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ラテラルシンキングとは|水平思考をビジネスに活かす5つの方法|例題有

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このページに辿り着いたあなたなら「ラテラルシンキングとは何か?」あるいは「ラテラルシンキングの鍛え方・ビジネスへの活かし方」に関心があることだろう。

ラテラルシンキングは、これからのビジネスで最も必要とされる能力だといっても過言ではない。なぜなら、少子高齢化や市場成熟化が進み、いま求められているのは閉塞状況を打破する新たな発想やイノベーションだからだ。

しかし、ロジカシンキングと比べ「ラテラルシンキング」は発想の自由度が高い分、取っつきずらいのが弱点だ。ラテラルシンキングはよく「常識にとらわれず、自由な発想を可能にする思考法」と説明されるが「何を」「どんな視点で」考えれば「自由な発想ができるのか?」を体系的に解説している書籍は少ない。

また、ラテラルシンキングの解説は、ともすれば「クイズ」や「推理ゲーム」に終始しがちだが、私たちビジネスパーソンが求めているのは「ラテラルシンキングをどうビジネスに活かすのか?」というビジネスに落としこんだ体系的な解説だ。

よって、今回は「ラテラルシンキングとは何か?」という解説はもちろん、巷にある様々なラテラルシンキングの例題をひも解きながら「何を」「どんな視点で」考えれば「ラテラルシンキングを使いこなせるのか?」について解説を行う。

もしあなたが「ラテラルシンキングの意味を知りたい」だけでなく「ラテラルシンキングを使いこなしたい」と考えているなら、ぜひ最後までお読みいただきたい。あなたがアイデアやイノベーションを生み出す上でのヒントになるはずだ。

 

ラテラルシンキング(水平思考)とは何か?ラテラルシンキングの意味を定義する

ラテラルシンキング(水平思考)とは-1:ラテラルシンキングの意味

まずは、ラテラルシンキングの意味について理解を深めよう。

ラテラルシンキング(Lateral thinking)とは、1967年にイギリス人の医師であるエドワード・デボノが提唱した思考法で、別名「水平思考」あるいは「ラテラル思考」とも訳呼ばれる。エドワード・デボノの定義によれば、ラテラルシンキングとは「どんな前提条件にも支配されない自由な思考法」であり「水平方向に発想を広げる」という意味合いからラテラル(=水平)という言葉が使われる。

「ラテラルシンキング」とは?

どのような前提条件にも支配されない自由な思考法。

ラテラルシンキング(水平思考)とは-2:ラテラルシンキングとロジカルシンキングの違い

ラテラルシンキングとロジカルシンキングの最も大きな違いは「前提の捉え方」だ。

ロジカルシンキングの思考プロセスは「前提」→「推論」→「結論」という筋道を辿る。つまり、まずは「A」という前提を置き、その後「AだからB」「BだからC」という推論を辿った結果「結論はCである」という答えに辿り着く。

しかしここまでお読みになればお気づきの通り、ロジカルシンキングは前提(=A)の置き方次第で結論が変わる。そしてロジカルシンキングはA(=前提)そのものの置き方を教えてくれるわけではない。

一方で、ラテラルシンキングとは「前提(=A)の置き方」に着目し、前提そのものを覆す発想をすることで、これまでにない新しいアイデアを生み出そうとする思考法だ。

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ロジカルシンキングは、まずは前提を決めた上でそこから深掘りしていく思考法のため、時に「垂直思考」とも呼ばれる。一方でラテラルシンキングは「前提」を疑い、前提そのものの可能性を広げていく思考法であるため「水平思考」と呼ばれる。

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ラテラルシンキング(水平思考)とは-3:ラテラルシンキングのメリット

ラテラルシンキングとロジカルシンキングは、2つをうまく組み合わせることができれば「より広く」「深い」発想ができるようになる。なぜならラテラルシンキングとロジカルシンキングは、対立する思考法ではなく相互補完的な思考法だからだ。

冒頭でも述べた通り、日本では少子高齢化が進み、多くの市場は成熟化しているため、これまでとは異なる新たな発想やイノベーションを生み出すことが必要だ。その際に既成概念に囚われず、前提そのものを覆す発想を広げていくラテラルシンキングは必要不可欠な能力となる。

