Mission Driven Brand

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ビジネスモデルの本|ビジネスモデルが学べるおすすめ書籍10冊

ビジネスモデルの本|ビジネスモデルが学べるおすすめ書籍7冊

この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「ビジネスモデルの本」あるいは「新規事業立ち上げの本」を探していることだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング・ビジネスにおける「できない、わからない」の課題解決を目指しているブログだ。

このブログを運営していると「おすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。

各解説記事でもおすすめのマーケティング本やブランディング本を紹介しているが、今回は「ビジネスモデルの立案に役立つ本」を10冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考える書籍だ。

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

ビジネスモデルの本を紹介する前に、拙著「推論の技術」を紹介させていただこう。

ビジネスモデルに関心があるあなたなら、すでに仮説思考の重要性はご存じのはずだ。なぜならビジネスモデルとは、突き詰めていえば社会やビジネスに対して仮説を立てる取り組みともいえるからだ。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考のメリットは説くものの、肝心の「仮説思考のマスターの仕方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせているものが多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説している。よって、その手順通りに推論を重ねれば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

誤解を恐れずに言えば、あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

おかげさまで本書は6版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴しており、5刷を重ねている。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

それでは、ここからはおすすめのビジネスモデル関連本を紹介していこう。選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるビジネスモデルの良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考力を鍛える」ことに役立っているビジネスモデル関連書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれているビジネスモデル関連本。

もちろん「なぜ読むべきなのか?」の解説付きだ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-1:
ビジネスモデルナビゲーター

新たなビジネスモデルを構想するにあたっては、暗中模索を繰り返すより、様々なビジネスモデルの「型」を知っておけば、それを手掛かりにすることができる。

本書は、世の中にある様々なビジネスモデルを「55個の型」に整理し、紹介してくれている書籍だ。

「アイデアは、既にあるものの組み合わせから生まれる」といわれるように、本書でも「ビジネスモデルの55の型」と既存ビジネスを組み合わせることで、ビジネスモデルのアイデアを広げることを推奨している。

本書の特筆すべき点は、単なるビジネスモデルの紹介にとどまらず、新たなビジネスモデルへ変革する上での要諦やステップを解説してくれている点だ。

ことビジネスモデルとなると「描くこと」のみに意識が向きがちだが「実行」を伴って初めてビジネスモデルは成果を生む。

もしあなたが、新たなビジネスモデルを構想し、実行に向けた要諦を押さえておきたいなら、本書は座右の書となるはずだ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-2:
ビジネスモデル2.0図鑑

本書は、世界最先端スタートアップから大企業まで「100のビジネスモデル事例」を図解としてまとめた書籍だ。その内容は、

  • モノ:新たな「コアバリュー」を提供する
  • カネ:新たな「お金の流れ」をつくる
  • 情報:新たな「テクノロジー」を使う
  • ヒト:新たな「ステークホルダー」を巻き込む

の4つのカテゴリーに整理され「ビジネスモデルの目の付けどころ」が学べるのが大きな特徴だ。さらには、自分でビジネスモデルを考案するための「ツールキット」も用意されているため、本書を読みながらツールキットを使い、ビジネスモデルの思考実験ができるのもありがたい。

ビジネスモデルは、突き詰めれば「価値の提供の仕方」と「課金の仕方」の工夫だ。

もしあなたが新たなビジネスモデルの開発に従事しているなら、ビジネスモデルの様々なパターンを出し惜しみなく示してくれる本書は、良き参考書となるはずだ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-3:
ゼロからつくるビジネスモデル

本書は、ビジネスモデルの研究者が、ビジネスモデルを創る上での「頭の使い方」や「プロセス」を解説した書籍だ。

通常「ビジネスモデル」といえば「起業家の経験が書かれた本」が多いが、個別性が高いために普通の人がトレースしようとしても再現性に乏しいのが難点だ。

しかし、本書は良いビジネスモデルを描く上での「頭の使い方」を解説しているために、原理原則が理解でき、他の分野に応用しやすいのが秀逸だ。

また、本書の後半には様々な企業のビジネスモデルのパターンが分析されているが、こちらも単に「パターンを解説する」に留まらず「パターン化して応用するための頭の使い方」が解説されている。

