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あなたをブランドにする読書法+おすすめビジネス書52冊

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あなたをブランドにする読書法

突然の質問で恐縮だが「最もコスパが良い投資とは何か?」と問われたとき、あなたはどう答えるだろうか?

「株式投資」と答えるだろうか?あるいは「不動産投資」だろうか?今なら「ビットコイン」と答えるだろうか?

多少金融をかじってきた方なら「結局は住宅ローンの繰り上げ返済が、最も有利な投資になる」と答えるかもしれない。

しかしk_birdなら、以下のように答えるだろう。

最もコスパが良い投資とは、自分の「思考の範囲」を広げ
「知恵を生み出す思考能力」を身につけるための読書である。

「思考の範囲」とはわかりずらいかもしれないが、人は「自分が考えられる思考の範囲内」が自分の行動の限界になる。

よく「視野が広い」とか「器が大きい」などの表現を見聞きするが、それらも結局は思考の範囲の広さに起因するものだ。

さらに「知識」は先人から教えられた「単なる借り物」に過ぎないが、自分なりの思考を通して見出した「知恵」はあなた独自のものであり、未来に活かせるものとなる。

つまり「知恵を生み出すための思考能力」はあなた自身の競争力になり、時にあなた自身や、あなたの周囲にいる人たちの助けとなる。

残念ながら「株式投資」に代表される資産運用は、自分の努力を越えた外部要因に左右されがちだ。

どんなに厳選して銘柄を選んだところで「運」の要素が大きく、リターンはアンコントローラブルだ。最悪、資産が目減りすることもありうる。

しかし「知恵を生み出すための思考能力」に対する投資は100%自分の努力の範囲内であり、そのリスクやリターンはあなた自身でコントローラブルだ。

今回は、そんなあなたの「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出すための思考能力」を身につける上で有用な、いわば「投資」にふさわしいビジネス読書法を紹介しよう。

「ビジネス本」の捉え方

「ビジネス本」の捉え方を変える

ビジネス本の捉え方を変える

このブログをお読みになっているあなたなら、これまで数々のビジネス本を読んできたはずだ。

その中には、あなたにとって極めて有用なビジネス本もあれば、残念ながらほとんど役に立たなかったビジネス本も存在したことだろう。

それでもk_birdが「自分への投資として有用なのはビジネス本」だと考える理由は以下の通りだ。

ビジネス本は著者の職業人生そのもの

多くのビジネス本は、著者がこれまで経験してきた職業人生が注ぎ込まれている。そこには、著者ならでは思考プロセス・ノウハウが満載だ。
これは当たり前のことだが、すべてのビジネスパーソンは、人生を1回しか生きることができない。
しかしビジネス本は著者の職業人生が詰まっているため、あなたはビジネス本を通して著者のビジネス経験を生き、それを自分のものにすることができる。

著者の職業人生が、たかだか数千円で手に入る

著者が何年もかけて築き上げてきた職業人生が、たかだか数千円で手に入るなら、これほどコスパの良い投資はない。k_birdが「自分への投資」としてビジネス本を筆頭に挙げるのは、これが理由だ。

ビジネス本に向き合う「姿勢」

ビジネス本と向き合う姿勢

 k_birdが知る限り、多くのビジネスパーソンは、ビジネス本を「投資」ではなく「消費」という姿勢で捉えがちだ。

そして、いったんビジネス本を「消費」として捉えてしまうと、冒頭で触れた通り「ビジネス本を読んでは見たものの、ほとんど役に立たなかった」という残念な結果を生んでしまう。

ビジネス本から学びを得る際には、大きくわけて以下の2つが重要なポイントとなる。

  1. そのビジネス本自体の質
  2. そのビジネス本に対するあなた自身の読書姿勢

ビジネス本に限らず研修でもOJTでもそうだが、学びの大きさは「教える側の質」と「教わる側の取り組み姿勢」の掛け算で決まる。

k_birdはこれまで1,000冊を越えるビジネス本を読んできたが、質の高低はあれど「1つも学びがなかった」ビジネス本は存在しない。

もしあなたが過去に「1つも学びがなかった」ビジネス本に出会ったことがあるなら、まずはあなた自身の「読書姿勢」を疑ってみよう。

あなたが自分自身の読書姿勢を疑わないままビジネス本を読み続ければ、残念ながらあなたの書籍代は、これからも投資ではなく「消費」で終わることになる。これは非常にもったいないことだ。

ビジネス本の「消費」は、その時はためになった気になるかもしれないが、結局は何も残らない。ぜひビジネス本を「投資」と捉え、あなた自身の「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出す思考能力」を身につけていこう。

それでは、具体的にどのような姿勢でビジネス本を読めば「消費の読書」から「投資の読書」へ変えていくことができるだろうか?

