このページに辿り着いたあなたなら「PDCAとは何か?」あるいは「仮説検証サイクルを効果的に回す手順」に関心があることだろう。
このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングと広告代理店のキャリアを持つ筆者が、ビジネスの「できない、わからない」を解決するブログだ。
PDCAとは、目標達成に向けた仮説検証の学習サイクルのことを指す。
PDCAは、KPIと並びビジネスの世界に定着して久しい。一方でPDCAの問題点は「PDCAで現場が疲弊する」などの副作用が現れやすい点だ。
しかし、PDCAは扱い方さえ間違わなければビジネスだけでなく、あなたの働き方そのものにもポジティブな影響を与える。よって、この記事では、
- PDCAとは何か?
- PDCAを効果的に回す方法
について完全解説する。
もしあなたが「PDCAとは何かを知りたい」あるいは「仮説検証を効果的に回す方法を知りたい」と考えるなら、この解説を最後までお読みいただきたい。
また、この記事の最後には、記事内で紹介した図版のスライド資料を用意しているので、ぜひ復習時に活用頂きたい。
- ★このブログから書籍化!可視化依存社会に「本質を見抜く力」を手に入れる
- PDCAとは何か?
- 仮説検証サイクルを回す|PDCAを効果的に回す方法
- PDCAの本|おすすめ書籍3冊
- このブログから書籍化した本4冊
- その他の解説記事とおすすめ書籍
- 終わりに
★このブログから書籍化!可視化依存社会に「本質を見抜く力」を手に入れる

インターネットの普及は、情報の流れを根本的に変え、変化のスピードを加速させた。
さらに生成AIの出現により大量のコンテンツが吐き出され、情報濁流はより速く、大きく、圧倒的になっていくはずだ。その先にあるのは、可視化された情報に振り回され「目に見えない本質」や「長期的な視点」が見逃されていく「可視化依存社会」だ。
KPIや数値データなどの「目に見える」情報に注意が奪われ「目に見えない」質的な側面や、背景にあるストーリーは軽視されていく。
コスパ意識を重視する風潮が一層強まる中で「考える」「暗中模索する」「試行錯誤する」といったプロセスは「無駄なもの」として煙たがられ、本質を探る姿勢は薄れていく。
短期的な結果を求めるあまり、問題の本質に向き合う時間を確保できず、解決策は表面的なものになる。短期目標が優先され、長期的な戦略は後回しにされる。
「可視化依存社会」とは、表面的な情報や短期的な指標ばかりに目が行き、深い洞察を見逃してしまう社会だ。
そんな可視化依存社会に突入するからこそ、必須となるスキルが「本質を見抜く力」だ。別の言い方をすれば、見えないものを見抜き、物事の核心に辿り着くスキルともいえる。
「本質を見抜く力」を身に付けることができれば、表面的なものに振り回されず、その本質を捉え、シンプルに捉えることができるようになる。迷いやリスクに悩まされる時間が減り、決断に自信を持てるようにもなるはずだ。
「真の価値」は、見えないものにこそ宿る。それを見抜く力こそが「本質を見抜く力」だ。
本書では「可視化依存社会」を生き抜くために、本質を見抜く力を磨く具体的なアプローチを紹介する。
PDCAとは何か?
PDCAとは
PDCAとは、目標達成に向けた仮説検証の学習サイクルのことを指す。
「PDCA」とは、Plan、Do、Check、Actionsそれぞれの頭文字を取ったものだ。そしてPDCAサイクルとはビジネスの流れを、
- Plan:仮説立案
目的とゴールを設定し、そのために何をするのか仮説を立てること。 - Do:実行
施策を実行し、問題が発生したら対応すること。 - Check:学習
施策の検証・評価を行い、そこから学習すること。 - Action:軌道修正
学習を元に課題を改善しながら軌道修正をしていくこと。
の4つにプロセス分解し「成果に向けた学習と行動のサイクル」を回すことで、ビジネスを進化させてくことだ。

仮説検証サイクルを回す|PDCAを効果的に回す方法
いよいよここからは、PDCAサイクルを効果的に回す方法について解説していこう。
PDCAを効果的に回す方法と具体例-1:Plan(仮説立案)

