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仮説思考とは|仮説思考力を身につけるアブダクション思考を解説

アブダクションとは|仮説思考を身につける「頭の使い方」の手順

この記事に辿り着いたあなたなら「仮説思考」や「アブダクション」に関心があることだろう。

仕事ができる人に共通するのは、問題の本質をいち早く発見し、その解決策に素早く辿り着けることだ。そしてそのスキルを身につけるためには、問題のありかを早い段階で見極め、問題解決の仮説を立てる「仮説思考」の力が必須となる。

環境変化が激しい現在においては、例え時間をかけて精緻な「計画」を策定したところで、実行局面では「すでに前提そのものが変化していた」という状況は、当たり前に存在する。

環境変化に柔軟に対応していくためには、どの局面においても常に「仮説」を持ち、リアルタイムに入ってくる情報を元に仮説を進化させていけるかが成功を左右する。

よく「優秀な人は1を聞いて10を知る」といわれるが、それができるのは「1の事実」から「残りの9」を、

  • 仮説を立てる早さ
  • 仮説の幅広さ
  • 仮説の精度の高さ

で導き出す「仮説思考力」を持っているからだ。

もし、優れた「仮説思考力」を持てれば、あなたは短時間で人の何倍・何十倍もの仮説を立て、生産性を高めていくことができる。

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今回は、そんなスキルを身につける上で必須の「仮説思考」と「アブダクション」について解説する。

仮説思考は、何もコンサルタントだけの専売特許ではない。

もしあなたが「仮説思考のコツを知りたい」「仮説思考力を身につけたい」と考えているなら、ぜひ最後までお読みいただきたい。

 

仮説思考とは何か?

仮説思考とは?仮説思考の意味を定義する

ビジネスにおける「仮説」とは「まだ証明はしていないが、最も確からしい仮の答え」のことを指す。そして仮説思考とは「今ある限られた情報だけで問題の本質や全体像・解決策をイメージし、現時点で最も妥当だと思える結論を導き出す思考のことだ。

「仮説思考」とは

今ある限られた情報だけで問題の本質や全体像・解決策をイメージし、現時点で最も妥当だと思える結論を導き出す思考

仮説思考を身につけるメリット

あなたは「情報が多ければ多いほど正解が導き出せるはず」そう信じてはいないだろうか?

できるだけ多くの情報を集めて課題を徹底的に分析し、精緻に計画を立てて解決策を実行する。一見正しいスタンスのように思えるが、その背景には、

  • 情報さえ集まれば
  • 徹底的に分析さえすれば
  • 綿密に計画さえ立てれば

100%完璧なビジネスが実現できるはず、という「完璧主義」の思考態度がある。

しかし変化が激しいビジネス環境においては「100%完璧な答え」など存在しない。もし存在したとしても日進月歩で変わってしまうため「徹底的に」「綿密に」「時間をかけて」事前に詰めたとしても、完成したころには市場環境が大きく変わっており「完璧にしたはずの答え」は役に立たなくなる。

情報は多ければ多いほど良いのではなく、答えに近ければ近いほど良い。あくまで答えを出すために情報を集めているのだから、あれもこれもと情報収集ばかりに時間と労力を浪費するのは本末転倒だ。

一方で仮説思考は「粗いストーリーを最初に組み立て、それが正しいかどうかをスピーディーに検証し、間違いに気づいたらすぐに軌道修正し、改めて別のストーリーを組み立てる」という「運用型」の思考習慣だ。いわば「初めに時間をかけて完璧を期そう」とする考え方ではなく「やりながら成果にアジャストしていこう」という発想だ。

そして「仮説思考」を身につけることができれば、あなたは以下の3つのメリットを得ることができる。

  • 焦点が絞り込める
  • ビジネスの生産性が高まる
  • 早く成果が得られる
仮説思考を身につけるメリット-1:焦点が絞り込める

仮説思考を身につけることができれば、仕事を進めていく際の焦点が絞りやすくなる。

もしあなたが「完璧思考」の習慣を持っていたら、何らかのテーマで情報収集を行う際に「どの範囲の情報を」「どのレベルの深さまで」集めてよいかが皆目見当がつかないはずだ。その結果、情報収集は絨毯爆撃的となり、多大な時間を消費してしまうことになりかねない。