しかし、ただ単に「発想を広げる」だけでは「思い付きの羅列」でしかない。そして「思い付き」だけではビジネスは回らない。もし、あなたがビジネスの成果を追い求めるのであれば、ラテラルシンキングで得られた新たな「前提」を元に「推論」を働かせ、成果が得られそうだという結論に辿り着く「検証」が必要となる。その際に有用なのがロジカルシンキングだ。

巷の書籍では、あたかも「ラテラルシンキング」と「ロジカルシンキング」は対立している概念であるかのように語られるが、ビジネス上の成果を目指すのであれば、この両者を「補完関係」として位置付けたほうが実践的だ。

  • ラテラルシンキングは、前提そのものを覆す発想を広げる
  • ロジカルシンキングは、その発想の妥当性を検証する

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もしあなたがビジネスで成果を出したいなら、ラテラルシンキングとロジカルシンキングは「補完関係」であることを頭に入れておこう。

ラテラルシンキング(水平思考)のコツ

続いては、ラテラルシンキングのコツについて解説していこう。

ラテラルシンキングは「どのような前提条件にも支配されない自由な思考法」であることからもわかる通り「前提への着目」が非常に重要な役割を果たす。しかし、そもそも「前提とは何か?」が理解できていなければ、ラテラルシンキングを駆使しようがない。

デジタル大辞泉によると「前提」とは「ある物事が成り立つための、前置きとなる条件」のことを指す。

「前提」とは?

ある物事が成り立つための、前置きとなる条件

例えば「赤信号だと止まらなければならない」というルールの前提は「道路交通法で定められているから」だ。もし「道路交通法で定められている」という前提が成り立たなければ「赤信号だと止まらなければならない」というルールも成り立たなくなる。

また、もし仮にあなたの目の前に椅子があったと仮定しよう。もし「あなたは疲れて帰ってきた」という前提があれば、その椅子は「座ってくつろぐもの」という意味合いになるだろう。しかしもしあなたが「引っ越し作業の真っ最中」という前提なら、その椅子は「運び出さなきゃいけない、やっかいなもの」となる。

このように、物事は「前提」が変わることで「意味合い」が大きく変わることがある。

ロジカルシンキングの場合は「推論の正しさ」や「結論の正しさ」に目を向けるが、ラテラルシンキングの場合は「前提の置き方」に目を向けるのがコツだ。

 

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす5つの方法

ラテラルシンキングの解説となると「クイズ」や「シチュエーションパズル」を多用して「ラテラルシンキングの発想例」として解説されることが多い。

これらは「頭の体操」としては有用かもしれないが、それらに内在する本質的な「着眼点」や「思考方法」を理解しない限り、ビジネスに応用することはできない。

重要なことなので繰り返すが、ビジネスにおけるラテラルシンキングは「前提を疑う」ことからスタートする。そして、ビジネスの世界でよく置かれる「前提」は、大きくわけて5つある。

  • 問題設定
  • 目的設定
  • 枠組み
  • 先入観
  • 視点

ここからは5つの項目ごとに「ラテラルシンキングによくあるクイズ」をひも解き、ビジネスに必要な本質やビジネスに応用する方法まで踏み込んで解説していこう。

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす方法-1:問題設定を疑う

ラテラルシンキングでよく紹介される例題に、以下のような問題がある。まずはお読みになって欲しい。

問題設定を疑う-1:ラテラルシンキングの例題

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問題設定を疑う-2:ラテラルシンキングの解答例

あなたはこの例題を読んで「ゴミ箱を設置する」などの解決策を考えたこかもしれない。しかしこの例題で用意されている解答は、以下のようなものだ。

例題①の解答例

「カップ自体も食べられるようにする(つまりソフトクリームにする)
問題設定を疑う-3:ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法

これはソフトクリームの誕生秘話としてよく語られるエピソードだが、ラテラルシンキングの文脈でいえば、その本質は「問題設定を疑う」ことにある。

もしあなたが問題設定を「出てしまうゴミを投げ捨てさせずに回収するには?」と置けば「ゴミ箱を設置する」という解決策は容易に思い浮かべることができるはずだ。しかしゴミ箱を設置したところで100%ゴミを回収することは不可能であり、アイスクリームの売上が上がればゴミ箱はすぐにいっぱいになるため、やはり投げ捨ては起きるだろう。