PDCAサイクルの「Plan」とは、目的とゴールを設定し、そのために何をするのか仮説を立てることを指す。
あらゆるビジネスは「Plan:仮説立案」がカギを握る。
なぜなら「Plan:仮説立案」を立てられなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、PDCAサイクルは、そこで止まってしまうことになる。
PlanはPDCA全体の立脚点となる重要なステップであり、Planがあるからこそ、チームは足並みを揃えることができるようになる。
また、事前に「Plan」を立てておけば「Check」時に「Planと実行の乖離」を分析することも可能になる。
Planを考える上で必要な方法と手順は下記の通りだ。
- 目的と目標を設定する
- 課題を明確にする
- 戦略を考える
- 計画を立てる
- KGI/KPIに落とす
以下、簡単に解説していこう。

Plan(仮説立案)-1:目的と目標を設定する
目的とは「実現したい内容」のことを指す。例えば、
- 売上を上げる
- コストをを下げる
- ブランド認知率を上げる
などが典型だ。一方で「目標」とは「目的(=実現したい内容)の達成水準」のことを指す。
別の言い方をすれば「何のために頑張るのか」という「努力の方向」を決めるのが「目的」であり「どこまで頑張るのか?」という達成水準を決めるのが「目標」だ。

目的・目標を設定する際に意識しておきたいのは、目的や目標に「ストーリーを乗せる」ことだ。
イソップ寓話にレンガ職人の話があるが、人はいきなり「100万個のレンガを積み上げよう(=目標)」と言われても、その意味や意義を理解できず、意欲やモチベーションにつながらない。
しかし「多くの人々を救う大聖堂を創ろう」という「目的」を理解した上で「100万個のレンガを積み上げよう」という目標が示されれば、気が遠くなるような単調な仕事も「意義がある仕事」に変わる。
PDCAは、ともすれば「数値管理」の色彩を帯び、現場の仕事は「数値を追いかけるだけのPDCAマシーン」になりがちだ。
しかしPDCAサイクルを回す際には、単なる数値目標だけでなく
- PDCAサイクルの先にあるのは、どのような景色なのか?
- 社会やビジネスを、どう変えるのか?
などのストーリーを示すことができれば「目的」は「実現したくなる未来」に変わり「目標」は単なる数値を越えて「目的実現のためのマイルストーン」に変わる。
重要なので繰り返すが、PDCAサイクルは「無味乾燥な数値だけの世界」にしてはならない。必ず「学習」「成長」「実現したい社会」の視点でPDCAのストーリーを語るようにしよう。
Plan(仮説立案)-2:課題を明確化する
目的と目標が設定できたら、次は課題を明確にしよう。「課題」を明確にするには、
- 目的と目標
- 今の状態
- そのギャップ
の3つを正確に把握することが必要だ。
こと「課題」となると、人はつい「今、目の前に生じている困りごと」に着目しがちだ。
しかし、そもそも「理想の状態」があるからこそ、人は「理想と現実」にギャップを感じ、課題意識を持つ。
だとすれば「課題」の立脚点は「今の困りごと」ではなく「目的・目標」の方であり「目的・目標」と「今の現実」のギャップを見極めることで初めて「課題」は浮き彫りになる。
Plan(仮説立案)-3:戦略を考える
どのようなビジネスも、投入できるビジネス資源(ヒト・モノ・カネ)には限りがある。
限られたビジネス資源で効果の最大化を図るには、最も効果が見込める分野を「選択」し「集中」させなければならない。このように「どのような分野にビジネス資源を集中させれば勝てるのか?」を考えるのが戦略だ。
別の言い方をすれば、戦略とは「この戦略通りに愚直に実行すれば必ず勝てる」という「施策の方向性を決める設計図」だ。優れた戦略を策定できれば、その通りに実行すれば「必ず勝てる」のだから、PDCAの「D:実行」を、ぐっと楽にしてくれる。
戦略立案の巧拙は、現場の負担と成果を大きく左右するため、決して手を抜いてはならないステップだ。

