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【マーケティング本】分野別おすすめ書籍42冊|あなたをブランドにする読書法

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マーケティング本|分野別おすすめ書籍42冊:入門書から良書まで

このブログ「Mission Driven Brand」は、マーケティングやブランディングにおける「できない、わからない」の解決を目指しているブログだ。

このブログを運営していると「おすすめのマーケティングの本を紹介して欲しい」という問い合わせを頂くことが多い。各解説記事でもおすすめマーケティング本を紹介しているが、今回はマーケティング担当者であるあなたにおすすめできる「マーケティング関連書籍」を入門書から戦略書まで、分野別に42冊紹介しよう。どれも、本ブログの筆者であるk_birdが「ぜひ読むべき」と考えるマーケティング本だ。

しかし、もしあなたに時間の余裕があるなら、この記事を読む前に、まずは以下の解説記事をお読みいただきたい。

この記事に辿り着いたあなたなら、何らかの理由で「マーケティング」に関する「知識」を得たいと考えているはずだ。

「知識」は、過去の先人達が生み出した「知恵」であり、有用であることは否定しない。しかしあなたにとってみれば「単なる先人からの借り物」に過ぎず、あなたオリジナルの「知恵」ではない。

どんなに優れたマーケティング本も、マーケティング知識を「消費」するだけでは、結局は何も残らない。なぜなら「読書」から得る成果とは、

  • その書籍自体の質
  • あなた自信の読書姿勢

の掛け算で決まるからだ。

もしあなたがマーケティング関連本を「消費」ではなく「投資」と捉え、あなた自身の「思考能力」に結び付けることができれば、あなたの書籍代は「消費」から「投資」へと変わる。

上記の解説記事では、ビジネス本を「投資」と捉え、あなた自身の「思考の範囲」を広げ「知恵を生み出す思考能力」を身につけるための「読書法」を解説している。お読みいただいた方からは「良記事に出会えて感謝」というお褒めの言葉も頂戴している解説記事だ。

もし「マーケティング本」を手に取る前に上記の解説記事をお読みいただければ、あなたの読書は「消費の読書」から「投資の読書」へ変わり、あなた自身も変えていくことができるはずだ。

 

それでは、ここからはおすすめマーケティング本を紹介していこう。選定したマーケティング本は分野別に42冊となる。分類は以下の通りだ。

  • マーケティングの基礎や基本を学びたい初心者向けの本8冊
  • マーケティングを極めたい名著20冊
  • マーケティングリサーチを学ぶ6冊
  • 消費者インサイトを学ぶ8冊

さらに選定基準は、以下の基準のどれかに当てはまるものとした。

  1. k_birdが実際に読み、単純に「素晴らしかった」と思えるマーケティングの良書。
  2. 実際に「思考の範囲を広げる」あるいは「知恵を見出す思考能力を鍛える」ことに役立っているマーケティング書籍。
  3. 長年に渡って読み継がれており、時代を越えても変わらない「本質」や「原理」が見出せるマーケティング本。

42冊と分量が多い理由は、あなたをブランドにする読書法でも解説している通り「分野ごとの固め読みのメリット」を重視しているからだ。

マーケティング本おすすめ書籍-1:マーケティングの初心者向け入門書8冊

マーケティング本おすすめ書籍-1:ドリルを売るには穴を売れ

あなたは「マーケティング」を初心者に説明する時、どのように説明するだろうか?

本書は、あまたある「マーケティング本」の中でも、最も易しく、そして最もわかりやすくマーケティングの基礎を解説している本であり、マーケティング入門書のベストセラーだ。

「マーケティング」を初心者に説明することは、決して簡単なことではない。

しかし本書は、マーケティングの入門書であるにもかかわらず「ベネフィット」「セグメンテーション」「ターゲティング」「差別化」「4P」などのマーケティングの基礎を、腹落ちできるレベルでわかりやすく解説してくれている。

もしあなたがマーケティングの基礎を学びたい初心者か、あるいはマーケティング初心者に対して指導を行う立場にあるなら、本書は最も適した入門書だ。※「amazonなか身!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-2:コトラーのマーケティングコンセプト

マーケティングには「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」「ブランド」など、様々な専門用語が居並ぶ。

本書は、現代マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラーが、今日のマーケティングにおいて必要だと思われる80の基本用語・概念について、実例を交えながら解説したベストセラー書籍だ。

書いてある内容はマーケティングの初心者が読むべき基礎項目ばかりだが、特筆すべき点は、ABC順にマーケティングコンセプト・用語が解説されていることだ。

フィリップ・コトラーの代表的著書である「マーケティング・マネジメント」あるいは「マーケティング原理」は、MBA学生の必読書ともいわれているが、2冊とも日本語訳で1000ページ前後もあり、マーケティング初心者が気軽に手に取れる書籍とはいえなかった。

しかし本書はマーケティング戦略について、キーワードを数多く網羅したリファレンス的な書籍となっている。そのため、マーケテイング初心者にとっては、マーケティング実務の中でわからない用語が出てきた際に、辞書的に引ける点が魅力だ。