本書は、単なる「ビジネスモデルを描くための本」ではない。「ビジネスモデルを描く能力を身につけたい人」にこそふさわしい書籍だ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-4:
ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む「儲ける仕組み」のつくり方

「ビジネスモデル」は大きく「顧客ニーズの満たし方」と「課金の仕方」の2つに分解できる。

世の中にある「戦略本」は主に「顧客ニーズの満たし方」を中心に解説しているものが多く「課金の仕方」までカバーして解説されている書籍は多くない。その結果、ビジネスモデルを考える際には、つい「顧客ニーズの満たし方」のみに発想が偏りがちだ。

本書は「顧客ニーズの満たし方」と「課金の仕方」を統合して解説してくれている「ビジネスモデル本」だ。

「ストーリー仕立て+解説」という構成となっているため、ビジネスの臨場感と理論の双方で腹落ちできる内容となっている。

ともすると、企業は「モノを売る」ことが最終ゴールになりがちだが、生活者から見れば「モノを買う」ことは新たなライフスタイルのスタートとなる。

近年、マーケティングやブランディングは「サービス化」「顧客経験価値の創造」へと軸足が移りつつあることからもわかるように、モノを売った後(=生活者にとっては新たなスタート)に、重要な顧客経験と収益チャンスが潜んでいることは十分にあり得る。

もし、あなたがマーケティングやブランディングに留まらず、広く俯瞰してビジネスモデルを考えたいなら、ぜひ本書を手に取ってみて欲しい。あなたの視野は、各段に広がるはずだ。 

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-5:
成功はすべてコンセプトから始まる

優れたビジネスモデルには、優れたコンセプトが必要だ。

しかしコンセプト立案能力は、いくらロジカルシンキングを磨いたところで強化することはできない。なぜなら、物事をロジカルに推論して結論を導くのであれば、同じ情報があれば誰でも行き着く戦略は同じになってしまうからだ。

本書は「ロジカルシンキングの権化」であるマッキンゼー出身者が、ロジカルシンキングの限界を突破し、

  • 良いコンセプトとは何か
  • 良いコンセプトを生み出すアイデアをどう出すのか?
  • どういう姿を到達点として目指すべきか?
  • 初めの一歩をどう踏み出すべきか?

など「コンセプトの作り方全般」を丁寧に解説している書籍だ。

本書の特質は、単なる実体験の解説で終わっていないことだ。コンサルタント経験者が執筆した書籍らしく汎用的に使える形で体系化しているため、極めて応用範囲が広いのが特徴だ。

また、ビジネスモデルの描き方や人を巻き込む方法論など、起業の鍵となる要素がバランスよく描かれているのも秀逸だ。

もしあなたがコンセプト立案能力を「スキル」として身につけたいなら、一読しておきたい一冊だ。

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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ここで僭越ながら、拙著「読書の方程式」を紹介させていただこう。

人は誰しも「視点」を通してしか物事を考えることができない。

別の言い方をすれば「そもそも何を考えるべきか?」という論点(=イシュー)は、視点が決めてしまうともいえる。

また、どんなに適切な視点を置いたとしても「ああなれば→こうなるだろう」という「予測のパターン(=法則)」が頭の中になければ、確かな仮説を導き出すことはできない。

本書はビジネス書から「視点」と「法則」を発見し、思考の質とスピードを上げていく独学術を解説した書籍だ。

1つの「視点」しか持てない人は、1つの論点しか設定することができない。当然、導き出せる仮説も1つだけだ。

しかし5つの「視点」を持てれば、5つの論点を設定できるようになる。その結果、5つの仮説を導き出すことができるようになるはずだ。

もしあなたが自由自在に「視点」を操ることができるようになれば、物事の多様な側面に気づき、次々と「新たな可能性」を拓くことができるようになる。

また、数多くの「法則」をストックしていけば、様々な現象に「法則」を当てはめることで「筋の良い仮説」を瞬時に導き出すことが可能になるはずだ。

おかげさまで、本書はThe21や日経、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 視点力や仮説思考、抽象化スキルが身に付く良書
  • これまでの読書術の常識を次々と塗り替えている目からウロコの本
  • まさに「モノの見方を変える方程式」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「フレームワーク」だけでは得られない「視点力」と「思考スピード」を身につけたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-6:
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

