルタントだった筆者が「生産性の高い情報収集の方法論」を解説しつつ「ビジネスで求められる情報収集能力を飛躍的に高めるスキル」の身につけ方を指南している書籍だ。

どのような仕事も、まずは「情報収集」から始まる。

もしあなたが生産性の高い情報収集スキルを身につけたいなら、本書はその登竜門となる書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-4:生産性を上げる「資料作成術」を学べる本4冊

仕事術の本おすすめ書籍-8:
世界で一番やさしい 資料作りの教科書

「資料作成の本」と言えば「PowerPointでのデザインの仕方」「図表の使い方」「色使いのテクニック」など「資料の見栄え作り」を解説した書籍が思い浮かぶ。確かに資料の見栄えは重要だ。しかしこれらは、資料作りにおいて最も重要な要素とはいえない。

本書は「資料の見栄え」ではなく「伝えたいことがスパッと伝わること」にフォーカスし、押さえるべきポイントを徹底的に解説している書籍だ。表紙はカジュアルだが、中身は本質的であり、読めば「一生ものの資料作成スキル」が身につく書籍でもある。

本書の特筆すべき点は、次の2つだ。

1つ目は、資料作りのノウハウに留まらず、ビジネスにおける「伝える」の本質に迫り、実際に活用できるレベルに噛み砕いて解説されている点だ。

そして2つ目は、入社4年目の社員を主人公にしたストーリー形式で解説が進むため「現場あるある」が豊富に盛り込まれ、自分事として学びやすい点だ。

資料作成とは「何かを伝える」というコミュニケーションであり、煎じ詰めれば「人と人との営み」だ。本書なら、どんな「PowerPointテクニック本」にも描かれていない「生産性の高い資料作成の勘所」を掴むことができるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-9:
プロの資料作成力

資料の作り方ひとつでビジネスの生産性は変わる。なぜなら「提案する」「報告する」「交渉する」といったビジネスのやり取りは、基本的に資料や書類を通して行われるからだ。

本書は、元外資系コンサルティングファームのコンサルタントだった筆者が、

  • プロフェッショナルの資料に求められる条件
  • 資料の全体構成を考える方法
  • 資料内の情報の質と量を最適化する方法
  • 効果的なメッセージの表現方法
  • 効果的なビジュアル効果の方法

など、資料作成全般の方法論を解説している。

本書では、ただわかりやすく見やすい資料を作るだけでなく、常に「目的の実現」のために、どのように資料を作成していくか?に力点が置かれている。「プロジェクトを前へ進めていくための資料作成力」を身につけたい人には、おすすめの書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-10:
PowerPoint資料作成 プロフェッショナルの大原則

資料作成と言えば社会人の基礎スキルと思われがちだが、真に優れた資料を作成するには「仮説思考」「ロジカルシンキング」「コミュニケーションスキル」「情報収集スキル」「表現スキル」「PowerPointスキル」など広範なスキルが求められる。あなたも、

  • 資料を作成する上での「考え」がまとまらない
  • 「考え」はまとまっているのもの、どう資料に落としていいかわからない

という経験をしたことがあるはずだ。

本書は、資料作成に求められる広範なスキルを体系化し、必要な考え方から具体的な方法論までを一気通貫で学べる書籍だ。その内容は500ページにものぼり、ビジネスパーソンに必要な資料作成の考え方やスキルは、ほぼ網羅されているといってもよい。

また、具体的に「スポーツジム」を題材に取り上げて解説しているため、極めて実践的なのも秀逸だ。

もしあなたが資料作成の「考え方」と「資料への落とし方」のつなぎで生産性を落としているなら、ぜひ手元に置いておきたい書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-11:
伝わるデザインの基本 増補改訂版 よい資料を作るためのレイアウトのルール

自分が創るWord資料やPowerpoint資料は、いまひとつあか抜けない気がする。あなたはそんな悩みをお持ちではないだろうか?

