Mission Driven Brand

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創造力・発想力の本|創造力・発想力を鍛えるおすすめ書籍14冊

創造力・アイデアの本|創造力・発想力を鍛えるおすすめ書籍14冊

この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「創造力」や「発想力」を鍛えたいと考えていることだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の課題解決を目指しているブログだ。

このブログを運営していると「おすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。

各解説記事でもおすすめのマーケティング本やブランディング本を紹介しているが、今回は「創造力・発想力を鍛える本」を入門書から名著まで14冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考える書籍だ。

しかし、もしあなたに時間の余裕があるなら、この記事を読む前に、まずは以下の解説記事をお読みいただきたい。

 あなたはもしかしたら、様々な本から「知識」を吸収しようとしてはいないだろうか?

「知識」は、過去の先人達が生み出した「知恵」であり、有用であることは否定しない。しかしあなたにとってみれば「単なる先人からの借り物」に過ぎず、あなたオリジナルの「知恵」とはならない。

ただ単に知識を「消費」するだけでは、その時はためになった気になるかもしれないが、結局は何も残らない。これは非常にもったいないことだ。

逆に様々な書籍を「消費」ではなく「投資」と捉え、あなた自身の「思考能力」に結び付けることができれば、あなたの書籍代は「消費」から「投資」へと変わる。

上記の解説記事では、ビジネス本を「投資」と捉え、あなた自身の「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出す力」を身につけるための「読み方」を解説している。お読みいただいた方からは「良記事に出会えて感謝」というお褒めの言葉を頂戴している記事だ。

もし「創造力・アイデアの本」を手に取る前に上記の解説記事をお読みいただければ、あなたの読書は「消費の読書」から「投資の読書」へ変わり、あなた自身も変えていくことができるはずだ。

それでは、ここからはおすすめの創造力・アイデア関連本を紹介していこう。選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える創造力・アイデアの良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考力を鍛える」ことに役立っている創造力・発想力関連書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれている創造力・発想力関連本。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-1:
すべての仕事はクリエイティブディレクションである

当たり前のことだが「解くべき課題」の設定を間違えば、出した答えも当然、間違ったものになる。

課題を解決するには、そもそも課題が特定できていなければならないが、社会情勢が大きく変化している現在においては、解決すべき課題を明確にすることすら困難だ。

本書は「クリエイティブ」という切り口で課題の発見から課題の解決までをわかりやすく、すべての仕事に応用できる技術としてまとめた書籍だ。

しかし本書の本当の価値は2つある。

1つは「クリエイティブワークに限らずあらゆる仕事に応用が利く」点だ。そして2つ目は、驚くほど「外資コンサル本との共通項が多い」点だ。

このことは、優れたクリエイターの「創造性」と、外資コンサルの「ロジカルシンキング」は、使う武器が異なるだけで問題解決のアプローチは同じであることを示している。

本書は、広告代理店のクリエティブディレクターだけが読む本ではない。つい「ロジック一辺倒」に偏りがちな多くのビジネスパーソンが読むべき一冊だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-2:
クリエイティブ・マインドセット 想像力・好奇心・勇気が目覚める驚異の思考法

多くの市場が成熟した昨今、ビジネスに求められているのは「市場適応」ではなく「市場創造」つまりイノベーションだ。

しかし日本企業は、今あるものの改善は得意だが、世の中にないものを生み出すイノベーションは苦手だといわれる。

本書は「デザイン思考」で有名となったデザインファームIDEO社の創業者が書いた書籍だ。あなたが直面する様々な課題に対して、個人や組織が創造性を発揮できるようになるための心構えとコツが紹介されている。

ぜひ、想像してみて欲しい。あなたのチーム一人一人に創造性を発揮できるチャンスを与えられたとしたら、どれだけ素晴らしいだろうか?

あなたも、そしてあなたのチームも、周囲の世界を変える力がある。そう信じさせてくれる書籍だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-3:
アイデアのちから

どんなに優れたアイデアも、初めは小さな種にすぎない。

本書は「小さなアイデア」を、どのようにして周囲に影響を与えられるような形に仕上げていくか?という「効果的にアイデアを伝える手法」を体系化した書籍だ。

本書は、頭に引っかかり記憶に残るアイデアに共通点を見いだし「SUCCES」というフレームワークに整理した上で、詳細に解説してくれている。

アイデアは、多くの人々の行動を促すためにある。

もし、あなたが「行動を起こすきっかけとなるようなアイデア」を求められているなら、ぜひ一度通読しておきたい書籍だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-4:
ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる

当たり前のことだが、まだ誰も解いたことがない問題には、正解がない。

本書は「まだ正解がない問題に対して、どのような視点で正解を導き出せば良いか?」という問いに対して「8つの思考法」を紹介してくれている書籍だ。

本書の中では「演繹法」「帰納法」など、ロジカルシンキング本によくあるベーシックな思考法も解説されているが、特筆すべき点はそれ以外に紹介されている6つの思考法だ。

更に、本書のタイトルである「ひらめきはロジックから生まれる」にもあるように「戦略と発想」の「越境思考」が体系的に解説されている点もユニークだ。

特にあなたが「左脳派」なら、アイデアを創造しようとする際に「右脳思考の壁」にぶつかることは何度もあることだろう。そんなあなたにお勧めの一冊だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-5:
センスは知識からはじまる

あなたは「自分はセンスがない」という気後れを感じてはいないだろうか?