もしあなたがマーケティング担当者として着任した際には、ぜひ手元に置いておきたい入門書だ。

マーケティング本おすすめ書籍-3:マーケティングマインドのみがき方

人間は、機械ではない。

どのようなマーケッターも、ターゲットに対する共感能力がなければ、実効性の高いマーケティング戦略を形創ることはできない。

本書は、外資系コンサルティングファームのコンサルタントが「マーケティングマインドの磨き方」について解説した入門書だ。

一般論として、外資系コンサルタントの場合ロジカルシンキングが先行し、生活者に対する共感能力に疎いため、描いた戦略が無味乾燥なものになりがちだ。

しかし本書の著者は外資系コンサルタントになる前にパルコのマーケティング実務を経験しており、論理と共感の双方をひも解きながら「マーケティングマインドの磨き方」を指南してくれている。

人は、合理や理屈だけでは動かない。優れたブランド戦略やマーケティング戦略を形創る上で、右脳の左脳の協働は必要不可欠だ。

もし、あなたが「右脳」か「左脳」のどちらかに偏りがちなら、本書は一読に値する。マーケティング初心者にとって壁になりやすい「マーケティングマインド」を手に入れることができるはずだ。※kindle Unlimited(980円読み放題)対象書籍 ※記事執筆時点

マーケティング本おすすめ書籍-4:ポジショニング戦略

k_birdがマーケティング戦略理論の中で最も重要な理論を上げるとすれば、それは「ポジショニング」だ。

低成長で競争が激しくなっている現在、居並ぶ競合ブランドの中で際立ったポジショニングを築くことは、ブランドの生死すら左右しかねない重要なミッションとなる。

本書は、既に発売から30年以上経った今でも売れ続けているベストセラーのマーケティング本だ。

長年売れ続けているのは、時代を越えても揺るがない「ポジショニングの本質」を余すところなく解説してくれているからだろう。

もしあなたがマーケティング担当者なら、絶対に読み逃してはならない一冊となるはずだ。※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-5:改訂 シンプルマーケティング

様々な側面で語られるマーケティングだが、あなたはその本質をどれだけ理解できているだろうか?

本書は低成長時代に対応したマーケティング戦略の基礎を「シンプルに」解説してくれる本だ。k_birdにとっては想い入れが深く、何度も読み返すことで成長させてくれた本の一つでもある。

この本の著者である森行生さんは古くからマーケティングエッセーをホームページ上で公開しており、k_birdが若かり頃、大量にプリントアウトして徹夜でむさぼり読んだのは懐かしい思い出だ。

本書には、著者が事業会社のブランドマネージャーとして培った当事者感覚と、コンサルタントとして培った客観的な視点の双方がふんだんに盛り込まれている。

更に他のマーケティング本では得られない「現場感のある」マーケティングの独自理論や事例の紹介が満載の入門書。

マーケティング本おすすめ書籍-6:USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

本書の執筆者である森岡 毅氏は、P&Gジャパンでヴィダル・サスーンのブランドマネージャーを勤めた後、P&G世界本社でパンテーンのブランドマネージャーを歴任した凄腕のマーケッターだ。

また、森岡氏は経営難に陥っていたUSJのCMOとして乗り込み、劇的にV字回復差せたことで知られる。そんな森岡氏が、USJのV字回復の軌跡を「マーケティング理論に当てはめて」執筆したのが本書だ。

アマゾンのレビューを見れば納得頂けると思うが、本書は単なるUSJのマーケティング事例本ではない。STPやマーケティングミックスなどのフレームワークを「そもそも論」から解説した上で、更にそれらを「実務に活かす方法」にまで落とし込んで解説しているマーケティングの名著であり、ベストセラー書籍だ。

「成功を引き寄せるマーケティング入門」というサブタイトルにもある通り実務上の示唆も多く、あらゆるマーケティング担当者が読むべき入門書と言えるだろう。

マーケティング本おすすめ書籍-7:マーケティング思考法 ―考えて行動するための実践的手引書

マーケティング戦略やフレームワークは理解しているにも関わらず、いざ実践に落とそうとすると頭がフリーズしてしまう。あなたはそのような悩みを持っていないだろうか?

本書は、あなたが自分自身のマーケティング思考と「格闘」するための書籍だ。

「考えて行動するための実践的手引書」という副題の通り、様々な事例を通して「あなたがマーケティング担当者だったら、どう考えるか?」という局面を提示される。例えて言えば、ビジネススクールのMBAコースに通い、指導教官と議論しながら学びを進めていくような感覚だ。

もしあなたが単なるマーケティング知識を越えて「使えるマーケティング思考法」を手に入れたいなら、本書はその一助になる入門書だ。

マーケティング本おすすめ書籍-8:マーケティング企画技術

どんなに優れた戦略も、実行に移されなければ成果は得られない。

本書は「マーケティング企画技術」というタイトルにあるように、現実に応用可能なプランニングの「技術」を解説している。

更に特筆すべき点は「実行を見据えたマーケティング戦略のプランニング」が意識されている点だ。

この本の著者は広告代理店の出身者だ。処方箋を示せればよいコンサルティング会社とは異なり、広告代理店は常に「実行」と「成果」が求められる。そのため、本書では「必ずアウトプットを出す」という点が強く意識されている点が特徴だ。