一方で、あなたが仮説思考力を身につけることができれば「今ある仮説が正しいか?正しくないか」に絞った情報を、その判断に資するレベルまで集めればよいため、情報収集の焦点を絞りこむことができ、時間は大幅に短縮されるはずだ。

仮説思考を身につけるメリット-2:生産性が高まる

あなたは、パレートの法則をご存じだろうか?

パレートの法則とは、2割の重要な要素が全体の8割を生み出しているというビジネス上の法則だ。例えば「売上の8割は、全体の2割の顧客で占めている」「利益の8割は、商品構成全体の2割で占めている」などが典型例だ。

ことビジネスにおいては、与えられた時間は有限だ。この希少資源である「時間」を重要な2割に充てるには、初めに「何が重要な2割なのか?」についての仮説が必要となる。

もし重要な2割の見極めがないまま10割を絨毯爆撃的に検証してしまえば、割く時間は単純に5倍となる。しかも重要なのは2割だけなのだから、重要でない8割に割くリソースは大きな浪費となってしまう。

このように、仮説思考力の有無は仕事の生産性を大きく変える。もしあなたが仮説思考力を持てれば、仕事の生産性は大きく高まるはずだ。

仮説思考を身につけるメリット-3:問題解決のスピードが早くなる

仕事の焦点を絞り込むことができ生産性が高まれば、問題解決のスピードは劇的に早くなる。

例えば全体で10の課題があるときに、仮説思考力を使って重要な2つに絞り込めば、検証の焦点が絞られる。さらにその2つの課題のみに絞って検証するほうが、10の課題全てを検証するよりも短い時間で答えに辿り着くことができる。

もし仮説が間違っていたとしても、別の仮説を立てて3つ目、4つ目を検証して正解に辿り着けば、最初から10の課題を網羅的に検証するよりはるかに問題解決のスピードは早くなる。

ビジネスの世界には「クイック&ダーティ」という言葉があるが、変化が激しい現在においては「完璧を期すが遅い」よりも「仮説は粗いが検証サイクルが早い」ほうが重要だ。

 

仮説思考力を生み出す思考法:アブダクション(仮説的推論)とは?

アブダクション(仮説的推論)とは?アブダクションの意味を定義する

もしあなたがロジカルシンキングを学んだことがあるなら「演繹法」や「帰納法」はすでにご存じのことだろう。

しかし、ロジカルンキングにはもう一つの思考方法が存在する。それが「アブダクション」だ。

アブダクションとは、アメリカの哲学者であるパースが提唱し、帰納法、演繹法と並ぶ第三の推論法として近年クローズアップされつつある思考方法だ。

アブダクションの定義は、以下の通りとなる。

アブダクションの定義

「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す思考方法

演繹法・帰納法・アブダクションの違い

アブダクションをより正しく理解するために、ロジカルシンキングで紹介される「演繹法」「帰納法」との違いについても解説しておこう。

演繹法の思考方法と事例

演繹法とは、決められた大前提に物事を当てはめて結論を出す思考方法を指す。

「演繹法」とは

決められた大前提に現象を当てはめて結論を出す思考方法

例えば、以下が「演繹法」の論理展開の典型事例だ。

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しかし上記の論理展開をよく見ると、すでに【決められた大前提】の部分に【仮説】が含まれていることがわかる。つまり、演繹法はすでに仮説が存在し、仮説を証明する際の論理展開には向いているが「仮説そのものの発見」には不向きな論理展開手法であることがわかるはずだ。