具体的にビジネスモデルを描こうと思ったら、あなたは「どのような検討項目を」「どのような視点で」検討すべきか悩むことになるはずだ。

本書はビジネスモデルを9つの要素に分解することで、より深いレベルで顧客、販売チャネル、パートナー、収入の流れ、原価構造などを検討できる「ビジネスモデル開発の手順書」だ。

本書の中で紹介されている「ビジネスモデルキャンバス」は、世界中のスタートアップ企業やベンチャーで活用されている「ビジネスモデルーフレームワークの業界標準」と言ってもいい。

もし、あなたやあなたのチームが新しいビジネスモデルの必要に迫られているのなら、本書の内容は有用なツールキットとなるはずだ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-7:
はじめての社内起業 「考え方・動き方・通し方」実践ノウハウ

当たり前のことだが、ビジネスモデルは実現して初めて社会に価値をもたらすことができる。

本書は「社内起業」という手段を通して、事業創出の「考え方」から社内での「動き方」、企画案の「通し方」まで、必須となるステップと基本ポイントを解説してくれている書籍だ。

社内起業は、独立起業と異なり必要なリソースが揃っている反面、社内起業ならではの多くの困難も伴う。本書の著者はリクルートの新規事業提案制度「NewRing」の事務局マネージャーとして長年勤務し、さらに自身も「All About」を社内起業した経験を持つ。そのため、当事者としての臨場感ある社内起業のノウハウ・勘所が満載だ。

新事業の立ち上げ機会はそう頻繁にあるものではないだけに、そのノウハウは社内に残りずらいナレッジの一つだ。

もしあなたが新規事業立ち上げを担当しているものの暗中模索を繰り返しているのなら、本書はそんな「暗闇」から抜け出す有益な手引書となるはずだ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-8:
新規事業の実践論

本書は大企業の新規事業担当者向けに、新規事業を起こす際の進め方と勘所を解説した書籍だ。

本書の秀逸な点は、2,000件もの新規事業開発プロセスに携わった知見から

  • 新規事業の立ち上げ方
  • うまく創業チームのパターン
  • 新規事業のステージ別の勘所
  • 社内会議という魔物の切り抜け方

など「大企業における新規事業の生々しいリアル」が学べる点だ。いわば大企業の実態を理解した「実践的な提案」が満載であり、まさにタイトル通り、経験に裏打ちされた「実践書」と言えるだろう。

深く根を張った社会インフラの課題を解決するには、大きな力を生み出せる大企業の力が必要だ。本書はその想いが一貫しており、書籍全体に渡って日本の大企業や会社員を応援する内容になっている。

もしあなたが大企業の新規事業担当者なら、ぜひ傍らに置いておきたい一冊だ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-8:
新規事業がうまくいかない理由

本書は、数々の新事業を「企業内起業」で立ち上げてきた実務家の著者が「企業内起業で陥りがちな罠」を解説しながら「どうすればスムーズに企業内起業を立ち上げることができるのか?」を解説した書籍だ。

本書の特筆すべき点は、具体的な社名をあげて、新会社設立までの経緯が詳しく記されている点だ。内容は著者の実体験に基づいているため、企業内起業における

  • 新規事業従事者の陥りがちな5つの罠
  • 会社側が陥りがちな7つの罠

など「綺麗ごとではないリアル」が克明に描かれている。

別の言い方をすれば、この本を読んでおけば、似たような失敗を繰り返さないためのノウハウが散りばめられているといえる。

もしあなたが企業内起業の任についたなら、早めに一読しておきたい一冊だ。

ビジネスモデルの本おすすめ書籍-9:
「畳み人」という選択

どんなに世界を変えるような事業アイデアも、実行されなければ、その成果はゼロだ。

近年では「起業家」や「新規事業」が真っ盛りだが、一方で「事業アイデアはあるものの、いっこうに前に進まない」という経験はないだろうか?