当たり前のことだが、多くのマーティング担当者は実行を見据えたマーケティング戦略を必要としているはずだ。もしあなたがアウトプット志向のマーケッターなら、マーケティングプランニングの実務の際に活かせる有用な入門書となるだろう。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-2:マーケティング戦略を極めたい名著20冊

マーケティング本おすすめ書籍-9:なぜ「戦略」で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる

あなたは「戦略とは何か?」と聞かれて、明確に答えられるだろうか?

「戦略」は非常に抽象性が高いため、マーケティング初心者はつい「目に見える具体策」に目が向きがちだ。しかし戦略がしっかりと定義されていなければ、具体策は整合性がない散発的なもので終わり、成功はおぼつかない。

本書は、P&G、ダノン、ユニリーバ、日産自動車、資生堂のマーケティング部門を指揮してきた筆者が「戦略を立てるための根本的な考え方」を解説した書籍だ。

本書の特筆すべき点は、目的の設定の仕方、マーケティング資源の考え方、マーケティング資源の活かし方、戦略の実行部分まで網羅的に解説されてる点だ。

もしあなたが「戦略とは?」と聞かれて明確に答えられないなら、戦略について学ぶ1冊目としておすすめできる書籍だ。※kindle Unlimited(980円読み放題)対象書籍 ※記事執筆時点

マーケティング本おすすめ書籍-10:P&Gウェイ: 世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡

本書はマーケティングの神様として名高いP&Gの成功事例から最近のマーケティング戦略まで「P&G流ブランディング」の本質が語られた書籍だ。

本書の特筆すべき点は、経営陣や従業員との独占インタビューが許可された、史上初めての書籍である点だ。

最終章が「ブランド構築の原則」という内容で締めくくられていることからもわかる通り、P&Gのブランド力を高める秘訣を徹底的に解明した本でもある。

もしあなたがブランド戦略やマーケティング戦略を極めたいのなら、読んでおくべき書籍だ。

マーケティング本おすすめ書籍-11:競争しない競争戦略

こちらは、書籍のタイトルの通り「競争しない状態を作ることによって利益を高める」手法を解説した書籍だ。

市場競争において最も賢い「勝ち方」は「競争に勝つ」のではなく「競争しないで勝つ」ためのポジショニングを見つけだすことだ。

本書はその戦略を、50社以上の企業事例をもとに、実践的に解説してくれている。

もしあなたが「優れたポジショニングの軸の取り方」や「選び方」をマスターしておきたいなら、ぜひ一読をおすすめしたい良書だ。

マーケティング本おすすめ書籍-12:サービス・マーケティング【第2版】

「モノのサービス化」が言われて久しい。

本書は「サービス・マーケティング」に特化したマーケティングの理論書だ。

近年は、ユーザーエキスペリエンスやカスタマージャーニーなど「モノの提供」に留まらず「モノのサービス化」が進んでいる。

しかし、サービスのマーケティング戦略は、モノのマーケティング戦略と比べて、その難易度は格段に上がる。

なぜならサービスはモノとは異なり「形がなく標準化しずらい」「生産と消費がその場で同時に起こり在庫が持てない」「サービスの提供プロセスに顧客が参加する」など、モノとは異なる特徴があるからだ。

本書は「サービス×マーケティング」の本質を捉える上で、ぜひ一読すべき書籍だ。

 

マーケティング本おすすめ書籍-13:確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力

あらゆる現象にはその背景に、それらを引き起こしている根本的な原理や力学が存在する。

本書は、ユニバーサルスタジオジャパンを成功の導いた2人のマーケティング担当者が、マーケティングを成功させるための原理や力学を数式で解き明かし、勝つ確率の高い戦略を解説してくれている書籍だ。

副題に「数学マーケティング」とある通り、数字や統計を使って極めて論理的に解説されているため、わかっていたようでわかっていなかった「目からウロコ」がもたらされるのが特徴だ。

本書の共著者2人は、マーケティングの神様として名高いP&Gの世界本社で活躍した経験を持つ。そのため、ところどころにP&G時代のノウハウや経験も散りばめられている。

もしあなたがP&G流のマーケティング知識やスキルを極めたければ、本書は必見の書籍となるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-14:データ・ドリブン・マーケティング―最低限知っておくべき15の指標

見えないものは、管理できない。そして管理できないものは、改善もできない。

本書は、マーケティングの成果を「見える化」する上で重要な15のKPI指標を解説している書籍だ。本書はアメリカのマーケティング協会で最優秀賞を獲得しており、amazonの創業者であるジェフ・ベソスが愛読していることで知られる。

本書の特筆すべき点は、マーケティング活動を展開するにあたって重要な15のKPI指標を解説するに留まらず「組織内での活用の仕方」まで踏み込んで解説してくれている点だ。