Plan(仮説立案)-4:計画を考える
「この戦略通りに愚直に実行すれば必ず勝てる」という戦略が策定できたら、続いては計画に落とすステップだ。
計画は、ともすれば「細かく」「綿密に」「網羅的に」となりがちだ。しかしビジネス環境の変化が激しい現在においては、どんなに綿密な計画も「経験からの学び」にはかなわない。
むしろ「Plan=可能性の一つ」と捉え、素早く行動を起こして、経験して学び、改善を繰り返した方が成果は出やすくなる。
また「Planはあくまで実行者のもの」という認識の共有も欠かせない。そうでなければ「ボク、Planを作る人」「あなた、Doする人」となり、現場は徐々に「やらされ仕事」となり、待っているのは疲弊した現場だ。
Plan(仮説立案)-5:KPI/KGIに落とす
「戦略」を「計画」に落とし込むことができたら、さらにKPI/KGIを設定して、計画を「組織目標」に落としこもう。もしあなたが適切にKPI設定できれば、チームを同じ方向に向かわせることが可能になる。

また、ビジネスの現状は可視化され、PDCAの「C:Check」の段階で「KPIの時系列比較分析」や「競合比較分析」によって、ビジネスの課題や強みを見出すことが可能になるはずだ。

PDCAを適切に回す方法と具体例-2:Do(実行)

PDCAの「Do」とは、施策を実行し、課題が発生したら対応することを指す。
課題が発生したら対応すること
どんなに優れたPlanも「Do:実行」に移せなければ成果はゼロだ。DoはPDCAの成果に直結する、極めて重要なステップだと言える。
Doを考える上で必要な方法と手順は下記の通りだ。
- タスクとスケジュールを細分化する
- 実行する
- 発生した問題に対応する
以下、簡単に解説していこう。

Do(実行)-1:タスクとスケジュールを細分化する
まずは「Plan」で描いた施策を細かいタスクに分解し「個人レベルの役割」に落とした上で行動スケジュールを引いていこう。
1つ1つの施策を
- タスク
- 個人レベルの役割分担
- 行動スケジュール
に落としていけば「Doの推進力」は劇的に高まる。
なぜなら、常に1人1人が「直近の具体的なゴール」をイメージしやすくなるので、そのゴールに向けた行動を起こしやすくなるからだ。また「直近の具体的なゴール」を達成するたびに「ゴールに達成した実感」や「成長している実感」も認識しやすくなるはずだ。
Do(実行)-2:実行する
PDCAのDoの局面では計画が詳細に決まっていることが多い。そのため、実行現場はつい「計画を守ること」自体が目的になりがちだ。そして計画通りにいかない場合、なんとか帳尻を合わせようとする。それが不正の温床になることすらある。
こだわるべきは「計画そのもの」ではなく「課題」だ。
もし、実行段階で計画通りにいかないのであれば「無理をする」のではなく「適切な課題意識」を持って、関係者に共有っしよう。
その課題意識が「Check:学習」のタイミングで「学び」となって効いてくるはずだ。
Do(実行)-3:発生した課題に対応する
もし、実行段階で何らかの課題が発生したら「計画を守ること」よりも「発生した課題をチームで共有すること」を優先しよう。なぜなら、その課題はあなた以外の他の誰かにも起きている可能性があるからだ。
もし課題を共有できれば、組織的に解決し、そのノウハウを横展開することができる。
もし、様々な課題解決のノウハウが溜まってくれば、実行の生産性も高まり、あなたの組織固有の競争力になっていくはずだ。
PDCAサイクル適切に回す方法と具体例-3:Check(学習)

PDCAの「Check」とは、施策を検証・評価し、そこから学習することを指す。
そこから学習すること。
Checkのステップは「学習する組織」として常に振り返りを実践し、様々な学びを得ながら競争力を進化させていく、極めて重要なステップだ。
そうであるにもかかわらず「Check」や「Action」まで至らない企業が後を絶たたない。
「Checkはきちんとやってます」という企業でありがちなのは、現場レベルで「良かった」「ダメだった」など「結果の感想」に留まっていたり、上層部では責任追及が始まるパターンだ。
本来PDCAのCheckで行うべきは「結果の感想」や「責任の追及」ではなく、検証から得た「学び」を共有し「Check:学習」そのものを「習慣化」していくことだ。
そのためには「失敗」に対する捉え方を大きく変える必要がある。
「失敗」を「ダメなこと」と捉えてしまうと「Check=犯人探し」の色彩を帯び、同僚や部下、あるいは上司への配慮から、どうしても「Check」は甘くなる。
しかし「失敗=未来に向けた学び」と捉え、失敗を受け入れて喜ぶという心構えを持てれば、後に続く人たちに向けた大きな財産となる。
チームの生産性を高めるには「心理的安全性が必要だ」と言われるが、PDCAの「Check:学習」を効果的に機能させる上でも、心理的安全性は必要不可欠であることを強く認識しておこう。