続いては「ビジネス本から何を得るか?」について解説しよう。

ビジネス本を読む目的

ビジネス本を読む目的

「情報を収集する」ために読書をする?

もしあなたが「情報を収集する」という姿勢でビジネス本を読んでいるのなら、残念ながらあなたの書籍代は「消費」に回っている可能性が高い。

なぜならビジネス本に描かれた「情報」は、出版された時点で既知の事実であり、その「既知の事実=情報」が有用であればあるほど、すぐに世の中に広まり一般化していく。

そうなれば、あなたがビジネス本から拾った「情報」は、遅かれ早かれ「一般的に知れ渡った過去の事実」となり、あなたオリジナルの価値にはならない。その結果、書籍代は消費に終わる。

「知識を得る」ために読書をする?

「知識」は、過去の先人達が生み出した「知恵」であり、有用であることは否定しない。しかしあなたにとってみれば「単なる先人からの借り物」に過ぎない。

ビジネスの世界には「型の奴隷になるな。型の創造者たれ」という言葉があるが「知識を得る」ための読書では、残念ながらあなたの思考の範囲は「誰かが創った型」の内側にとどまったままだ。

重要なことなので繰り返すが、人は「自分が考えられる思考の範囲内」が、自分の行動の限界になる。

多くのビジネスパーソンにとって理解しておくべき知識は多いが、他人から与えられた知識だけではあなた自身のオリジナリティにも競争力にもならない。結果「消費のためのビジネス本」どまりに終わる。

「思考を巡らす」ために読書をする

世の中には2種類の異なるタイプの情報が流通している。その2種類とは「フローの情報」と「ストックの情報」だ。

「フローの情報」とは流れ去る情報のことで、いわば「タイムライン」のようなイメージだ。そして「フローの情報」の価値とは「新しいこと」となる。

一方で「ストックの情報」とは、あなたの思考を加えることで「あなたならでは知恵」に発展可能の情報を指す。「ストックの情報」の価値は「変わらない本質・原理」が潜んでいることだ。

「フローの情報」は時間が経てば経つほどその価値は減っていく。しかし「ストックの情報」は「変わらない本質・原理」が潜んでいるのでいつまでも価値が減らない。

鋭いあなたならもうお気づきかもしれないが「ストックの情報」は「変わらない本質・原理」がひそんでいるのだから、触れる時間を増やせば増やすほど自分の中に「変わらない本質・原理」が蓄積されていく。

そして自分の中に「変わらない本質・原理」が蓄積されていけば、いざというときに様々な要素を「変わらない本質・原理」に当てはめてみることで、質の高い答えが素早く導き出せるようになる。これが、いわゆる「仮説力」だ。つまり、

ストックの情報に触れる時間 × 思考を巡らすこと × その蓄積(=時間)

は、数年後の自分のありようを劇的に変える。

誤解を恐れずにいえば、時間とは蓄積のことであり、蓄積とは時間だ。つまりビジネス本を片手に「思考」を巡らし、その時間を蓄積に変えていくことができれば、それをしなかった人と比べて圧倒的な競争力を「蓄積」することが可能になる。

さらに、あなたならではの「知恵のストック(=蓄積)」が増えてくれば、今度は「知恵のストック同志」を組み合わせて、更に新たな知恵を生み出すことが可能になる。

あなたも、どこかで「イノベーションは、既存の知恵の組み合わせに過ぎない」という言葉を聞いたことがあることだろう。

「知恵の組み合わせパターン」は、理論上は何通りも存在するため、上手く組み合わせれば、あなたが生み出す知恵の量は累乗的に増えていくはずだ。

「思考のためにビジネス本を読む」という読書姿勢を身につければ、あなたはこれまでにない発想を生み出す思考能力を磨くことができる。そうすれば、あなたの書籍代は「消費」から「投資」へと変わるはずだ。