ゴールの設定がない限り、ゴールに辿り着くことはできない。

もしあなたがマーケティング活動の成果を見える化したいなら、必読の書籍だ。

マーケティング本おすすめ書籍-15:人と組織を効果的に動かす KPIマネジメント

例えKPIの知識に詳しくなったとしても「KPIの設定手順」や「KPIの効果的な運用方法」を理解できていなければ、単なる机上の数字遊びで終わってしまう。

本書はKPIを「意味や意図を持つ言葉」としてとらえ「現場で機能するKPI設定法」を解説してくれる書籍だ。

KPIは、単にマーケティング成果の上げ下げを確認するためのものではない。「組織を動かす力学」として捉えるべきだ。

だからこそ、論理だけでなく「人の心理が出発点」「現場でのリアリティ」「再現できる方法論」が必要不可欠となる。

本書は様々な事例をひも解きながら、一貫して「組織に血肉の通わせるKPI設定」を解説してくれている稀有な書籍だ。

どんなに優れた戦略も、実行に移されなければ成果には結びつかない。もしあながKPIを通して組織を成功に導きたいなら、本書はよい指南役になるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-16:コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則

社会のデジタル化やソーシャルメディアの進展によって、マーケティングの在り方は大きく変化している。そのことは、あなたもよくご存じのはずだ。

本書は、マーケティングの父と言われるコトラー自身が、過去のマーケティングを「マーケティング1.0」「マーケティング2.0」として整理した上で、これから求められる新たなマーケティングを「マーケティング3.0」として提言したマーケティング理論書だ。

全てのマーケティング担当者にとって、コトラーは避けて通れない。

もし、あなたがまだ「マーケティング1.0」や「マーケティング2.0」のパラダイムでマーケティング戦略を捉えているのなら、本書は次世代のマーケティングを考える上での必須の書となるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-17:コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則

マーケティングは「製品中心のマーケティング1.0」「顧客中心のマーケティング2.0」「人間中心のマーケティング3.0」という進化の歴史がある。

本書は「人間中心のマーケティング3.0」を受けてージョンアップさせ、ビジネスに取り入れるための戦術を徹底解説している書籍だ。

「マーケティング4.0」と銘打ってはいるが、中身は「マーケティング3.0の戦術編」であることから、先ほど紹介した「コトラーのマーケティング3.0」と合わせて読むのがおすすめだ。

本書では、デジタル時代のマーケティング手法として「カスタマージャーニー」「コンテンツマーケティング」「ゲーミフィケーション」「オムニチャネル」「ソーシャルCRM」などが解説されている。

デジタルの出現によって、マーケティングは大きな変革期を迎えている。

マーケティング本おすすめ書籍-18:ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム

イノベーションは、何もテクノロジーだけの話ではない。

本書は「破壊的イノベーション論」で有名な経営学者であるクレイトン・クリステンセンが「予測可能で優れたイノベーションの創り方」を解説した書籍だ。

また、ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶブックランキングで2017年第3位になった名著でもある。

本書では「人がモノを買う行為」そのもののメカニズムを解き明かし、数字では測れない消費のメカニズムについての考え方を示してくれている。

UXやサービス・ドミナント・ロジックの台頭が示すように、マーケティングの世界では「モノからコトへの転換」が叫ばれて久しい。

本書を一読すれば「モノからコト」への転換に向けて、予測可能なマーケティングイノベーションを起こすヒントが得られるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-19:最新マーケティングの教科書2018

マーケティングは、日々変化している。

特にデジタルマーケティングの世界では、日々様々なテクノロジーやコンセプトが生み出され、時にマーケティングの有り様そのものを変化させることがある。

本書は、そのような「最新のマーケティング動向」を解説している書籍だ。

2018年版では「デジタルトランスフォーメーション」「チャットボット」「インフルエンサーマーケティング」に関するの最新動向や、その他の「最新キーワード」「技術キーワード」「企業事例」などが解説されている。

本書はムック形式で毎年発刊されており、常にマーケティングの最新事情がアップデートされている稀有な書籍だ。

毎年本書に目を通しておけば、マーケティングの最新動向に関するアウトラインがつかめるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-20:人を動かすマーケティングの新戦略 「行動デザイン」の教科書

あなたがマーケティング担当者なら、定量調査で「購入意向率」を聴取したことは、一度や二度ではないだろう。

しかし一方で「購入意向率は、どこまで信じていいかわからない」とも感じているのではないだろうか?

残念ながら意識レベルの「購入意向率」と「実際の購入」には大きな隔たりが存在する。その「隔たり」に着目し「行動を誘発する方法論」と体系立てて解説しているのが本書だ。

本書はタイトルに「教科書」とあるように、「行動デザイン」の在り方を、具体的事例を交えながら解りやすく紐解いてくれる。

更には「人が行動したくなる18個のツボ」が紹介されており、今すぐ実践で活用できるのも特筆すべき点だ。

もしあなたが「購入意向率」の壁を突破して「購入」に結び付けたいと考えているのなら、損はしない一冊だ。

マーケティング本おすすめ書籍-21:機会発見―生活者起点で市場をつくる

「新しい市場を創造するような商品やサービスを開発したい。」

マーケティング担当者なら、誰もが思い描く「悲願」ではないだろうか?