一方で、問題設定そのものを疑い「そもそもゴミが出ない売り方をするには?」という「問題設定の転換」ができれば「ソフトクリームを売る」という発想が出てきやすくなる。

もしソフトクリームを売ることができれば、そもそもゴミがでないのだからゴミを回収する必要がなくなる。さらにソフトクリームの売上がどれだけ上げっても、そもそもゴミが出ない以上、ゴミ箱がいっぱいになることもない。つまり「ソフトクリームを売る」という発想は「ゴミ問題」の根本解決になっていることがおわかりいただけるだろう。

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このように「問題設定を疑う」ことができれば、これまでは思いもよらなかった「問題解決策」を見出すことが可能になる。もしあなたが問題に直面したとき「問題設定を疑う」習慣を持てれば、思わぬ解決策が見えてくることがある。

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす方法-2:枠組みを疑う

続いての例題だ。まずは以下の図をご覧になって欲しい。

枠組みを疑う-1:ラテラルシンキングの例題

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枠組みを疑う-2:ラテラルシンキングの解答例

解答例は以下の通りだ。

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枠組みを疑う-3:ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法

この例題が教えてくれるのは「枠組みを疑う」ことの重要性だ。

多くの人はこの例題を示されると、無意識に「4本の線は、9つの点の内側からはみ出してはならない」という枠組みにはまってしまう。しかしその枠組みを外して「4本の線は9つの点の外側にはみ出しても良い」と声をかければ、誰もが魔法が解けたようにあっさり解答できるのがこの例題だ。

ビジネスの世界でも、人は無意識のうちに「業界」や「部門」の枠組みをはめてしまうことがある。「自分たちは車を売る会社だ」という枠組みをかければ、車が売れなくなった時に選択肢はなくなる。しかし「自分たちは豊かなカーライフを創造する会社だ」と枠組みを広げれば、

  • 車の整備・点検の提供
  • 自動車保険の提供
  • カー用品の提供
  • カーローンやカーリースの提供

などの選択肢が見えてくる。さらに「自分たちは豊かなカーモビリティ社会を創造する会社だ」と枠組みを広げれば、

  • レンタカー事業やカーシェアリング事業
  • ライドシェアリングや駐車場シェアリング事業
  • 公共交通のシステムインフラ事業

などの可能性も見えてくるだろう。このように、ビジネスの世界でも「今考えている枠組み」を疑う視点を持てれば、思わぬ可能性が拓けることがある。

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす方法-3:目的を疑う

続いての例題だ。こちらも、まずはお読みになって欲しい。

目的を疑う-1:ラテラルシンキングの例題

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目的を疑う-2:ラテラルシンキングの解答例

あなたはこの例題を読んで、咄嗟に「車の衝突を避けるにはどうすればよいか?」と考えたかもしれない。しかしこの例題で用意されている解答は、以下のようなものだ。

例題③の解答例

「坂を下ってくる前の車に向かってアクセルを踏み、接触するギリギリのところでブレーキを踏んで静止する」
目的を疑う-3:ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法

あなたもお気づきの通り、この解答では衝突を避けられない。しかし、以下のようなメリットを生んでいることにお気づきだろうか?

  • 前の車との車間距離を詰めることで、衝突時の衝撃を最小限にできる
  • 後続車との玉突き事故を防ぐことができる

この例題の本質は「目的を疑う」ことだ。上記の文章を再度お読みになればわかる通り「直前の車はスリップしており制御不能な状態である」「後ろの車との車間距離は短くバックできない」という条件から、車の衝突は不可避だ。つまりこのケースの場合「衝突を回避する」という目的そのものが妥当でないことがわかる。

そして「目的そのものが妥当でない」という状態は、ビジネスでも頻繁に起こる。

例えば多くの企業では「売上を増やせ!」という号令がかかっていると思うが、どうしても売上を増やすことが難しいケースは存在する。その場合、目的を「売上を増やす」から「利益を増やす」に変えることができれば「コストを減らすことで利益を増やす」という別の選択肢が見えてくる。

このように、ビジネスでも「目的が妥当かどうか」を疑う視点を持てれば、思わぬ解決策が見えてくることがある。

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす方法-4:暗黙の先入観を疑う

更に続いての例題だ。

暗黙の先入観を疑う-1:ラテラルシンキングの例題

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暗黙の先入観を疑う-2:ラテラルシンキングの解答例

ロジカルに考えれば、子供1人に対して2個ずつリンゴを与え、残りの1個は半分に切って分け与えるのが正解となる。しかし、ラテラルシンキングで考えると、以下のような解答も正解となる。

