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読書術の本|読書法を学ぶおすすめ書籍6冊|良書から名著まで

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この記事に辿り着いたあなたなら、おすすめの「読書術の本」をお探しのことだろう。

このブログ「Mission Driven Brand」は、外資系コンサルティングファームと広告会社の両方のキャリアを持つ筆者が、ブランディングやマーケティング、あるいはビジネスに関する「できない、わからない」の解決を目指すブログだ。

このブログを運営していると「おすすめの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。各解説記事でもおすすめのビジネス本を紹介しているが、今回はおすすめの「読書術の本」を紹介しよう。

このブログから生まれた「読書術」の本※無料のオーディオブック特典付

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読書術の本を紹介する前に、僭越ながら拙著「読書の方程式」を紹介させていただこう。

例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうことになる。

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、いったい何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

それでは、ここからはおすすめの読書術の本を紹介していこう。選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思える読書術の良書。
  2. 実際にビジネス書の読み方が変わった読書術の本。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が描かれている読書術の名著。

読書術の本おすすめ書籍-1:ビジネスマンのための「読書力」養成講座(小宮一慶 )

読書術の中には「速読・多読」「通読」「熟読」「重読」など様々な読み方が存在する。

近年では「本の中身を拾い読みすれば、多くの本を読めるようになる」と多読を進める風潮が見られるが「たくさん本を読む」こと自体は、目的に対する手段に過ぎない。

重要なのは「本を読む目的」であり、目的が変われば、その手段である本の読み方も変わる。

本書は、読書術を「多さ」や「速さ」で分類するのではなく「目的」という切り口で分類し「目的」に応じた読書法の使い分けを指南している書籍だ。

また、本書の特筆すべき点は、多くの読書術の本が「本の読み方」に終始しているのに対して、本書は「そこから何を学び取り、どう活かすべきか?」までを解説してくれている点だ。

もしあなたが「速読」や「多読」あるいは「通読」など、どれか一つの読み方しかしていなかったり、使い分けの方法を理解できていないのなら、まずは本書を読むことをおすすめする。

読書術の本おすすめ書籍-2:知識を操る超読書術(メンタリストDaigo)

例え同じ本を読んだとしても、人によって「得られる学びの量」は大きく異なる。

時間をかけてビジネス書を読了したとしても、後から振り返ってみたときに「よく覚えていない」のであれば、読書の時間は無駄だったことになる。

「知識を操る読書術」はメンタリストDaigoが「知識の最大化」のための読書術を解説した書籍だ。

本書では「本の内容を記憶する」「本の内容を理解する」だけでなく「自分の頭で考える」「アウトプットする」まで含めた読書術を丁寧に解説している。

特に秀逸なのは、メンタリストDaigoらしく、最新の研究やエビデンスを元に説明しているため、極めて合理的で信頼できる点だ。

もしあなたが「本を読んでも記憶に残らない」「理解が進まない」「仕事に活かせない」ことに問題意識を感じているなら、おすすめできる書籍だ。

読書術の本おすすめ書籍-3:「本の読み方」で人生が思い通りになる 読書革命(金川 顕教)

「本に書いてあったから、きっとその通りなのだろう」

あなたはこのような本の読み方をしていないだろうか?残念ながら本の中身を鵜呑みにしているだけでは、単なる「物知り」にしかなれない。真に重要なのは、本から得た知識を様々な仕事に応用するための「思考力」を身につけることだ。

本書「読書革命」は、単に書籍から知識を得るだけでなく、読書を通して「思考力」を高める方法を解説した書籍だ。特に秀逸なのは「予測読み」「断捨離読み」記者読み」「要約読み」など、目的に応じた読書法を丁寧に解説していることだ。

「予測読み」をマスターすれば、本の内容を記憶しやすくなる。「断捨離読み」をすれば、本を読むスピードが速くなる。「記者読み」をすれば思考力が高まり「要約読み」をすればアウトプット力が向上する。

本は、読んだだけでは不十分で、自分で考え、自分の言葉で語れるようになって初めて血肉になる。

もしあなたが読書を通して「知識以上」を手に入れたいなら、早い段階で本書を読んでおくことをおすすめする。

読書術の本おすすめ書籍-4:外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術(山口 周)

それなりに本を読んでいるのに、読書で得られた知識や感性を、うまく仕事に活かせてない。あなたはこのような悩みを持ってはいないだろうか?