本書は、その「センス」について気鋭のクリエイターが解説した本だ。

どのようなビジネスも、それがビジネスである以上「偶然たまたま」ではなく「再現性のあるロジック」でなければならない。そしてそれを裏付けるように、本書の筆者は「センスは知識の集積である」と説く。

優秀なクリエイターは、コンスタントに二塁打を放ちつつ、時たま場外ホームランを放つということを繰り返している。

その背景にはクリエイター本人の中に「コンスタントに二塁打を打つ」ための再現性を伴ったロジックが存在し、そのロジックの上に偶発的なひらめきやインスピレーションが降りてきた時、それがたまたま場外ホームランになる、という構図があるからだ。

本書の筆者はNTTドコモの「iD」や「くまもん」を生み出してきたグッドデザインカンパニーの代表であり、トップクリエイターだ。

そのトップクリエイターが解説する「センスを磨くための手法」は、センスに自信が持てない多くのマーケッターにとって、一読の価値があるはずだ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-6:
世界一やさしい右脳型問題解決の授業

ロジカルシンキングによる問題解決は、限界が存在する。

ロジカルシンキングは、まず問題を構成している「全体」を定義し、その「全体」を要素分解していくことで「真の課題」に辿り着く、という問題解決プロセスをたどる。車を例にとれば、その車を構成している要素を分解し、それぞれの要素を検証していくことで「問題はエンジンである」という答えに辿り着くイメージだ。

しかし、残念ながらこのアプローチだけでは「無人運転車を創ろう」という発想は出てきにくい。なぜなら「全体」を定義するときに、暗黙の了解として「今現在の車」を前提としているためだ。

本書は、そんな「ロジカルシンキング」の限界を突破し「右脳」を生かしてクリエイティブに問題を解決する手法を解説した書籍だ。

前述した「世界一やさしい問題解決の授業」と同様に「創造的に問題を解決する方法・手順」を中学生向けに丁寧に解説してくれている。

もしあなたが「前提」や「常識」を捉えなおし、より創造的な問題解決力を手に入れたいなら、本書はその入門書として最適だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-7:
アナロジー思考

あなたは「イノベーションとは、すでにあるものの組み合わせから生まれる」という話を、どこかで聞いたことがないだろうか?

これはイノベーションの父と呼ばれるヨーゼフ・シュンペーターによるイノベーションの定義だ。日本では、当時「新結合」という訳で輸入されている。

アナロジー思考は、この「すでにあるものの組み合わせ」を活かして、類推の力によってアイデアを生み出す思考法だ。

本書は、このアナロジー思考を体系的に解説した上で、そのベースとなる「抽象化思考力の鍛え方」「身近なビジネスの世界への応用の仕方」「アナロジー思考の頭の使い方」等のノウハウを解説してくれている。

本書を手に取りアナロジー思考力を鍛えることで、あなたの創造性は飛躍的に高まるはずだ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-8:
コンテキスト思考

例え同じ事実を見ていたとしても、その背景に対する理解が異なれば、事実の解釈は変わる。

コンテキストとは、事実の裏側にある背景や意図、前後関係などを指す。

多くのビジネスパーソンにとってロジカルシンキングは基本だが、ロジカルシンキングは物事を分解していく思考方法であるため、要素間にまたがった背景や共通性を見落としてしまうという弱点がある。

コンテキスト思考は、目に見える要素の裏側にある背景を捉える思考方法であるため、ロジカルシンキングのみでは辿り着きづらい問題解決策の創出が可能だ。本書は、この「コンテキスト思考」のメリットや実践方法を丁寧に解説してくれている書籍だ。

デジタル社会の進展によって、ビッグデータやデータドリブンが声高に叫ばれているが、ビッグデータの裏側にあるコンテキストや意味を見出す洞察力がなければ、ビッグデータは宝の持ち腐れとなる。

もしあなたがデータやロジカルシンキングに限界を感じているのなら、本書は必読書となるはずだ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-9:
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ

先ほど、論理的思考には限界があると解説したが、実はもう一つ、限界が存在する。それは推論を考える際の「切り口」だ。

ロジカルシンキングを行う際には「ロジックツリー」というツールを多用する。

ロジックツリーは、目の前にある「問題現象」を要素分解することで根本課題を見抜いたり、あるいは「問題解決」の打ち手の選択肢を広げていくときに使われることが多い。

しかし「要素分解」も「選択肢の拡大」も、その「切り口」次第で結論は変わる。そうなると、いかに「筋のよい切り口」を見出せるかが重要なカギとなるが「筋のよい切り口」は論理では導き出せない。

本書は「多面的な視点」を持ち、複眼的に様々な切り口から物事を見る重要性を説いた書籍だ。

もしあなたがロジカルシンキングを越えて「創造的な」思考技術を手に入れたいなら、一読をおすすめする。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-10:
ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門

「ロジカルシンキングはできるのだが、アイデア発想は苦手だ」。あなたはそのような悩みをお持ちでないだろうか?