例題④の解答例

「5個のリンゴをミキサーにかけてジュースにし、ジュースを2人の子供に平等に配る」
目的を疑う-3:ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法

この例題が教えてくれるのは「暗黙の先入観を疑う」ことの重要性だ。

多くの人はこの例題を示されると、無意識に「リンゴを固形物のまま配らなければならない」という暗黙の先入観で考えてしまう。しかしその先入観を疑い「リンゴを固形物として配る必要はないのでは?」という発想に想いが至れば、人とは異なるユニークな解答が見出しやすくなる。

よく「アイデアやイノベーションを生むには、常識を疑え」と言われる。しかし最も重要かつ難しいのは「自分はどのような先入観を持っているのか?」「何が常識なのか?」に自覚的になることだ。

もしあなたが出版社のマーケティング担当者で「本が売れない」という問題を抱えていたとしよう。ラテラルシンキングのアプローチを採るなら、まずやらなければならないのは「自分はどのような先入観を持っているのか?」「何が常識なのか?」を洗い出すことだ。例えば、

  • 「本は読むもの」という先入観
  • 「本は紙でできているもの」という先入観
  • 「本は読んだら終わるもの」という先入観
  • …etc

これらの「暗黙の先入観」を洗い出して初めて「先入観を疑う」ことができるようになる。そして「先入観を疑う」ことができれば、

  • 「本は読まないもの」→インテリアとして飾る本
  • 「本は紙でできていないもの」→電子書籍
  • 「本は読み終わらないもの」→デアゴスティーニにようなコレクションモデル

など、様々な問題解決策が発想できるはずだ。このように、常に「暗黙の先入観を自覚し」「暗黙の先入観を疑う」習慣が持てるようになれば、創造的な問題解決策を導き出すことが可能になる。

ラテラルシンキング(水平思考)をビジネスに活かす方法-5:視点を変える

いよいよ最後の例題だ。

視点を変える-1:ラテラルシンキングの例題

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視点を変える-2:ラテラルシンキングの解答例

普通に考えれば、怖がって泣いている子供に対しては「おもちゃを与える」「お菓子を与える」などして「子供をなだめる」という発想が思い浮かぶだろう。

しかし、以下のような解答も正解になりえる。

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視点を変える-3:ラテラルシンキングをビジネスに活かす方法

この例題が教えてくれるのは「視点を変える」ことの重要性だ。

多くの人はこの例題を示されると、無意識に「MRI検査技師の立場に立って」「どう子供をなだめすかして検査するか?」と考えてしまう。しかし「子供の立場に立った時」「怖がるどころか、喜んで飛び込みたくなるMRI検査とはどんなものか?」と視点を変えて考えれば解答例のような発想が出てきやすくなる。

例えば、誰かの行動を促そうと思ったときに、すぐに思いつくのが「指示」や「命令」だろう。しかし「指示や命令を受ける側」の視点に立てば、それらは「やらされ仕事」となり、いつしか「自分で考える力」を失わせていく。いわゆる「指示待ち状態」だ。

しかし、もしあなたが視点を変えることができれば「強制」をする前に「本人が自発的にやりたくなる気持ちを創るにはどうすればよいか?」という問いに想いが至るようになる。

「視点」は、ときに物を見る範囲を狭め、思考の幅を狭くする。しかし視点を切り替える力を持てればこれまでとは異なる世界が拓け、煮詰まっていた状況を打破するきっかけになる。

 

ラテラルシンキング(水平思考)の本|おすすめ書籍5冊

締めくくりに、あなたにおすすめできる「ラテラルシンキング本」を紹介しよう。選定した基準は下記の通りだ。以下のどれかに当てはまるものをピックアップした。

  • k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるラテラルシンキング本。
  • 実際に戦略立案実務や事例共有に役立っているラテラルシンキング関連書籍。
  • 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せるラテラルシンキング本。

もちろん、すべて「なぜ読むべきなのか?」という解説付きだ。

ラテラルシンキング本おすすめ書籍-1:ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

「ロジカルシンキングはできるのだが、アイデア発想は苦手だ」。あなたはそのような悩みをお持ちでないだろうか?