本書はそのタイトル通り、元外資系コンサルの著者が教える「読書を仕事につなげる技術」を解説した書籍だ。

読書術の本には「教養を身につけるには読書をすべき」と描かれている本が多い。

本書の秀逸な点は、つい抽象的になりがちな「教養」について「なぜビジネスにおいて教養が重要なのか?」「本から身につけた教養を、どうビジネスにつなげるべきか?」まで踏み込んで解説されている点だ。

本から得た教養を抽象化し他の領域に転用できれば、応用範囲は格段に広がる。もしあなたが本から得た知識の応用先を劇的に増やしたいなら、本書の一読をおすすめする。

読書術の本おすすめ書籍-5:一流の人は、本のどこに線を引いているのか(土井英司)

ビジネス読書は、目的を持たなければ単なる消費で終わってしまう。

本書はビジネス書を自分の血肉にするための「ビジネス書の選び方」「ビジネス書の読みこなし方」「線の引き方」を解説した書籍だ。

本書の秀逸な点は「自己陶酔だけで線を引くのは無意味」と一刀両断し「自分が納得できる箇所ではなく、自分が納得できない箇所に線を引くべき」と主張している点だ。

ビジネス読書の目的は、自分の行動を明日からどう変えるのか、の1点だ。

もしあなたが12万字あるビジネス書の中に、未来を切り拓く一本の線を引きたいなら、本書は読む価値のある書籍だ。

読書術の本おすすめ書籍-6:読書は格闘技(瀧本 哲史)

行き過ぎた多読は、他人の思考を自分の頭に流し込んでいるだけだ。つまり、自分の頭で考える時間を減らしているだけ、ともいえる。

本書は、本に書かれていることをそのまま鵜呑みにするのではなく「本当にそうなのか?」「他には?」と疑いながら読み、時に反証する中で、自分の考えを形作っていく知的プロセスを解説した書籍だ。

本書がユニークなのは、一つの問題について違ったアプローチで取り上げている2冊の著書を「格闘」として対戦式風に取り上げ、著者なりの知的思考プロセスを紹介しながら、読者を参加させる仕掛けを取り入れている点だ。

元々、世の中には最初から何らかの真実があるわけではない。それは、様々な考えを持っている人達が、議論を戦わせることを通じて、便宜的にに今の時点でとりあえず正しそうなものが採用されているに過ぎない。

もしあなたが「知識を得る読書」を越えて「自分なりの考えを形作る読書」を目指したいなら、本書はおすすめだ。

 

このブログから書籍化した本4冊

ロジカルシンキングでは学べない「視点力」と「法則力」を身につける※無料のオーディオブック特典付

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冒頭で紹介したが、再度紹介させていただこう。

例え同じ本を読んだとしても、そこから得られる「学びの量」は、人によって何倍も変わる。そして、人は学びを通してしか成長できない以上、その差はやがて、あなたの職業人生すら大きく変えてしまうはずだ。

同じ本を読んでいるはずなのに、人によって「得られる学びの量」が何倍も変わってしまう。この差は、何から生まれるのだろうか?

それは、1冊の本から「知識」を得ようとするか「知識の"運用能力"」を得ようとするかの差だ。

多くの読書術の本は「多読」「速読」など「いかに効率的に知識を得るか?」をテーマにしている。しかし、どんなに効率的に知識を得たとしても、ただそれだけでは「知識の暗記」止まりになる。得られる学びはごくわずかだ。

一方で、読書を通して「知識の"運用能力"」を身につけることができれば「たった1つの知識」を複数の分野に応用し、何倍もの成果を生み出すことが可能になる。

本書「読書の方程式」は、ビジネス書を通して「どう知識の"運用能力"を身につけるか?」を解説した書籍だ。そのポイントは、ビジネス書から学び取る「視点」「法則」そして「抽象化」にある。

おかげさまで、本書は日経やThe21、STUDY HACKERなど多くのメディアに取り上げていただき、発売3か月で海外の翻訳出版も決定した。Amazonレビューでも、

  • 「こんな風に自分を成長させる読み方があったのか!」
  • 「読書術の本では、これまでで最も良い本」
  • 「読書の概念が変わった」

など、ありがたい言葉を頂戴している。

もしあなたが「知識の"運用能力"」を身につけ、1つの事実から得られる「学びの量」を何倍にもしたいなら、ぜひ本書で紹介する読書法を実践して欲しい。

8ジャンル57個の仕事術で「実践力」を身につける

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どのようなビジネスも、実践が伴わなければ成果は出ない。しかし、いざ「実践力」を身につけようとしても、その分野は、

  1. 時間管理術
  2. 段取り術
  3. コミュニケーション術
  4. 資料作成術
  5. 会議術
  6. 学び術
  7. 思考術
  8. 発想術