本書はデザイナーのためのデザイン本ではなく、日々WordやPowerpointを使っている非デザイナー向けのデザイン本だ。

本書の特筆すべき点は、書体の選び方や統一の仕方、あるいは図形の使い方や色の統一の仕方まで、いわば「かゆいところに手が届く」解説がなされている点だ。

もちろん同時に「こんな時、Powerpointではこう操作する」など操作法も解説してくれている実践的な指南本でもある。

資料作りで最も重要なのは、当然中身だ。しかし資料の見た目やデザインが、見る側の期待や印象を大きく変えてしまうこともまた事実だ。

本書を読み、指南している通りに実践すれば、あなたが創る資料は見違えるほど変わるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-5:生産性を上げる「伝え方」を学べる本4冊

仕事術の本おすすめ書籍-12:
「良い質問」をする技術

多くのビジネスパーソンは「わかってもらいたい」「理解してもらいたい」という気持ちが強すぎて「つい話しすぎてしまう」というミスを犯しがちだ。

しかし、コミュニケーションの主導権を握っているのは、実は「話す側」ではなく「聞く側」だ。

なぜなら、積極的に相手に話をしてもらうほうが「相手の知識レベル」「相手の考え方」「相手の判断基準」などが把握でき、それに応じてこちら側の伝え方を変えていくことができるからだ。生産性が高いコミュニケーションは「聞く側」が握っているのだ。

その際に、大きな武器となるのが「質問力」だ。質問力を身につければ、こちらが意図したように相手の情報を引き出すことができるようになる。なぜなら、人は質問されると瞬時に「思考のスイッチ」が入るからだ。だとすれば、質問する側が適切な質問を投げかけることができれば、あたかも相手の頭の中を遠隔操作するかのように思考のスイッチを入れ、情報を引き出すことが可能になる。

 「話し上手は聞き上手」という言葉があるが、本書は「良い質問」を通して自分や相手の可能性を引き出す方法論について解説した書籍だ。

もし「質問」を通して相手に気づきを与え、より生産性の高いコミュニケーションを実現したいなら、本書の一読をお薦めする。

仕事術の本おすすめ書籍-13:
1分で話せ

あなたは業務報告やミーティングの際に「手短に話せ」「何が言いたいのかわからない」と指摘されたことはないだろうか?

本書は、ロジカルシンキングを身につけ「1分で伝え、1分でその気にさせて、1分で動いてもらう」方法を解説した書籍だ。

「話が長い」「話がまとまらない」は「話の整理の仕方」に問題があるが、本書はロジックツリーやピラミッドストラクチャーを使った「話の整理の仕方」や「伝え方」を解説してくれているため、かなり実践的だ。

また、単に「ロジカルな説明」だけでなく「聞き手の頭にイメージを描いてもらう方法」も解説されているため「論理と直感」双方に訴える説明の仕方が身につくはずだ。

説明が長くなりがちで、端的に自分の考えを相手に伝えることに苦戦してる方に、おすすめの書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-14:
ロジカルプレゼンテーション

本書は「ロジカルシンキング」と「提案」を結び付け「提案」を成功に導くためのスキルを解説した書籍だ。

本書の特筆すべき点は「正しく考える」ロジカルシンキングだけでなく、正しく伝える「提案力」をセットで解説している点だ。

「提案」を「そもそも通りずらい」ものとして前提を置き「そもそも通りずらいものを通すには何が必要か?」と逆算した視点から「論理的思考」「仮説検証」「会議設計」「資料作成」などを解説している。

更に「ビジネスストーリー」と「解説」がセットになっているため、実務の局面をイメージしながら理解出きるのも特徴だ。

「提案力」ほど、ビジネスの生産性を大きく左右するスキルはない。

もしあなたがロジカルシンキングを通して「提案力」を向上させたいなら、本書はそれに応える書籍となるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-15:
一番伝わる説明の順番

人はつい「自分が考えた順番」で物事を説明してしまうものだ。しかしビジネスにおける説明の目的は「相手に理解してもらい、相手を動かすこと」である以上、相手から逆算して「相手が理解しやすい順番」を考えておく必要がある。