本書は新しい市場を創造するための手法とプロセスを解説した書籍だ。

どのようなマーケティング活動も、まずは「市場の定義」から始まる。そしてそこから市場をセグメンテーション(=市場分解)していくのが通常のプロセスだ。しかし本書では、まずは「市場の定義」そのものを疑い「枠外の視点」を持ち込むことの重要性を説いている。

また、既知の問題を分析的に解くアプローチではなく、枠外の視点を取り入れた統合的なアプローチについても詳細に解説されている。

本書は単なる概念論ではなく、デザイン思考アプローチを取り入れながら実践的な手引きを示してくれているのも特筆すべき点だ。

新たな市場を創造するようなイノベーションは、既存の枠組みの内側からは生まれない。もしあなたが「今より良いもの」ではなく「今までにないもの」を創造したいなら、必読の書籍だ。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-22:プロダクトマネージャーの教科書

「プロダクトマネージャー」とは「新製品/サービス開発」→「商品化」→「マーケティング」のすべての責務を担うマネジャーを指す。

本書は「プロダクトマネージャー」が果たすべき職務である「情報収集」「トレンド予測」「競合分析」「商品開発」はもちろん「顧客セグメンテーション」「ブランディング」「マーケティング」果ては「コスト管理」に至るまで体系的に記載されている実務書であり「職務マニュアル」だ。

マーケティングの実務はほぼ網羅されているといっても過言ではなく、様々な実務の局面で使えるダウンロード用テンプレートも用意されている。

商品やサービスのマネジメントに関わる人、あるいは新事業の立ち上げに関わる人ならば、目を通しておきたい一冊だ。

マーケティング本おすすめ書籍-23:これからのマーケティングに役立つ、サービス・デザイン入門

サービス・デザインとは、ビジネスを顧客の視点から体系的に捉え直す取り組みだ。

「顧客経験」や「カスタマージャーニー」が脚光を浴びているように、例え製造業であ
ったとしても「モノ」から「サービス」への転換は、避けて通ることができない。

本書はマーケティングやブランディングが「モノ」から「サービス」へと移行する流れの中で、どのように顧客経験をデザインしていけばいいのかを解説してくれているカスタマージャーニーの入門書だ。

更にサービスデザインやカスタマージャーニーを描く上で実践的な12のツールも紹介されており、ワークショップやリサーチ手法に悩んだとき、大きな助けとなるだろう。

これだけCXやカスタマージャーニーが脚光を浴びているにも関わらず、カスタマージャーニーについてマーケティングの視点で解説されている書籍は驚くほど少ない。

顧客経験やカスタマージャーニーを取り入れる入門書として、ぜひ一読しておきたい。

マーケティング本おすすめ書籍-24:UX × Biz Book ~顧客志向のビジネス・アプローチとしてのUXデザイン~

マーケティングには顧客思考が重要だ。この考え方に、あなたは異論を挟まないはずだ。

顧客思考を実現する考え方の一つに「UX(User Experience)」という考え方がある。本書は、そんな「UX」を解説した書籍だ。

「UX」には、未だ明確な定義が確立していない。更に本書は各著者のオムニバス形式となっているため、様々な著者による「UXとは?」が展開されているのが特徴だ。

一見、それぞれの著者がバラバラの見解を語っているようにも読めるが、だからこそ「各著者が共通して指摘している事柄」は、そのまま「UXの本質」となる。

「顧客とのエンゲージメント」の重要性が叫ばれる中で、どのマーケティング担当者も「UXアプローチ」に対する理解は避けて通れない。

これまでUX関連の書籍は手法や学術的な内容に偏っている嫌いがあったが、本書はUXに対する「多様な解釈」と「根本にある本質」の双方をわかりやすく示してくれる稀有な書籍だ。

マーケティング本おすすめ書籍-25:売上につながる「顧客ロイヤルティ戦略」入門

モノが溢れ変化のスピードが早い現代において、既存顧客からのロイヤリティ獲得は待ったなしの状況だ。

しかし多くの企業では「顧客志向」を掲げつつも、様々な事情やしがらみにより、単なるお題目で終わってしまうことも多い。

ともすれば「顧客志向」は理想論として片づけられがちだが、本書は「顧客志向によるロイヤリティ向上」を「売上の最大化」に直結させるための指針や方法論を解説している。

CRMやロイヤリティ構築に関しては、国内ではまだまだ解説書が少ないのが現状だが、本書は日本企業の実情に即した形で再現性のあるノウハウが解説されている。

もしあなたがCRMやマーケティングを行なう立場であれば、ぜひとも手元に置いておきたい。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-26:ネット・プロモーター経営〈顧客ロイヤルティ指標 NPS〉で「利益ある成長」を実現する

あなたは「顧客ロイヤルティを向上させるための"たった一つの質問"」をご存じだろうか?