帰納法の思考方法と事例

帰納法とは、複数の実例を挙げ、それらの実例の共通点を導き出して結論を出す思考方法を指す。

「帰納法」とは

複数の実例を挙げ、それらの実例の共通点を導き出して結論を出す思考方法

例えば、以下が「帰納法」の論理展開の典型事例だ。

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しかし上記の論理展開をよく見ると、こちらも【実例】の中に【仮説】が含まれていることがわかる。つまり演繹法と同様に、帰納法も「仮説の存在」が前提としてあり、その仮説を経験則によって証明していく思考方法であるため「新しい仮説の発見」には不向きな思考方法であることがおわかりいただけるはずだ。

アブダクション(仮説的推論)の事例

アブダクションは、先ほど解説した通り「起こった現象に対して法則を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す思考方法」だ。例に示すと以下の通りとなる。

アブダクションの事例-1:売上が落ちた

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また、別の事例を挙げると以下の通りだ。

アブダクションの事例-2:買う人が減った

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更に深掘りをすると、以下の通りとなる。

アブダクションの事例-3:競合ブランドへの買い替えが起きた

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アブダクション(仮説的推論)を身につけるメリット

ここまでお読みになってお気づきと思うが、アブダクションには「演繹法」や「帰納法」にない2つのメリットが存在する。

  • 仮説の可能性を広げることができる
  • ロジックツリーの精度を上げることができる
アブダクションを身につけるメリット-1:仮説の可能性を広げることができる

アブダクションをスキルとして身につけることができれば、あなたは仮説を立てる力を飛躍的に伸ばすことができる。例えば上記の「アブダクションの事例1」では、以下のような事例を例示した。

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しかし「法則の当てはめ」の部分を「商品単価が落ちれば→売上は落ちる」と置けば、

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という別の仮説を立てることができる。

このように、アブダクションは【法則の当てはめ】次第で多様な仮説を立てることができる。しかし逆を言えば、アブダクションで多様な仮説を立てられるかどうかは、あなたが頭の中にストックしている「法則(=因果関係)の多さ」にかかっているともいえる。

仕事ができる人は、ほぼ例外なく日々の経験から「●●なときは××が起こりやすい」という「法則(=因果関係)」を自分の頭の中にストックしている。そのため1(=起こった現象)を聞いた際には、頭の中にある様々な法則を当てはめ、瞬時に10(=仮説)を導き出すことができる。

もしあなたがアブダクションを通して「仮説思考力」を身につけたいなら、あらゆる経験を「消費して」終わらせるのではなく、常に「法則を導き出して頭の中にストックする」習慣を身につけるのがコツだ。

アブダクションを身につけるメリット-2:ロジックツリーをうまく扱えるようになる

勉強熱心なあなたなら、すでにロジックツリーはご存じのことだろう。

ロジックツリーとは「物事や現象をツリー状に分解し、論理的に原因や解決法を探す」ための問題解決ツールを指す。ロジックツリーは、一見わかりやすく単純に見えるが、

  • 物事や現象を分解する際の「切り口」
  • 分解していく際の論理的妥当性

が高度に問われるロジカルシンキングツールだ。上記の事例を図示すると以下の通りとなる。

アブダクション×ロジックツリー

もしあなたがアブダクション思考を習慣化することができれば、自分の頭の中に様々な「法則」がストックされ、ロジックツリーを作成する際に多くの「切り口」を見出すことが可能になる。

また、起きている現象に対して「ストックした法則を当てはめる運用力」を身につけることができれば、ロジックツリーを通して「数多くの」「精度の高い」仮説を立てることが可能になる。

 

仮説思考力を身につける方法:仮説思考をトレーニングする

最後に、仮説思考&アブダクションのトレーニング方法について解説しよう。ここまでの解説を整理すると以下の通りとなる。

  • 仮説思考:仕事に仮説を活かすための「思考習慣」
  • アブダクション:仮説を立てるための「思考方法」

よって、もしあなたが仮説思考を鍛えたいなら「仮説思考という思考習慣」と「アブダクションという思考方法」との2つをトレーニングする必要がある。

仮説思考をトレーニングする-1:アブダクション思考を駆使する

もしあなたが仮説思考をトレーニングしたいなら、まずはアブダクション思考を駆使して、

  • 「起こった現象」に対して
  • 「頭の中にある法則」を当てはめ
  • 「仮説」を立てる

という思考方法を鍛える必要がある。例えば以下のような要領だ。

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ここで鋭いあなたならお気づきになったはずだ。上記の2番目にある「頭の中にある法則」とは、一体どこからやってくるのか?と。