事業アイデアは、実行力を伴って初めて成果につながる。しかし、実行に移すための実行力や経験、あるいはリーダーシップを持つ人は不足しているのが現状だ。

本書は、スタートアップの創業者のように「風呂敷を広げる」ための本ではなく「その風呂敷を畳む」人のための本だ。これまでは「風呂敷を広げる側」の書籍は続々発刊されてきたが「風呂敷を畳む側」の書籍は珍しい。

もしあなたが「風呂敷を広げる側」なら「どのような人材を右腕に据えればいいか?」を考える上で、参考になるはずだ。また、もしあなたが「風呂敷を畳む側」の役割を与えられたら「どのような立ち回りが求められるのか?」という点で、参考になるだろう。

このブログから書籍化した本4冊

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

冒頭でも紹介したが、再度ここでも紹介させていただこう。

ビジネスモデルに関心があるあなたなら、すでに仮説思考の重要性はご存じのはずだ。なぜならビジネスモデルとは、突き詰めていえば社会やビジネスに対して仮説を立てる取り組みともいえるからだ。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考のメリットは説くものの、肝心の「仮説思考のマスターの仕方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせているものが多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な推論の手順」を、豊富な事例とともに解説している。よって、その手順通りに推論を重ねれば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

誤解を恐れずに言えば、あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴しており、5刷を重ねている。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術

など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、本書「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術の「重要ポイントだけ」を抜き出し、ギュッと1冊に凝縮した書籍だ。

さらに、本書は「訓練や習慣化が必要な作業テクニック」ではなく「行動を変えるための頭の使い方」の解説に力を入れているため「頭のスイッチを切り替える」だけですぐに実践できるのも特色だ。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「思考と行動の質を上げるヒントが盛りだくさん」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「短時間で網羅的に仕事術を学びたい」「根本から仕事の生産性を高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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この記事の途中でも紹介したが、再度こちらでも紹介させていただこう。

人は誰しも「視点」を通してしか物事を考えることができない。

別の言い方をすれば「そもそも何を考えるべきか?」という論点(=イシュー)は、視点が決めてしまうともいえる。

また、どんなに適切な視点を置いたとしても「ああなれば→こうなるだろう」という「予測のパターン(=法則)」が頭の中になければ、確かな仮説を導き出すことはできない。

本書はビジネス書から「視点」と「法則」を発見し、思考の質とスピードを上げていく独学術を解説した書籍だ。

1つの「視点」しか持てない人は、1つの論点しか設定することができない。当然、導き出せる仮説も1つだけだ。

しかし5つの「視点」を持てれば、5つの論点を設定できるようになる。その結果、5つの仮説を導き出すことができるようになるはずだ。

もしあなたが自由自在に「視点」を操ることができるようになれば、物事の多様な側面に気づき、次々と「新たな可能性」を拓くことができるようになる。

また、数多くの「法則」をストックしていけば、様々な現象に「法則」を当てはめることで「筋の良い仮説」を瞬時に導き出すことが可能になるはずだ。

おかげさまで、本書はThe21や日経、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 視点力や仮説思考、抽象化スキルが身に付く良書
  • これまでの読書術の常識を次々と塗り替えている目からウロコの本
  • まさに「モノの見方を変える方程式」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「フレームワーク」だけでは得られない「視点力」と「思考スピード」を身につけたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

 

ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書

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本書は、筆者の専門である「ブランディング」を解説した書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー入りを果たし、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉を頂いている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

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終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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