本書は「顧客ロイヤルティを生み向上させるための"たった一つの質問"」であるNPSの誕生から10年を経て出版された「顧客ロイヤルティを知る究極の質問」の増補改訂版だ。

NPSが登場した当時は単なる「指標」に過ぎなかったが、本書では「仕組み・システム」へと進化させる方法が解説されている。

また、アップルやアメリカンエキスプレスなどの事例だけでなく、日本語版の特典として日本企業への導入事例も紹介されており、実践を想定しやすいのも特徴だ。

もし、あなたのミッションに「顧客ロイヤリティ」が含まれているのなら、外せない一冊だ。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-27:手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略

本書は、マーケティングミックスの一角である「マーケティングコミュニケーション」について「7つのコミュニケーション戦略の方法論」をまとめて解説した書籍だ。

本ブログの筆者であるk_bird`はこれまで「広告代理店→外資系コンサルティングファーム→広告代理店」と渡り歩いてきたが、広告代理店目線そしてコンサル目線の両面から見て、非常にバランスの取れた書籍だといえる。

残念ながらコミュニケーション戦略の書籍は、これまで各広告代理店の「主張」として発刊されてきた側面が強かっただけに、本書のようにコミュニケーション戦略全体を俯瞰して整理した書籍は非常に貴重だ。

また、それぞれのコミュニケーション戦略論の歴史的変遷や、プランニングの方法論が体系的に解説されているため、初学者にとってもわかりやすいのが特徴だ。※kindle Unlimited(980円読み放題)対象書籍 ※記事執筆時点

マーケティング本おすすめ書籍-28:マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?

優れたマーケティング戦略も、組織として動こうとするとなかなかうまくいかない。あなたはそんな経験をしたことがないだろうか?

本書は、マーケティングが機能しない原因を、マーケティング担当者が持つ「マーケティング脳」と、経営幹部層が持つ「マネジメント脳」の違いだと説く。

k_birdは、マーケティング実務を行う広告代理店と、マネジメントの方法論を指南するコンサルティングファームの両方を経験しているが、本書の解説には合点がいくことが多い。

あなたは、あなた自身が描いたマーケティング戦略を実現させたいと思っているはずだ。しかし「敵は身内にあり」というように、まず突破すべきはあなたの会社の経営幹部層だ。

もし、あなたがあらかじめ「マネジメント脳」の視点がわかっていれば「身内」を突破するための準備はしやすくなる。

そんな「身内」を突破するために、読んでおいて損はない書籍だ。

 

マーケティング本おすすめ書籍-3:マーケティングリサーチを学ぶ6冊

マーケティング本おすすめ書籍-29:マーケティング・リサーチの基本

あらゆるブランディングやマーケティングは、生活者理解から始まる。

生活者理解を進める上で、実務上必ずマスターしておきたいのがマーケティングリサーチだ。

本書は定量調査・定性調査を含め、多種多様なマーケティングリサーチを目的別に解説した、いわばマーケティングリサーチの総合ガイドだ。

特筆すべき点は、従来型のリサーチだけでなく、インサイトリサーチやモバイルリサーチ、MROCなど、広範なリサーチ手法をカバーしてくれている点だ。

もし、あなたが一通りのマーケティングリサーチ手法を俯瞰しておきたいなら、最適な書籍だ。

マーケティング本おすすめ書籍-30:マーケティングリサーチの論理と技法

例えマーケティングリサーチの概要を理解していたとしても、その実務や要諦を理解していなければ、質の高いマーケティングリサーチは行えない。

本書の特徴はマーケティングリサーチの実務が調査課題に沿って体系的に整理され、必要な実務知識を全て網羅していることだ。

本書は、マーケティングリサーチの実務家の中では、いわば「定番書」となる。
k_birdから見ても、マーケティングリサーチの知識と技術の「本格的な学習」を目指す人々にとって、現在望みうる最良の書籍だ。

本書は、マーケティング担当者であれば一度は目を通しておきたい、マーケティングリサーチのテキストだ。

マーケティング本おすすめ書籍-31:統計学が最強の学問である

あなたは、ビジネスに関するデータをただ漫然と眺めてはいないだろうか?

本書は、データを扱う際の主要なスキルの一つである「統計学」を優しく解説している入門書だ。

昨今、ビッグデータやデータドリブンなど、あたかも「データが中心」とも誤認されかねない風潮が目立つが、どのようなデータや統計手法も「ビジネスに利益をもたらす意思決定につながるかどうか?」という視点で語られなければならない。

「統計学の本」といえば、あなたは「数式ばかりの小難しい書籍」として、身構えてしまうことだろう。

しかし本書が重視しているのは「数式そのもの」ではなく「数式の背景にあるロジック」だ。これらの「ロジック」を理解して初めて、統計学をビジネスに活用することが可能になる。