Checkを考える上で必要な方法と手順は下記の通りだ。
- 問題を特定する
- 問題の解決策を立案する
以下、簡単に解説していこう。

Check(学習)-1:問題を特定する
Checkのステップで重要なのは「問題を解決すること」以上に「問題を正しく見極めること」だ。これをビジネスの世界では「イシュー」と呼ぶ。
問題を正しく見極めるためには「何が問題なのか?」だけでなく「どのレベルの問題なのか?」も見極めることが重要だ。
例えば「何が問題なのか?」については
- 「タスクに無駄があった」
- 「体制を間違った」
- 「コストがかかりすぎた」
など「目に見える問題」として認識しやすい。しかしその問題が、
- 「戦略レベルの問題なのか?
- 「計画レベルの問題なのか?
- 「実行レベルの問題なのか?」
などのように「どのレベルの問題なのか?」は目に見えないために見落としやすくなる。

その結果、PDCAの「Check」が「現場レベルの小手先の改善」に留まり、より根本的な問題解決に至らない場合があるので注意が必要だ。
Check(学習)-2:問題の解決策を立案する
問題を正しく見極めることができたら、問題の解決策を立案するステップだ。問題解決策を立案する際には、以下の視点を念頭に置いておけばスムーズだ。
- 施策を修正すべきか?:
「変えるべきこと」と「変えるべきでないこと」を考える視点 - 施策を追加すべきか?:
「追加すべきこと」を考える視点 - 施策を中止すべきか?:
効果が乏しい施策を中止する視点 - 新たなチャレンジをすべきか?:
上方修正し挑戦的、野心的なActionを考える視点 - ピボットすべきか?:
大きな「方向転換」や「路線変更」をすべきか?

特に「ピボットすべきか?」という視点はリーダーの胆力が試される。
どれだけPDCAを回しても成果が出なくなったとき、次に求められるのは大きな戦略転換だ。PDCAで解決できない非連続な局面に立たされた時、最後はリーダーの人間力や胆力を総動員した上で、大きな「方向転換」を決断することになる。
リーダーにとってみれば非常に怖いことだが、それを乗り越えない限り、効果が乏しい不毛なPDCAをひたすら繰り返すだけになる。結果、現場が良かれと思って必死に回しているPDCAが、労力の割にほとんど効果のない「PDCA地獄」になる可能性もあるので注意が必要だ。
PDCAを適切に回す方法と具体例-4:Action(軌道修正)