本書は、このような「説明の順番」を解説した書籍だ。

これは当たり前のことだが、相手はあなたから説明されるまで説明の中身をわかっていない。このような相手の頭の中が「全く白紙の状態」から「相手に動いてもらうレベル」に持っていくためには「説明の順番」を意識し、相手の頭の中を整理しながら話すのが生産性の高い方法だ。

相手のタイプや性格によって「わかりやすい話の順番」は変わる。もし「相手の頭を整理しながら順番に話すスキル」を手に入れることができれば、あなたのコミュニケーションの生産性は飛躍的に高まるはずだ。

仕事術の本おすすめ書籍-16:
伝え方が9割

言葉はいったん発すれば、その受け止め方は相手の感受性に委ねられる。そして言葉は人と人とのつながりを作る反面、使い方を間違えると壁を作ってしまうやっかいなものだ。

よって、もしあなたが相手から「Yes」を引き出したいなら「自分」ではなく「相手」から逆算して「伝え方」を工夫することが求められる。

本書は、例え内容は同じでも、伝え方の工夫でNoをYesに変える方法を解説している書籍だ。相手の立場に立って言葉を作る方法について、具体的なコツや活用法が掲載されており、中にはそのまま使える例文も用意されているのが秀逸だ。

例え同じ内容でも、伝え方ひとつで相手への印象は変わる。もしあなたが「頼み事」をする局面が多く「NoをYesに変える」方法を身につけたいなら、本書は一読に値する書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-6:生産性を上げる「会議術」を学べる本2冊

仕事術の本おすすめ書籍-17:
世界で一番やさしい会議の教科書

生産性に関心があるあなたなら、様々な会議に参加しながら「生産性の低い会議」を「生産性の高い会議」に変えたいと思っていることだろう。

世の中には、数多くの「会議本」が溢れている。

その多くは「会議の目的を明確にしよう」「会議の終了時にはToDoを明確しよう」などと解説されていることが多い。

しかしあなたは実際の会議の現場で、いきなり「会議の目的はなんですか?」「今後のToDoはなんですか?」などと、ズケズケと聞けるだろうか?

本書は「物語+解説」という形式をとり、入社2年目の若手社員が小さなことから改善を積み上げ、少しずつ会議を変えていく様子が「物語」と「解説」の両面で描かれている。そのため、日々の会議の「現場感」を失わない形で「会議の生産性を高めていく手法」が理解できるのが特徴だ。

更に本書は「会議の進行役側」の視点でなく「会議の参加者側の視点」に立って「隠れファシリテーター」としてより良い会議に変えていく手法やコツが解説されている点も秀逸だ。

会議は、例えあなたが主催者でなかったとしても、生産性を高めるができる。

もしあなたが生産性の高い会議を実現するために「実践可能な」方法論を手に入れたいなら、本書は必読に値する書籍だ。

仕事術の本おすすめ書籍-18:
世界で一番やさしい会議の教科書 実践編

本書は、上記「世界で一番やさしい会議の教科書」の実践編となる書籍だ。

「世界で一番やさしい会議の教科書」は「物語形式による現場感」が重視されているため、会議ファシリテーションの手法ついて網羅的に解説されているわけではない。

一方で本書は「続編」として会議ファシリテーションを体系的に整理し、前著では説明しきれなかった現実的な技法を「8つの基本動作」として解説している。

また、会議ファシリテーションは多くの参加者を巻き込む以上、組織的に定着させていくことが有効となるが「組織に定着させる方法論」についても「定着の4段階サイクルと浸透の6パターン」に整理して解説している。

本書は、数多くある会議ファシリテーションの書籍の中でも、リアルな現実と向き合った「泥臭い」書籍だ。

このブログから書籍化した本4冊

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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冒頭でも紹介したが、再度ここでも紹介させていただこう。

どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術

など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握るといっても過言ではない。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴している。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

 

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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この記事の途中でも紹介したが、再度紹介させていただこう。

例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうことになる、

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、いったい何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書

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本書は、筆者の専門である「ブランディング」について解説した書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー入りを果たし、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉をちょうだいしている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

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終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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