本書は、統計の背後にあるロジックや用語を、極めてフランクな語り口で解説してくれている。

統計学の本としては35万部を越える異例のベストセラーになったことからもわかる通り、統計に詳しくない人にもわかりやすい入門書となっている。

本書を読み終えた後は、これまで数字を見ながら「なんとなく」で決めていた事柄に対して「統計思考」で判断できるようになるはずだ。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-32:「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本

本書は、統計的な物の見方を身に付けた人が、統計思考を実務に落とす際に有用な書籍だ。

本書は、はじめてデータ分析をする新人が、データを集めて分析を行い、プレゼン資料を作成するまでの過程をストーリーを交えて紹介している。

また、回帰分析などの分析手法について「Excelではどうすれば出来るのか」など、今日から使えるテクニックも満載だ。

本書が紹介している様々な局面でデータ&統計分析を活用してみることで、あなたはこれまでとは異なった、より付加価値の高い「予測」や「意志決定」ができるようになるはずだ。

マーケティング本おすすめ書籍-33:マンガでわかる統計学 回帰分析編

本書は、物事や事象を予測する際に必須となる「回帰分析」について解説している書籍だ。

表紙画像をご覧になるとわかる通り、マンガを使って極めてわかりやすく「回帰分析」を解説してくれている。

「回帰分析」は、主に物事の予測の際に用いる統計解析手法だが、回帰分析の背後にあるロジックさえ理解できれば、その応用編となる「重回帰分析」や「数量化理論」に対しても、理解しやすくなるはずだ。

本書は、様々な数式が出てくるが、ある程度読み飛ばしてもある程度わかるように編集されている。

ぜひ、本書で「予測」や「回帰分析」の背後にあるロジックを理解して欲しい。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-34:誰も教えてくれなかった因子分析―数式が絶対に出てこない因子分析入門

本書は、ターゲット理解に必須となる「因子分析」に解説してくれている書籍だ。

「因子分析」は、生活者をライフスタイルや価値観でセグメントするときには必須となる統計手法だ。

「数式が絶対に出てこない因子分析入門」とサブタイトルで歌われている通り、極めてわかりやすく「因子分析」が解説されている。

本書を読めば因子分析の背後にあるロジックが理解できるようになる。

あなたがデータサイエンティストを目指すのでない限り、マーケティング担当者として理解しておくべき多変量解析手法は「回帰分析」「因子分析」までで充分だ。

ぜひ、本書で「因子分析」の背後にあるロジックを理解して欲しい。

 

マーケティング本おすすめ書籍-4:ペルソナ設定/消費者インサイトを学ぶ8冊

マーケティング本おすすめ書籍-35:実践 ペルソナマーケティング 製品・サービス開発の新しい常識

ペルソナデザイン学びたい場合、お薦めできる本は「実践ペルソナ・マーケティング 製品・サービス開発の新しい常識」の一択となる。

ペルソナ戦略関連の本には、ほかにもペルソナ戦略―マーケティング、製品開発、デザインを顧客志向にするペルソナ作って、それからどうするの? ユーザー中心デザインで作るWebサイトが存在するが、前者は海外の翻訳書であるため日本国内の実情とはそぐわない点が見られる。また、後者は主にWEBサイト構築におけるペルソナ設定にフォーカスしている点が難点だ。

一方で本書は「マーケティング」におけるペルソナ設定を扱った書籍であり、かつ、事例も国内企業が中心だ。

また著者はもともと三菱総合研究所にて経営コンサルティングに従事されていた方であり、手順の解説も含め、実用性が高い。

ぜひ、あなたのマーケティングやブランディングにペルソナ設定を取り入れたいなら一読して欲しい一冊だ。

マーケティング本おすすめ書籍-36:インサイト

もしあなたがマーケティング担当者なら、毎日のように「生活者ニーズ」に想いを馳せているはずだ。

本書は「生活者ニーズ」よりもう一歩深くにある「消費者インサイト」の重要性を説いた一冊だ。

「インサイト」とは、生活者自身すら自覚していない「心の動き」を指す。

人は、論理的に頭で考えて商品を買うだけでなく、直感や感情に従って商品を買うことも多い。

もし「本人すら自覚していない」直感や感情を捉えることができれば、あなたは顕在化したニーズしか見えていない競合ブランドに対して競争優位を築くことができる。

「生活者が見えなくなった」

もしあなたがそうお感じなら、これまでの市場調査やブランディングを再考する上で、必須の一冊だ。

マーケティング本おすすめ書籍-37:「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング

「インサイト」の重要性は理解したとしても「インサイトを発見するための方法論」がわからなければ、インサイトを発見することはできない。

本書は先に紹介した「インサイト」から一歩踏み込んで「インサイトの発見の仕方」を解説した書籍だ。

「言われてみればなるほどと思えるものの、なかなか思い付きずらいインサイト」をどう発見するのかを、まさに実践トレーニングというにふさわしい具体的な形で提示してくれている。

多くのマーケティング担当者にとって「インサイトの発見」は必須のスキルであるだけでなく、時にブランディングの命運すら左右する。

全てのマーケティング担当者が一読して欲しい書籍だ。

マーケティング本おすすめ書籍-38:「欲しい」の本質 人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方