PDCAの「Action」とは「C:Check」での学習を元に、軌道修正をしていくことを指す。
Actionのステップで重要なのは「できない理由よりやれる方法」を考え「愚直に実行していく」ことだ。PDCAは「行動のマネジメント」と言われるが、真に重要なのは思考と行動を繰り返しながら学びを文化に変え、終わることのない改善を習慣にしていく「学習のサイクル」だ。
PDCAは、改善がゴールではない。あらゆるビジネスは、常に未来に向けてなされるのだから、どの段階においても、それが「新しいスタート」であることを、肝に銘じておこう。
PDCAの本|おすすめ書籍3冊
締めくくりに、あなたにおすすめできる「PDCAの本」を紹介しよう。選定した基準は下記の通りだ。以下のどれかに当てはまるものをピックアップした。
- k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるPDCAの本。
- 実際に実務に役立っているPDCA関連の書籍。
- 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せるPDCA関連の名著。
もちろん、すべて「なぜ読むべきなのか?」という解説付きだ。
PDCAの本おすすめ書籍-1:まんがで身につくPDCA
タイトルの通り、本書はマンガ形式でPDCAを解説している書籍だ。
本書が優れている点は、マンガでストーリーが進んでいくためPDCA初心者にとっては極めてわかりやすい点だ。
また「マンガでわかる●●」という類の書籍となると、つい「内容が浅いのでは?」と思いがちだが、本書の著者はトヨタの現場でいろんな人と接してきた経験があるため「Planをどの程度立てれば良いのか?」「Checkの仕方が間違っていないか?」など、要所要所で細かい手法が解説されている。そのため、PDCAを「へぇー」で終わらない工夫がなされているのが秀逸だ。
もしあなたが「これからPDDCAを始めたい」と考えているなら、本書はその入り口としてふさわしい書籍だ。
PDCAの本おすすめ書籍-2:一生食えるプロのPDCA
職場でPDCAを回すには、あなた自身が「自分自身のPDCA」を回すスキルを身につけている必要がある。
本書は、元外資系のコンサルタントがまとめた「一生使えるスキルとしてのPDCA」を解説した書籍だ。
先ほどの「まんがで身につくPDCA」が「職場での実践」にフォーカスした書籍だとしたら、本書は「スキルとしてのPDCA」にフォーカスした書籍だと言える。
本書の最大の特徴は、PDCAのそれぞれのステップで欠かせない重要なポイントを解説しつつも「営業職のPDCA」「マネージャーのPDCA」「プロジェクトのPDCA」「スキルアップのPDCA」など12の具体例を、その運用方法まで含めて解説している点だ。
本来、PDCAは使える範囲が広く、学びや成果につながりやすい考え方だ。
もしあなたがPDCAサイクルを様々な分野に応用し、自分を飛躍的に成長させたいなら、本書は一読に値する書籍だ。
PDCAの本おすすめ書籍-2:xDrive 質問でPDCAは加速する
当たり前のことだが、チームのPDCAは、自分一人だけでは回せない。
あなたがどんなにPDCAの知識やスキルを身につけても、他のチームメンバーに主体性や当事者意識がなければ、チーム全体でのPDCAは回らない。
本書は、そんなチームメンバー達に「質問」を通して思考を促しながら、当事者意識を作ることでPDCAを回す方法を解説した書籍だ。
本書が秀逸なのは、単なる「考え方」にとどまらず、チームメンバーのPDCAを回すための120個もの「質問集」が用意されており、極めて実践的なのもありがたい。
もし、チームメンバーの当事者意識がPDCAのボトルネックになっているなら、本書はその解決策になる書籍だ。
このブログから書籍化した本4冊
★このブログから書籍化!「シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握る。
なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。
しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、
- 「センスが必要」
- 「経験の積み重ねが物を言う」
など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。
しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。
おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。
さらにAmazonレビューでも、
- 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
- 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
- 「一生もののスキルになるのは間違いない」
など有難い言葉を頂戴している。
もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。
★このブログから書籍化!ロジックツリーに必要な「視点力」と「論理力」を手に入れる

外資系コンサルティングファームにいた経験から、ロジックツリーはコンサルティング実務で最もよく使うフレームワークだと断言できる。
一方で、ロジックツリーは他のフレームワークと比べてケタ違いに使いこなすのが難しいフレームワークでもある。
PEST分析や3C分析などのフレームワークはあらかじめ「〇〇について考える」という「視点」が提供されているが、ロジックツリーの場合、目の前にあるのは「ツリー状の空欄」だけ。「何について考えるのか?」という視点自体を、自分の頭の中で生み出さなければならない。
このように、ロジックツリーが難易度の高いフレームワークであるにも関わらず、多くのロジカルシンキング本やフレームワーク本では「数あるフレームワークの1つ」として片手間に紹介されているだけで、豆知識として身についても、実践で使いこなせるようにはならない。
ロジックツリーは「ロジック」という言葉が含まれていることから「論理的思考」の文脈で語られがちだ。しかし、ロジックツリーをうまく使いこなす上で最も重要なポイントは、
- そもそも、何について考えるべきなのか?
- どのような「視点(切り口)」でツリー状に分解していくべきなのか?
などの「視点」のほうであり「視点力」を身に付けなければ、ロジックツリーを自由自在に扱えるようにならない。
本書はロジックツリーに特化した書籍として「視点力+論理力」の使いこなし方も含めて徹底解説している。
本書を手に取っていただければ、あなたは「論理力」だけでなく「視点力」を活かして「次々に創造的な仮説を生み出す力」を手に入れることができるようになるはずだ。
★このブログから書籍化!人材難を突破する「パーパスブランディングの教科書」