ビジネス本を読むときの8つのマインドセット

ビジネス本を読むときのマインドセット

「ビジネス本を通して何を得るか?」という目的が理解できたら、続いては「ビジネス本を読むときの心構え」について解説していこう。

読書を「消費」から「投資」へ変えるためには、8つの心構えが必要となる。以降解説する心構えを意識しながらビジネス本をお読みになれば「投資のための読書」として、あなたの学びは飛躍的に高まるはずだ。

1.本を読むときの「態度」を変える

前述と重複するが「ビジネス本から教わる」という受動的な態度は改めよう。これはビジネス本に限らず、研修やビジネスセミナーでも同様だ。

あくまでビジネス本はきっかけにすぎず、重要なのはそこから「主体的に思考」し「学び取る」ことだ。

2.自分に引き寄せて読む

ただ漫然と他人事のようにビジネス本を読んだとしても、それは「消費のための読書」であり「投資のための読書」にならない。

ビジネス本は万人向けに書かれているために、そのまま情報や知識だけを受け取ろうとしても自分事にならず、実用的な学びに繋がりにくい。

「自分の身の回りに当てはめて考える」「様々なビジネスの局面に応用して考える」「社会事象や日々のビジネスニュースに当てはめて考える」など、自分に引き寄せながらビジネス本を読んでみよう。

あなたの思考のフィルターを通して、実務との意外な共通点や因果関係が見いだせれば、それがあなたの「知恵のストック」になるはずだ。

3.分野の固め読みをする

ビジネス本には「マーケティング」「ブランディング」「思考法」など様々な分野が存在する。ビジネス本を読む際には、できるだけ「同じ分野のビジネス本」を複数冊、一気に固め読みしよう。

「同じ分野のビジネス本」を固め読みすれば、例え著者が異なっていたとしても、共通の論点や主張に気付けるはずだ。

そのような「共通の論点」「共通の主張」は、異なる著者が共通して触れている以上、その背景には「絶対に欠かすことができない重要な本質・原理」が隠されている。

思考を巡らせながら分野の固め読みをすれば、その共通点に対して思考を深めることで、その分野において最も重要な「本質や原理」を見抜くことができる。

さらに、同じ分野のビジネス本とはいえ著者が異なる以上、論点や主張に相違点も存在する。

この「相違点」は、著者ごとの視点の違いであり、オリジナリティだ。同じ分野の固め読みをすれば視点の違いが明確になり、あなたの視野を大きく広げてくれるはずだ。

本記事では、47冊ものブランディング関連本を紹介するが、あえて量が多くしているのは「浅く広く読む」のではなく「分野ごとに固め読みをしながら、徐々に分野を広げて読む」ことをお勧めしているからだ。