本書は、延べ600件ものインサイト発見調査を実施してきた著者による「インサイト発見の方法論」を解説した書籍だ。

本書の特徴は、600件もの実証例を元に、俗人的になりがちな「インサイトの発見」を「方法論」として体系化している点だ。

更には、インサイト発見のプロセスにデザイン思考アプローチを取り入れ「欲望マンダラ」「インサイトマンガ」「ひとこと化メソッド」など、従来の調査会社にはないユニークな手法を紹介している点も特筆的だ。

著者も指摘している通り、現代はほとんどの商品・サービスが「だいたい、良いんじゃないですか?」な時代だ。

売れなくなったブランドを再生させたい、新たなアイデアで画期的な商品を生み出したいと考えるマーケティング担当者にとって、本書は発見の多い書籍だ。※kindle Unlimited(980円読み放題)対象書籍 ※記事執筆時点

マーケティング本おすすめ書籍-39:半径3メートルの「行動観察」から大ヒットを生む方法 

「行動観察」は、マーケティングの世界ではホットワードだ。

行動観察とは、その名の通り、観察者がフィールド(現場)に入り、そこにいる人たちの行動を観察して分析することだ。

もしあなたが「行動観察によるインサイト」から生み出された成功事例を知りたければ、本書はお勧めだ。

本書は「妖怪ウォッチ」や「瞬足」「DAKARA」など、行動観察によって開発された具体的な成功事例が多数紹介されており、行動観察やインサイトの活かし方を理解するのに役立つ。

また、定量調査では抜け落ちてしまう「極端なユーザー」の行動にこそ、ヒット商品を生むための重要なヒントが見え隠れしていることが、具体的な事例を通して理解できるのも特徴だ

氷山と同じように、生活者ニーズは本人自身が無自覚で顕在化していないニーズが大半を占めている。
本書は「行動観察」の重要性やインサイトの見いだし方を理解する上で、お勧めの一冊だ。

マーケティング本おすすめ書籍-40:買い物客はそのキーワードで手を伸ばす

商品開発においては、生活者の無意識の部分、つまり深層心理レベルまで踏み込んで理解する必要があることは、あなたも切実に感じているはずだ。

本書の特筆すべき点は、生活者の深層心理から商品に対するインサイトを探ることで、安売りに頼らずとも小売店頭での販売数を高める手法を解説している点だ。

本書では「ハウス食品」と「エバラ食品」でのテスト事例が紹介されており、インサイトを発見するためのインタビューフローなど「ここまで開示して大丈夫?」というレベルで、その手法や手順を余すところなく紹介してくれている。そのまま丸パクリしようとすれば、できてしまうレベルだ。

多くのマーケティング担当者が「もはや特売でしか売れる気がしない」と感じているように、価格競争は熾烈を極める。

そのような中、本書が提案している「インサイトから導く価値創造プロモーション」は、多くのマーケティング担当者にとって大いに参考になるだろう。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-41:この1冊ですべてわかる 心理マーケティングの基本

あなたがマーケティング担当者なら「ターゲットが見えない」「ターゲットの考えていることがわからない」と感じる局面は少なくないはずだ。

そのような中、本書の特筆すべき点は以下の3つだ。

一つは「心理学」や「文化人類学」の理論を定性調査の実務と結びつけることで、より実効性の高い定性調査を指南している点だ。

二つ目は、フォーカスインタビューに留まらず、MROCやその他のモチベーションリサーチなど、定性調査を幅広くカバーしている点。

三つ目は、本音の引き出し方や生活行動の観察法、得られた事実の裏にある真意の読み取り方、更にはそれらのマーケティングへの活かし方などが実践的に解説されている点だ。

生活者のニーズが多様化・複雑化している中で、人の意識や行動を理解するための定性調査の重要性は日増しに高まっている。

もしあなたが「ターゲットが見えない」「ターゲットの考えていることがわからない」と感じているのなら、多くのヒントが詰まった一冊だ。 ※「アマゾンなか見!検索」有

マーケティング本おすすめ書籍-42:心脳マーケティング 顧客の無意識を解き明かす

生活者の思考内容の95%は、無意識のうちに起こっているといわれる。

本書の最もユニークな点は「理論」と「実践」の融合だ。一見ビジネスとは無縁に思える先端領域の概念や理論をマーケティングに応用した上で、さらにマーケティング現場に利用可能な具体手法へと発展させている。

生活者がブランドを選ぶ際の95%の「無意識」は、多くのマーケティング担当者にとって未開拓のフロンティアだ。

「生活者の本音がつかめない」。あなたがそのような悩みをお持ちなら、ぜひ手に取りたい一冊だ。

終わりに

今回は「マーケティングおすすめ本42冊|あなたをブランドにする読書法」と題して、マーケティングのおすすめ本を紹介した。

 今後も、折に触れて「ロジカルで、かつ、直感的にわかるブランディングの解説」を続けていくつもりだ。(過去記事と今後の掲載予定はこちら

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