ロジカルシンキングは「理由や根拠を掘り下げていく思考法」であることから「ビジネス課題の発見」には有効だが「そもそもの問題の定義」や「解決策の立案」の局面では不向きな思考法と言っていい。

本書は、ロジカルシンキングと対極をなす「ラテラルシンキング」を解説した書籍だ

ラテラルシンキングとは、知らず知らずのうちに頭の中で設けてしまっている制約を取り除き、自由に発想を広げる思考法を指す。

本書は、柔軟な思考力として「疑う力」「抽象化する力」「偶然を見逃さない力」などの重要性を説く。

「いざブレストとなると、通り一辺倒のアイデアしか湧いてこない」

もしあなたがそのような悩みをお持ちなら、一読の価値がある書籍だ。

ラテラルシンキング本おすすめ書籍-2:答えはいつも、自分の枠の外にある!

「思い込み」は自分の世界を狭くしてしまう。本書は、そんな「自分の思い込み」を打破し、修正していくことを目的とした書籍だ。

本書の特筆すべき点は、楽しみながらドリルをこなしていくことで、自分の「思い込み」に気づき「発想の転換」や「視点の切り替え」で世の中の捉え方が大きく変わることを実感できる点だ。

物事は、ある一面だけで捉えると思わぬ落とし穴に陥ってしまう。

もしあなたが様々な視点に気づき、ストックし、自分の世界を広げたいなら、本書は一読に値する書籍だ。

ラテラルシンキング本おすすめ書籍-3:メタ思考トレーニング

例え同じ事実でも、視点の置き方によってその事実に対する解釈は変わる。

本書は、ラテラルシンキングで重要な要素となる「物事を一つ上の視点から捉える」メタ思考の重要性と実践法を解説した良書だ。

これまで個別に見ていた問題も、一つ上の視点から眺めると実は「全体に対する部分」であったことに気付くことができる。

また、一見、規則性なく散らばった「バラバラの問題」も、一つ上から俯瞰的に眺めることで、その「意味」や「関係性」を読み解くことで、これまでとは異なる解決策を生み出しやすくなる。

ビジネスの世界では「型の奴隷になるな。型の創造者たれ」という言葉がある。

もしあなたがメタ思考を身に付けることができれば、より広い視点を身につけ、問題解決に活かすことが可能になるはずだ。

ラテラルシンキング本おすすめ書籍-4:メタ思考トレーニング

あなたは「イノベーションとは、すでにあるものの組み合わせから生まれる」という話を、どこかで聞いたことがないだろうか?

これはイノベーションの父と呼ばれるヨーゼフ・シュンペーターによるイノベーションの定義だ。日本では、当時「新結合」という訳で輸入されている。

アナロジー思考は、この「すでにあるものの組み合わせ」を活かして、類推の力によってアイデアを生み出す思考法だ。

本書は、このアナロジー思考を体系的に解説した上で、そのベースとなる「抽象化思考力の鍛え方」「身近なビジネスの世界への応用の仕方」「アナロジー思考の頭の使い方」等のノウハウを解説してくれている。これらはすべて、ラテラルシンキングを鍛える際には必須となる能力だ。

本書を手に取りアナロジー思考力を鍛えることで、あなたのラテラルシンキング力は飛躍的に高まるはずだ。

ラテラルシンキング本おすすめ書籍-5:世界一やさしい右脳型問題解決の授業

ロジカルシンキングによる問題解決は、限界が存在する。

ロジカルシンキングは、まず問題を構成している「全体」を定義し、その「全体」を要素分解していくことで「真の課題」に辿り着く、という問題解決プロセスをたどる。車を例にとれば、その車を構成している要素を分解し、それぞれの要素を検証していくことで「問題はエンジンである」という答えに辿り着くイメージだ。

しかし、残念ながらこのアプローチだけでは「無人運転車を創ろう」という発想は出てきにくい。なぜなら「全体」を定義するときに、暗黙の了解として「今現在の車」を前提としているためだ。

本書は、そんな「ロジカルシンキング」の限界を突破し「右脳」を生かしてクリエイティブに問題を解決する手法を解説した書籍だ。

前述した「世界一やさしい問題解決の授業」と同様に「創造的に問題を解決する方法・手順」を中学生向けに丁寧に解説してくれている。

もしあなたが「前提」や「常識」を捉えなおし、より創造的な問題解決力を手に入れたいなら、本書はその入門書として最適だ。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

終わりに

今後も、折に触れて「あなたをブランドにする思考法」の解説を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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