ロジカルシンキングは「理由や根拠を掘り下げていく思考法」であることから「ビジネス課題の発見」には有効だが「そもそもの問題の定義」や「解決策の立案」の局面では不向きな思考法と言っていい。

本書は、ロジカルシンキングと対極をなす「ラテラルシンキング」を解説した書籍だ

ラテラルシンキングとは、知らず知らずのうちに頭の中で設けてしまっている制約を取り除き、自由に発想を広げる思考法を指す。

本書は、柔軟な思考力として「疑う力」「抽象化する力」「偶然を見逃さない力」などの重要性を説く。

「いざブレストとなると、通り一辺倒のアイデアしか湧いてこない」

もしあなたがそのような悩みをお持ちなら、一読の価値がある書籍だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-11:
アイデアの作り方

本書は、1940年から現在に至るまで、世界中の人々に読み継がれている「アイデア本」のベストセラーであり、定番本だ。

人はアイデアを生み出すときにどのような思考プロセスを辿るのだろうか?その疑問に答えているのが本書だ。

本書は「アイデアの生み出し方」の原理原則をシンプルに描き、アイデアを生むための鍵となる「5段階のプロセス」について解説している。わずか100ページ程度の本にすぎないが、本書は端的に「アイデア創造」の真理を突いている。

時代を越えて今なお読み継がれていることからもわかる通り、本書は多くのビジネスパーソンにとってバイブルとなる一冊だ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-12:
考具 ―考えるための道具、持っていますか?

「さあ、アイデアを出そう!」と張り切ったところで、徒手空拳ではアイデア創造の生産性は高まらない。

本書は、数多くのアイデアを創出するための道具を「考具」と称して、21個の「考具」を紹介してくれている書籍だ。

本書の特筆すべき点は、アイデア出しのプロセスである「情報収集」「アイデア拡散」「アイデアの収束」の3つの段階がすべて網羅されており、かつ、今すぐ始められるレベルで実践的な点だ。

本書の中から自分に合った考具を見つけ出し実践を繰り返せば、みるみるアイデアが広がっていく感覚を味わうことができるはずだ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-13:
問題解決ラボ―「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

本書は、nendの代表であり、著名なプロダクトデザイナーである佐藤オオキ氏が、問題解決のために「ひらめき続ける」ノウハウを明かした書籍だ。

「ひらめき」や「アイデア」と聞くと、ついあなたはたじろいでしまうかもしれない。しかし本書で描かれた「モノの見方」を身に付けることができれば、これまでより格段に「ひらめき」や「アイデア」が訪れる頻度は増えるはずだ。

トップクリエイターと呼ばれる人たちが高い再現性でアイデアを創出できるのは、彼らなりの「思考パターンの引き出し」を持っているからだ。

本書は、そのような「思考パターンの引き出し」がいくつも紹介されている。

その「思考パターンの引き出し」を自分のものとし、目の前にある様々な実務に応用することができれば、これまでよりはるかに、あなたは「ひらめき体質」になれるはずだ。

創造力・アイデアの本おすすめ書籍-14:
101デザインメソッド 革新的な製品・サービスを生む「アイデアの道具箱」

自分のチームにデザイン思考を取り入れたいが、具体的な手法がわからない。もしあなたがそう感じているなら、本書は1つの解決策になるはずだ。

本書はデザイン思考プロセスで有用な101の手法に関して、オールカラーで視覚に訴える形で解説してくれている。

10タイプのイノベーション・フレームワーク、SWOT分析、業界診断、ロールプレイング、未来シナリオ等々「その手があったか!」という手法が満載だ。

本書が、よくある問題解決のためのツール集と異なっている点は「チームの共創」に軸足を置いている点だ。

多様性のある人たちが力を合わせることで、チームや組織にイノベーション文化を醸
させることができるツール集と言ってもいいだろう。

手段を変えないまま、結果だけが大きく変わることは有り得ない。

これまでとは違った結果を目指す上で、本書に描かれた様々な手法はあなたの助けになるはずだ。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

ビジネススキル・マネジメント関連のおすすめ書籍紹介

ブランディング・マーケティング関連のおすすめ書籍紹介

終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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