先ほども解説で触れたが「頭の中にある法則」は、あなたの日々の経験から得られる「●●なときは××が起こりやすい」という「因果関係」だ。そして「頭の中にある法則(=因果関係)」のストックがなければ、優れた仮説は立てられない。

よく「仮説は経験からしか生まれない」といわれるが、アブダクションは「理屈さえわかれば、当てはめてすぐに使える」思考方法ではなく「日々の観察力」や「洞察力」を通して蓄積した「頭の中の法則(=因果関係)」に大きく依存する思考方法だ。

よって、あなたが仮説思考をトレーニングしたいなら、あらゆる経験を「消費して」終わらせるのではなく、常に「法則を導き出して頭の中にストックする」習慣を身につけるのがコツだ。

一見、回り道に思えるかもしれないが「あなたの頭の中にある法則」はあなたにとって「資産」であり、時間をかけて積み上げた資産はあなたの競争力となる。そしてその競争力こそが「精度の高い」「周囲をあっ!といわせる」あなたならではの独自の仮説思考力だ。

仮説思考をトレーニングする-2:仮説をクイックに検証する

仮説は、高い精度を伴って初めて有用なものとなる。なぜなら「仮説を閃いた」だけでは、それは単なる「思い付き」に過ぎないからだ。

その際に重要となるのが「頭の中にある法則」の蓋然性の高さだ。

仮説思考を精度の高いものにしていくためには、常に「頭の中にある法則の蓋然性を検証する」習慣が必要となる。その際に有効なのが、ロジカルシンキングでおなじみの「帰納法」だ。

先ほどの事例では「競技性を前面に出せば、テレビゲームはeスポーツとして盛り上がっていくはずだ」という仮説を立てた。そしてその際に当てはめた法則が「物事は、娯楽から競技に移り変わった時にスポーツとして認識される」だ。これを「帰納法」で検証すると下記の通りとなる。

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仮説は「頭の中にある法則」の蓋然性が低ければ「単なる思い付き」でしかなく、精度の高い仮説として機能しない。もしあなたが問題の本質を素早く発見し、その解決策に素早く辿り着くスキルを鍛えたいなら「物事の法則を見抜き、頭の中にストックするトレーニング」と「その法則の蓋然性を検証するトレーニング」をしよう。

 

仮説思考の本|おすすめ書籍5冊

締めくくりに、あなたにおすすめできる「仮説思考の本」を紹介しよう。選定した基準は下記の通りだ。以下のどれかに当てはまるものをピックアップした。

  • k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える仮説思考の本。
  • 実際に実務に役立っている仮説思考関連書籍。
  • 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せる仮説思考の名著。

もちろん、すべて「なぜ読むべきなのか?」という解説付きだ。

仮説思考の本おすすめ書籍-1:
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

あなたは「なぜ、ビジネスには仮説が必要なのか?」を周囲に説明できるだろうか?

どれだけ多くの情報を集めたとしても、ビジネスにおいて100%の正解など存在しない。なぜなら、あらゆるビジネスは未来に対してなされることであり、未来のことなど誰も100%予測することは不可能だからだ。

「仮説思考」とは、情報が不十分だったり、分析が進んでいない段階でも、問題解決を図る上で自分なりの「仮の答え」を持つという考え方だ。

「仮の答え」が持てれば「仮の答えが正しいか否か」にスコープを絞って情報収集や分析を行えるようになる。その結果、問題解決の生産性が高まり、意思決定のスピードも格段に早まる。