ビジネス本を読む際にはまず「固め読みする分野」を決めてから、ビジネス本を選んで行こう。

4.疑いながら読む

ビジネス本に書いてあることを鵜呑みにするだけなら、それは単なる「情報収集」や「知識収集」に過ぎない。「消費のための読書」の発想だ。

ビジネス本に書いてあることを「本当にそれが正しいのか?」と疑うことで初めてあなたの思考は起動する。

ビジネス本は常に疑いながら思考を巡らし、多角的に読んでいこう。

5.思考の範囲を意識しながら読む

当然のことながら、ビジネス本は著者によってその主張や論理は大きく異なる。その「違い」こそが、あなたが思考を深め、知恵を生み出すための大きなきっかけとなる。

特に「思考の範囲」として意識してほしいのは以下の5点だ。

  1. 視野の広さ:
    ビジネス本の著者とあなたとでは「視野の広さ」が異なるかもしれない。「視野の広さの違い」を意識しながら読めば、そのビジネス本はあなたの思考の範囲を広げてくれる。
  2. 視座の高さ:
    そのビジネス本の著者は、どのような視座で筆を進めたのだろうか?経営的な視座なのか?現場目線なのか?あるいは広範な社会的な視座なのか?市場内競争の視座なのか?
    よく「鳥の目」「蟻の目」というが、時に同じ物事を見ていても、視座の違いで結論は変わることがある。
    「視座の違い」を意識してビジネス本を読むこともまた、あなたの思考の範囲を広げてくれることになるはずだ。
  3. 視点の角度:
    同じ「マーケティング」や「ブランディング」を語るにしても、その文脈は「経営者の視点」「実務家の視点」「コンサルタントの視点」「クリエイターの視点」で大きく異なるはずだ。
    どんなに抽象的な概念も、視点を多く持てばその輪郭はクリアになっていく。さらに「視点の多さ」はあなたの思考を柔軟にし、時に大きなブレイクスルーやリスク回避の助けとなる。
    「視点の違い」を意識してビジネス本を読むことも、あなたの思考の範囲を広げて、知恵を生み出すための競争力につながるはずだ。
  4. 時の流れ:
    物事には、必ず「過去」「現在」「未来」という時の流れがあり、時の流れを経て変わっていくものと変わらないものが存在する。
    ビジネス本の中で著者が展開している主張は、果たして時を経ても変わらない本質なのか?それとも今の時流に沿ったトレンドなのか?あるいは構造変化の兆候を暗示しているのか?
    「時の流れ」を意識しながらビジネス本を読むことができれば、あなたは「長期的な視点」と「短期的な視点」、そしてその2つの因果関係に気づけるようになる。その結果あなたが手に入れることができるのは「先を読む力」だ。
  5. 思考の深さ:
    そのビジネス本は、どのような思考プロセスを辿って、重要な本質に迫っているのか?
    物事の本質とは、その分野において最も重要な事柄であり、抽象化されている分、応用範囲が広い事柄でもある。そして重要なのは、その著者なりに迫った本質を「パクッて、いただく」ことではなく、その本質に迫るまでの思考プロセスをあなたなりにトレースし、思考を巡らせてみることだ。
    どのような結論も、そこに至るまでにはプロセスが存在する。そしてそのプロセスに対して思考を巡らせ、あなたなりの知恵に変えることができれば、あなたは知恵を生み出す上で再現性の高いプロセスを手に入れたことになる。
6.自分なりの物の見方を形創る

上記5つの思考の範囲を意識しながらビジネス本を読みつつ、そのビジネス本を通して「自分はどう考えるようになったか」を意識する習慣をつけよう。

そのような習慣をつけることで、あなたは自分なりの意見やスタンス、あるいは知恵を持てるようになる。

そうすれば、あなたは「正解を探す人」から「正解を創る人」へ変わることができる。これが「投資のための読書」の成果だ。

7.すぐに使ってみる

当たり前のことだが、どれだけビジネス本を通して思考を深め、知恵を見出したとしても、実践に行かせなければ投資のリターンはゼロだ。

本ブログの読者の多くは、ブランディングやマーケティングに携わるビジネスパーソンのはずだ。ぜひ、ビジネス本を通して得られた「思考」や「知恵」を、すぐにマーケティングやブランディングの現場で使ってみよう。実践を通したフィードバックが、あなたを更に成長させてくれるはずだ。

8.組織の力に変える

もしあなたがマーケティングやブランディングの担当者なら、そのブランディング活動は、組織だって行われているはずだ。

組織は個人とは異なり、その構成員の価値観や知識レベルはバラバラだ。そして、ことブランディングやマーケティングは、その立脚点とゴール、そしてその間を埋めるプロセスが揃わない限り期待した成果は上がらない。

ビジネス本を通してあなたが手に入れた思考プロセスや知恵は、ぜひ組織に共有し、組織の力に変えよう。

もしあなたが1冊のビジネス本を読み終えたなら、毎回、自分に対して以下のような問いを立ててほしい。

ビジネス本から得られた学びをどのようにチームに共有すれば、
メンバー1人1人の学びと情熱に変えられるだろうか?

もしこれらを愚直に実践できたなら、あなた自身が「強いブランド」になっているはずだ。

 

終わりに

今回は「あなたをブランドにする読書法」と題して、ビジネス本の読書法及びお勧め書籍を紹介した。

 今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかるブランディングの解説」を続けていくつもりだ。(過去記事と今後の掲載予定はこちら

しかし、多忙につき、このブログは不定期の更新となる。

それでも、このブログに主旨に共感し、何かしらのヒントを得たいと思ってもらえるなら、ぜひこのブログに読者登録やTwitter、Facebook登録をしてほしい。

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