など多分野に渡り、最低8冊分の読書時間と書籍代がかかってしまうのが難点だ。

しかし、拙著「超効率ハック」は、8つの分野の仕事術をギュッと1冊に凝縮しているため、幅広い分野の仕事術を効率的に身につけることができるのが特徴だ。

また、類書と大きく異なる点は「EXCELの関数を覚える」「ショートカットキーを使い倒す」などの小手先のテクニックではなく、その根本にある「57個の頭のスイッチの切り替え」を解説している点だ。

どんなに時短テクニックを駆使しても、そもそもその作業自体が必要なかったら意味がない。しなくてもいいことを効率的に行うことほど、無駄なことはない。

この場合、必要なのは「作業の処理スピード」ではなく「不必要な作業を見極め、周囲を納得させる力」だ。

本書は、このような「57個の頭のスイッチの切り替え」を、具体的な処方箋を交えながら紹介している。

おかげさまで、本書を題材にしたSchooのオンライン授業では「思考法ジャンル」で人気ランキング1位を頂いた(139講座中)。また、lifehackerやOggiなど数多くのメディアで取り上げていただき、Kindleでは「オペレーションズ部門」でベストセラー1位を獲得している。

Amazonレビューでも、

  • 「どのライフハック本と比べても異色であり、学べることが多かった」
  • 「読んでみると、頑張りどころを間違えてたことに気付かされる」
  • 「仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった」

など、ありがたい言葉を頂戴しており嬉しい限りだ。

もしあなたが「仕事術をマスターしたい」「仕事の生産性を劇的に高めたい」と感じているのなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

シャープな仮説を生み出す頭の使い方」を徹底解説

あらゆるビジネスは「仮説」こそが成否を握るといっても過言ではない。

なぜなら、仮説を生み出せなければ次の一手を見出しようがなく、検証のしようもなくなるからだ。つまり、ビジネスの成長は止まってしまうことになる。

しかし仮説思考の書籍の多くは、仮説思考の重要性は説くものの、肝心の「仮説思考の身につけ方」になると、

  • 「センスが必要」
  • 「経験の積み重ねが物を言う」

など「それを言ったらお終いよ」という結論で終わらせている書籍が多い。

しかし本書は「仮説思考に必要な頭の使い方の手順」を、豊富な事例とともに徹底解説している。よって、その手順通りに頭を使えば「センス」や「長年の経験」に頼ることなく、誰でも優れた仮説を導き出せるようになる。

おかげさまで本書は5版を重ね「読者が選ぶビジネス書グランプリ2021」にノミネートいただいた。NewsPicksやNIKKEI STYLE、lifehackerなど多くのメディアで取り上げていただき、中国や台湾、香港でも出版が決定している。

さらにAmazonレビューでも、

  • 「ここ数年の仮説思考系の書籍で久々のヒット」
  • 「自分オリジナルの武器にしていけそうな良書」
  • 「一生もののスキルになるのは間違いない」

など有難い言葉を頂戴している。

もしあなたがシャープな仮説を導き出せるようになりたいなら、ぜひ本書を手にとってみて欲しい。

ブランディングの理論と実践をつなぐ「ブランディングの教科書」

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本書は、著者の専門である「ブランディング」に関する書籍だ。

ブランディングは、ややもすれば「デザインの話」「広告の話」「世界観の話」など、掴みどころのない抽象論に陥りがちだ。

しかしブランディングは「ブランド戦略」という言葉があるように、企業の成否を大きく左右する戦略のひとつだ。そして投資が伴う以上、一定の合理性と説明責任が求められる。決して、売上や利益から逃げてはならないのだ。

本書は、つい「感覚論」に陥りがちな「ブランディング」に対して「論理的な納得性」と「直感的な腹落ち感」の両面を追求した書籍だ。

「論理」が理解できなければ、ブランディングを体系的に理解することできず、再現性を生むことができない。

そして「直感的な腹落ち感」がなければ、ブランディングを実務に落とせず、成果をもたらすことができない。

本書は、広告代理店&外資系コンサルティングファームで培った「生の知見」と「体系的な解説」を通して、ブランディングの理論を実践へとつなげて解説している。

おかげさまで、本書はAmazon kindle売れ筋ランキング「消費者主義」ジャンルでベストセラー入りを果たし、Amazonレビューでも、

  • 「ふわっとしたブランディングの本が多い中で、異彩を放っている」
  • 「事例も多いので実践のイメージが湧きやすい」
  • 「海外企業の事例ばかりが紹介されている輸入本だとピンとこない、という方にお薦め」

など、ありがたい言葉をちょうだいしている。

もし本書を手にとって頂ければ、ブランディングの専門用語はもちろん、実践の手順や実務の勘所が、一通り学べるはずだ。

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終わりに

今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかる解説」を続けていくつもりだ。 

しかし多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録Twitterfacebook登録をしてほしい。

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