あらゆる物事は、結局は「やってみなければわからない」以上、成功の確率を上げていくためには、素早く仮説の検証と意思決定を行い、実行フェーズで愚直に改善していくほうが現実的だ。

しかしだからと言って、当初の仮説が甘ければ成果はおぼつかない。

本書では「どうすれば早く良い仮説を立てられるか」「仮説が正しいかどうかを、どう検証すればいいのか」などを、実際のビジネスの現場でよく出会うような事例を基に解説してくれているベストセラー書籍だ。

情報が多ければ多いほど、よい問題解決ができるはず。そんな先入観をもつビジネスパーソンにこそ、必読の一冊だ。また、本書は「マンガ版」としてマンガでわかる! 仮説思考も出版されているので、活字が苦手な方はまずはマンガから入るのも一つの手だ。

仮説思考の本おすすめ書籍-2:
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

間違った前提は、間違った結論を生む。

本書が主張しているのは、問題を解く前に、そもそも「何が問題なのか?」を見極めることの重要性だ。

このブログをお読みのあなたなら、ロジカルシンキングの重要性は理解しているはずだ。しかしどんなに優れた「論理」も、そもそもの「前提」が間違っていれば、間違った論理なる。

ロジカルシンキングの本は、どれも「既に正しい前提は見極められている」ことを想定してロジックツリーやピラミッドストラクチャーを解説しているものも多い。しかし重要なので繰り返すが、間違った前提は間違った答えしか生まない。

本書を読めば、正しい前提を見極め、その前提に対し、質の高い解を出していく方法論が得られるはずだ。

仮説思考の本おすすめ書籍-3:
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」

例え正しい問題定義ができたとしても、適切な切り口で「根本課題の特定」ができなければ、問題解決は的外れなものになる。

本書がテーマにしているフェルミ推定とは、自分が全く知らないこと対して、知識と仮説思考を用いて概算を導き出す方法論だ。

このフェルミ推定によって鍛えられる思考力とは「どのような切り口で考えるべきかを考える」論点設定能力だ。

例えば「日本のピアノ調律師は何人か?」という問いの場合「日本にあるピアノの台数は?」「ピアノの調律頻度は?」「1人の調律師が1年で調律できるピアノ台数は?」の3つの論点が設定できれば、そこからピアノ調律師の人数は推定可能となる。

ロジカルシンキングは、物事を分解していくことで「根本的な課題」や「具体的な解決策」の仮説を立てていく思考方法だが、分解していく際の「切り口=論点」を間違えば、精度の高い仮説は導き出せない。

もし、あなたが問題解決の際に「精度の高い仮説創り」に悩んでいるのなら、実は「仮説思考」の手前にある「仮説を創る際の切り口(=論点)を設定する力」に問題がある可能性が高い。

本書は、そのような「論点を設定する力」を身に付ける上で、良きトレーニング本となる良書だ。

仮説思考の本おすすめ書籍-5:
「ゴール仮説」から始める問題解決アプローチ

仮説思考は、日々の業務に実践として生かせなければ意味がない。本書は、仮説思考をプロジェクトや業務に活かす方法を解説した書籍だ。

いざ、プロジェクトや業務で仮説思考を活かそうとしても、

  • 実際に仮説思考を全体の流れの中でどう生かしていくか?
  • どこにポイントがあり、何が大切なのか?

にとまどうことが多い。そのような状況の中、本書は筆者の実践経験からまとめ上げたアプローチやポイント、あるいは陥りがちな罠を体系立てて解説してくれている。

もしあなたが「仮説思考」を身につけるだけでなく「実践で活かしたい」と考えるなら、本書は必読の書籍だ。

その他の解説記事とおすすめ書籍

もしあなたが本解説以外にも関心があるのであれば、リンクを張っておくのでぜひ必要な記事を探していただきたい。

また、下記の記事ではより深く学びたい方におすすめ書籍を紹介している。ぜひご覧いただければ幸いだ。

終わりに

今後も、折に触れて「あなたをブランドにする思考法」の解説を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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