「求人広告を出しても、年々応募者が減っている」「 内定を出しても、条件面で大手や競合に競り負け、辞退が相次ぐ」「従業員のエンゲージメントが上がず、離職が相次ぐ」…。
あなたの会社も、このような状況に陥ってはいないだろうか?
人材難の時代に突入したいま、採用難や組織の停滞は一時的な問題ではない。日本の労働人口は減少し続けており、先送りすれば状況は悪化する一方だ。待遇改善や制度改革といった「小手先の対策」だけでは、もはや限界に達している。
本書は、こうした課題に対する根本的な解決策として、「パーパスブランディング」を解説した書籍だ。パーパスブランディングは「自社の社会的存在価値」や「創り上げたい社会像」を明確にし、それを社内外に伝えることで、指名で選ばれる存在にしていく取り組みを指す。
本書の執筆陣は、ある時は広告代理店のストラテジックプランナーとして、またある時は外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、数多くの企業が採用・組織・ブランディングの現場で苦しむ姿を見てきた。
そこで痛感したのは、「パーパス」や「ブランディング」という言葉が、ふわっとした理念や耳当たりの良いスローガンにとどまり、実効性を伴わないケースがあまりにも多いという現実だ。
「理論」がなければ、パーパスブランディングは体系化できず再現性を生まない。「実践」がなければ、企業に成果をもたらすことはできない。
本書は、その両者をつなぐ“教科書”として、採用・組織・経営・マーケティングに横断的な効果をもたらすパーパスブランディングの実行手順を示している。その内容は以下の通りだ。
- パーパスブランディングとは何か?
- 今なぜパーパスブランディングなのか?
- Brand PRISM ― パーパス策定・再解釈のフレームワーク
- ビジュアルアイデンティティ
- インナーブランディング
- パーパス採用ブランディング
- ESG・サステナビリティ統合
- アウターブランディング
もし、あなたがこれらに課題を感じているなら、ぜひAmazonのページで本書の目次をチェックしていただきたい。
また、kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。
★このブログから書籍化!ブランディングを学びたい方へ「ブランディングの教科書」

「ブランディング」は捉えどころがなく、なかなか一歩を踏み出せない。あなたはこのような状況に陥ってはいないだろうか?
本書の執筆陣は、ある時は広告代理店のストラテジックプランナーとして、ある時は、外資系コンサルティングファームのコンサルタントとして、クライアントの実務担当者が悪戦苦闘する姿を見てきた。
「ブランディング」は、その本質を理解しないまま実行に移そうとすると、的を射ない小手先の手法を延々と繰り出すことになりがちだ。結果、やみくもに予算を消化したまま、成果が出ない事態に陥ってしまう…。
そのような事態を1件でも減らしたい。そう考えたのが本書を執筆した理由だ。
ブランディングの本は、どれも「ブランドのらしさ」「ブランドの世界観」など「ふわっと」した話になりがちだ。そして「ふわっ」とした話になればなるほど抽象的かつ曖昧な概念論になってしまい、企業組織の中で通すことが難しくなる。
本書は、外資系コンサルティングファームと広告会社で培った「生の知見」をふんだんに盛り込みつつ、つい「抽象論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。
本書のタイトルは「ブランディングの教科書-ブランド戦略の理論と実践」だ。
「理論」が理解できなければ、ブランディングを体系化できず、ビジネスに再現性を生むことができない。そして「実践」が理解できなければ、ビジネスに成果をもたらすことができない。
本書は、ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」として、ブランド戦略の再現性と成果を目指した書籍だ。
おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー1位を獲得し、Amazonレビューでも、
- 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
- 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
- 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」
など、ありがたい言葉を頂いている。
- クッキー規制によりデジタルマーケティングでCTRやCVRが頭打ち。CPAは下がるどころか、少しずつ上昇傾向ですらある。
- 矢継ぎ早に新商品を繰り出してもすぐに競合に追い付かれ、差別化ができない。商品開発サイクルは更に早まり、自転車操業状態になっている。
- 「自社にはブランディングが必要だ」と理解はしているが、概念が抽象的過ぎて、どう周囲を巻き込んでいいかがわからない。
もし、あなたがこれらに当てはまるなら、ぜひAmazonのページで本書の目次をチェックしていただきたい。つい感覚論になりがちな「ブランディング」に対して、
- なぜ、そうなのか?
- どう、ビジネスに役立つのか?
- 何をすればいいのか?
を徹底して解説しているので、あなたのお役に立てるはずだ。
また、kindle Unlimitedを契約されている方は無償で手に入れることができるので、気軽に手に取っていただきたい。
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終わりに
今後も、折に触れて「あなたをブランドにする思考法」の解説を続けていくつもりだ。
しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。
それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録やTwitter、facebook登録をしてほしい。
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